こんにちは!
暖かくなってくると、どこかに行きたくなりませんか?
先日、私は和歌山県の無人島・友ヶ島(ともがしま)という場所に行ってきました!
多くの観光客が訪れる人気スポットなので行ったことのある方も多いかもしれませんね。
今回は、友ヶ島について行ってみた感想や、行く際の注意点などを書いていこうと思います。
目次
友ヶ島とは、淡路島と和歌山県との間に位置し、紀淡海峡に浮かぶ無人島群(地ノ島、虎島、神島、沖ノ島)の総称名です。
明治時代から第二次大戦まで日本軍の要塞施設となっており、砲台や防備衛所が建設されていたとのこと。
現在でも砲台跡や防備衛所の跡が残っており、ハイキングコースやキャンプ場が開かれたレジャースポットです。
近年は、豊かな自然とレンガ造りの要塞施設跡が醸し出す雰囲気から「ラピュタっぽい場所」として広く知られています。
友ヶ島へは、和歌山の加太港(かだこう)から友ヶ島汽船のフェリーで行きます。
(1)自動車の場合
・阪和自動車道の泉南IC(インターチェンジ)で下道に降りてから約1時間ほど走れば到着します。
・自動車で行く場合は、「友ヶ島汽船のりば駐車場」に駐車します(友ヶ島汽船のりばの目の前です)。
駐車料金は 1日700円です。
駐車可能台数は約50台と意外と少なめです。
(2)公共交通機関の場合
・南海電気鉄道 南加太線・加太駅で下車した後、徒歩約15分で到着します。
(1)フェリーの運航便数
・加太港からのフェリーの運航数は、一日4便です。(ゴールデンウィークや夏季は一日6便です)
・フェリーの定員は約100名ほどですが、混雑時には乗り切れずに「整理券」が配られることもあります。その場合は次の便まで待たないといけません!
できる限り早めに並ぶことをおススメします!
乗船してから20分ほどで友ヶ島の桟橋に到着します!カップルが多かったです。
桟橋を渡ると、野奈浦広場に着きます。
広場には「国立公園 友ヶ島」の看板がありますよ!
(2)フェリーの旅客運賃
フェリーの旅客運賃は以下のとおりです。
・大人:往復 2,000円
・小人:往復 1,000円
その他、荷物は一人1個まで無料です。
それ以上は以下のとおりです。
・小荷物(10kg未満): 200円
・小荷物(10kg~20kg未満): 400円
・小荷物(20kg~30kg未満): 600円
・特殊小荷物(自転車等): 800円
詳しい運航数や運航時間、料金などは、変更されているかもしれないので、「友ヶ島汽船」のサイトで確認してください!
上の表にも記載しましたが、友ヶ島探索の所要時間(滞在時間)は、約3時間~7.5時間です(フェリー乗船時間を含む)。
所要時間は、どれだけ見て回るかに寄るため、人によって異なります。
私は、島内ほぼ全ての場所を回っただけですが約6時間でした。
がっつり島内すべてを見て回りたいなら、朝一番のフェリーに乗船することをおすすめします!
島内は豊かな自然に囲まれた無人島で、舗装されている道路などほぼ皆無です。
また、島内の各所を巡る場合には、結構な距離を歩くガチのハイキングコースです。
友ヶ島を散策する際には、「ハイキング用の靴」や、「日焼け防止や虫対策用の長袖の服」くらいは持って行ったほうが良いと思います!
森の中を通る細い道や、岩の多い道などもあります。
野奈浦広場に自動販売機はありますが、島内を散策中に飲み水などを購入できる場所はほぼ無いと思ってください。
ですので、食べ物や飲み物はフェリーに乗る前に購入しておくことをオススメします。
もちろん、ゴミは持ち帰りましょう!
島内には、トイレが4か所しかありません!
(①野奈浦広場、②池尻キャンプ、③第3砲台付近、④南垂水キャンプ場)
トイレに行きたくなっても、すぐに行けない場合もあります!
事前にトイレの位置を確認しておき、トイレを見つけたら必ず行っておきましょう!
マップは、フェリーの乗船券を購入する際にもらえます。
また、「和歌山市観光協会 公式HP」の「自然・景観スポット 友ヶ島」でマップのPDFファイルをダウンロードすることもできます。
島内には多くの見どころスポットがありました!
いくつか写真付きで紹介したいと思います。
野奈浦桟橋から10分ほど歩いたところにある第5砲台跡です!
階段は実際に上ることができます。
朽ちた感じが良い味でてます! レンガ造りなので、異国情緒のある廃墟って感じですね。
海の近くにある第2砲台跡です!
裏に回ると崩落してます!
後で調べてみたところ、どうやら終戦後に爆破処分された為のようですね。
明治5年竣工の友ヶ島灯台です!
陸地では、ここが日本標準時子午線 日本最南端の地です!
すごく南に来た感じがします(^^)
屋根に草木が生えているところが、渋い!
もちろん屋内にも入れます。梁やレンガがボロボロになっていて雰囲気でてますね!
これぞ廃墟って感じです。
ここの雰囲気がとても良かったです! 最も人気のあるスポットだと思います!
多くの人がカメラを持って撮影してますね。
階段を登って、砲台跡を上から撮影!
階段で地下におりることもできます!
地下道は真っ暗なのでスマホのライトか懐中電灯は必須です。
何歳になっても、こういう場所を見ると中に入ってみたくなりますよね!?
他にも見るべき場所がいっぱいあります!
展望台からは、友ヶ島灯台を挟んで淡路島を見ることができます!
キャンプ場もありますよ! 下の写真は南垂水キャンプ場です。
朽ちた建物が自然の中に佇んでます。
奥に見える島が「虎島」です!
虎島に通じる通路は崩落しており、満潮時は水没します!
見てのとおり、今回は虎島に行けませんでした…。
次来るときはぜひ行きたい!!
虎島に行こうと考えている方は、干潮時間を確認して行きましょう!
無人島や廃墟に興味がある方は是非行ってみてほしいスポットです!
ただし、舗装されていないハイキングコースを結構歩きます!
ですので、靴や心の準備はしていってください(笑)
また、見どころスポットが多いため、ゆっくりしていると一日では全部回りきれない可能性もあります!
私ももう一度行きたいと思っています!
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