こんにちは、コアテンです!
今回、私が紹介したいのは『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』という本です。結構前から気になっていた書籍ですが、先日ようやく読むことができました。
以下、書籍『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』を読んだ感想 や 総評 などについて紹介したいと思います。
(1) まず、ファクトフルネスとは、データや事実に基づく世界の見方(客観的なモノの見方)を言います。
現代の世界を、私達はあまり良くないことも多く残酷な世界であると多くの人が考えています。しかし、それらは事実ではなく、私達が目の前の事実を誤認(本文では「ドラマチックな世界の見方」と書かれています)してしまう本能・認知バイアスがあるからだと著者は述べています。
本書では、なぜ人は事実を錯覚してしまうのかということを説明した後で、
以下に示す10個の本能(思い込み)を事実・データを使って解いていき、それに対するファクトフルネスの方法(事実に基づく世界の見方と、10個の本能の抑え方)を提示してくれます。
(2) 本書に記載された本能(思い込み)は、人類の長い歴史の中で培われてきたものであり、私達の生存にとって何かしら有利に働いたことは言うまでもありません。
しかし、「人間は自身が持つ本能(思い込み)によって、事実を違うものとして錯覚(認識)しがちである」ということを知っておくことは、これからの人生を生きていく上でとても重要だと 私は思います。
また、この本に書かれている事実・データに基づいて世界を見つめれば、世の中はそれほど悪くはなく、少しずつ良くなっていっていると安心感を持つことができました。
なお、本書の最後の章(第11章)には、「ファクトフルネスの大まかなルール」が記載され、簡単にまとめられているので、あとで簡単に復習したい場合はコチラを確認すれば良いと考えます。
事実・データを使って、世界の見方に対する私達の10個の本能(思い込み)と認知バイアスの存在を示し、それらを一つ一つ事実を使って解いていってくれる一冊です。
ファクトフルネス(事実に基づく世界の見方)を実践し、ありのままの世界をその目で見ていきましょう!
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