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【ホラ!!あな】奈良県の鍾乳洞・不動窟に行ってきた感想【アクセス・所要時間など】

こんにちは!

 

私の中では洞窟や鍾乳洞めぐりが静かなマイブームになっています。

洞窟や鍾乳洞って何故か行ってみたくなるんですよね~!

 

 

ということで、今回は私が最近行ってきた奈良県の川上村にある鍾乳洞・不動窟(ふどうくつ)についての感想などを書いていきたいと思います!

 

 

『不動窟鍾乳洞』とは?

不動窟鍾乳洞とは、奈良県吉野郡川上村に位置する鍾乳洞で、奈良県の天然記念物に指定されています。

修験道(しゅげんどう)の裏行場としても知られており、洞窟内にまつられている不動さんの名をそのまま洞窟の名前としています。

 

 

洞内は長さ約140メートルで、平均気温13℃です。

入口から第1~第4窟あり、各所に「胎内潜り」「不動の滝」「不動坂」「三途の川」「無情の橋」などの名前が付けられ親しまれています。

 

 

特に第3窟には、滝状の急流(不動の滝)があり、その付近の石灰岩上に不動尊が安置されています。急流に沿って奥に進むと川(三途の川)があり、さらに狭い通路(胎内潜り)を抜けると第四窟(奥の院広場)に達します。

 

第3窟を滝状に流れる急流は、鍾乳洞入口のはるか下で吉野川に流出するが、源流の詳細は不明とのことです。

 

 

 

別記事(参考)

このほかに、不動窟鍾乳洞の付近には、「大台ケ原山」「大滝ダム」などの見学スポットがあります! これらもレポしているので、よかったら見てみてください。

 

参考:「 奈良県の大台ケ原(東大台)に行った感想

参考:「 大滝ダム・防災ステーションの見学レポ

料金・営業時間

(1)不動窟鍾乳洞の料金

大人(中学生以上): 500円
小人(小学生以下): 300円

このほか団体(15人以上)割引あり。

 

 

(2)不動窟鍾乳洞の営業時間

 9:00 ~ 17:00?

奈良県観光公式サイト等には営業時間が記載されておらず、駐車場にあった看板でもガムテープが貼られていました。

営業しているか確認したい場合は、事前に電話などした方がよいかもしれません。

 

 

不動窟鍾乳洞へのアクセス

不動窟鍾乳洞へは、自動車もしくは公共の交通機関を使って行くことができますが、私は自動車(タクシーを含む)で行くことをオススメします。

 

(1)自動車で行く場合

不動窟鍾乳洞は国道169号線沿いにあります。そのため、国道169号線沿いに車を走らせれば、「不動窟入口」の看板が見えます。

 

 

(2)公共の交通機関を使用する場合

近鉄・大和上市駅からバス停「不動窟」行きのバス(奈良交通)が出ています。
(但し、本数が極端に少ないです)

 

 

(3)駐車場について

駐車場は、喫茶店「ホラ!!あな」下にありますが、キャパは少ないと思います(目算で普通車10台程度です)。

 

 

不動窟鍾乳洞の滞在時間(目安)

上の表にも記載しましたが、不動窟鍾乳洞の滞在時間(所要時間)は、約30分~1.0時間です。

 

但し、所要時間は人によって異なります。私は、じっくり見て回って約45分(喫茶店での食事や休憩なし)でした。

 

 

 

不動窟鍾乳洞での服装などについて

服装や靴には注意!

・洞内は年間を通して平均気温が約13℃でヒンヤリとしています(私が行ったときは14.5℃でした)。半袖だと少し肌寒いかもしれません。

 

 

・また、洞内は狭くて天井が低い通路もあり、床や壁面などは濡れています。衣服や靴が汚れたり、濡れたりする可能性があります。

 

 

・さらに、駐車場(喫茶店「ホラ!!あな」)から不動窟の入口までは、長い階段(129段)を上り下りしなければなりません。

ですので、「体温調節ができて多少汚れても良い服装」と「歩きやすい靴」を準備して行きましょう。

 

サンダルやヒールで行ってしまった場合でも、喫茶店「ホラ!!あな」長靴をレンタルしてくれます。

 

 

懐中電灯があれば良い

洞内には照明が付いていますが、何カ所か暗くて足元が見えず危ないなと感じることがありました。

懐中電灯(スマホの照明でも可)を持っていると安心かと思われます。

 

 

 

不動窟鍾乳洞の見どころ・探索レポ

不動窟入口へは、喫茶店「ホラ!!あな」を通って行きます。

広くてアットホームな空間ですね。
不動窟に行った後、ここで昼食をとったり、休憩しても良いと思います。

 

 

喫茶店「ホラ!!あな」の不動窟入口のドアを開けて、いざ出発!

 

 

不動窟の入口までは、ここから長い階段を下りる必要があります。
階段が長いためか途中にベンチが設置されてました。

 

 

階段の途中から喫茶店「ホラ!!あな」を撮影した写真。
凄い位置に建っているのが分かりますね。

 

 

不動窟入口に到着しました!
「落石注意」の看板があるように、山の中腹にある洞穴といった感じです。

 

 

なお、不動窟の入口の前から川(下流にある大滝ダムへと流れる川)を見えました!

いつもはきっとキレイな川なんでしょうが、 前々日が大雨だったため、川が濁っていたのが非常に残念…。

 

 

洞内に入ると、奥が見えない程長い通路が! ワクワクしてきますね。

通路の床面はコンクリートで舗装されていますが、天井は岩肌がむき出しになっています。

 

 

上の写真は「不動坂」です。ここから更に地下へと下っていきますが、明るくて手すりもあるので歩きやすかった。

 

 

「不動坂」を抜けたところが暗くなっており、フラッシュを付けて写真撮影するとモヤモヤしたものが…!!

一瞬 心霊現象かと思って焦りましたが、懐中電灯をつけると光の通路が見えました。どうやら微小な水の粒子が舞っているようです。
「不動の滝」に近い場所なので水分だと思います)

 

 

第3窟へ抜ける通路は天井が低く、かがんで移動する必要があります!
少しケイビングしている感覚を味わえますよ(^^)

ここに「頭上注意」の看板がありましたが、頭ぶつけました…。

 

 

第3窟に着いて真っ先に目に入ってきたのは「不動の滝」です! もの凄い勢いで流れる水の轟音に圧倒されます。

ここに柄杓(ひしゃく)が置いてあり、水を汲めるようになっています。ここの水は「長寿水」らしいので、長生きしたい人は飲んでみてください!

また、「不動の滝」の横の石灰岩の上には「不動尊」が安置されています。ライトアップされていて荘厳な姿をしています。

 

 

第3窟の岩肌がとても神秘的だったので思わず写真を撮ってしまいました。

 

 

そして、第3窟から「三途の川」に向かう階段や通路はかなり暗かったです。
ここは足元に注意してください!

 

下の写真に写っているのが「三途の川」「無情の橋」です。
「不動の滝」の急流が流れ込んでおり、「三途の川」はかなりの水量がありました。

上の写真を見てわかるように、水面が橋のすぐ下まできています!

「これ雨の日とかどうなるんだろう?」と思っていましたが、後で調べたら第3窟から先が水没して臨時休業になることがあるらしいです。

 

 

なお、「無情の橋」は金属製でしたが、ずっと水に使っていて腐食しやすいため、何度か掛け直しているのかもしれませんね…。

この「無情の橋」を渡った後、「胎内潜り」という狭い通路を通って第4窟に行くのですが、ここからはずっと天井が低くなっています!

 

 

第4窟(奥の院広間)は、高さ約12メートル、広さ約10平方メートルの大ホールです。

第4窟では、石灰岩や緑色岩類の岩肌や不完全な石筍(せきじゅん)、幕状の鍾乳石などを見ることができます!

 

 

「立入禁止」の看板が泥で見えません!

 

 

その他の注意点

不動窟は第4窟(奥の院広間)までなので、第4窟からは来た道を折り返して帰ります。

私が行ったときは空いていて、帰りに他の観光客とすれ違うことはなかったですが、混雑時には他の観光客と鉢合わせになることもあると思います。

 

不動窟には、すれ違うのが難しい狭い通路があるので、ご注意ください!

上の写真は、第4窟から見た「胎内潜り」です。
このような暗くて狭い通路は、他の観光客とすれ違うのは無理だと思われます。

 

 

最後に

鍾乳洞入口への長い階段の上り下りや、狭くて天井が低くてかがんでの移動もあり、かなり動き回ったので良い運動になりました!

 

また、鍾乳石の数は少なかったですが、洞内を流れる「不動の滝」など見どころが多いのが良かったですね。

特に「不動の滝」の急流の勢いは圧巻で、ヒンヤリした洞内で、その急流と水の流れる大きな音を聞いていると時間を忘れそうになりますよ。

 

 

奈良県に行く際にはぜひ一度体験してみてほしいスポットです。
きっと良い想い出になると思うので、次の休みは不動窟鍾乳洞に行ってみてはどうでしょうか?

それでは、また!

 

 

別記事(参考)

このほかに、不動窟鍾乳洞の付近には、「大台ケ原山」「大滝ダム」などの見学スポットがあります! これらもレポしているので、よかったら見てみてください。

参考:「 奈良県の大台ケ原(東大台)に行った感想

参考:「 大滝ダム・防災ステーションの見学レポ

コアテン

関西でフリーランス生活を送る元サラリーマンのメンズです。 最近、家庭菜園を始めました!将来の夢は「田舎で自給自足のスローライフ」 毎日いろいろ試行錯誤しながら、日々の出来事や学び、成果などを発信してます♬

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