こんにちは!コアテンです。
今回、私が紹介したいのは『江副浩正』という本です。
ご存じの人も多いと思いますが、江副浩正(えぞえ ひろまさ)とは、株式会社リクルートを創業した日本を代表する起業家です。
リクルートといえば大学新聞広告から始まって、人材派遣を中心に様々な事業を展開する巨大企業へと成長した会社であり、そのDNA・経営理念(リクルートイズム)を受け継いだ著名人を今も数多く輩出しています。
以下、書籍『江副浩正』を読んだ感想などについて紹介したいと思います。
書籍『江副浩正』は、江副浩正氏の人生と株式会社リクルートが歩んできた軌跡を、客観的に描写したノンフィクション本です。
・本書は、江副浩正氏の伝記でもあり、リクルートの軌跡と経営理念を書いた本だとも言えます。
リクルートの創業者・江副浩正氏とはどういった人物だったのか、リクルートとはどういう企業だったのか。その両方を知ることのできる貴重な本でした。
・また、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」などの言葉に象徴されるリクルートのDNA(リクルートイズム)から生まれたいくつもの事業や経営者達の現在の活躍を見ると、江副氏が後世に残したモノの大きさに驚かされました。
・また、この本では、
「分からないことはお客様に聞く主義」「フィードバック営業」「事業とはスピードである」「社員皆経営者主義」などのリクルートの経営理念だけでなく、
江副氏とリクルートが、ビジネスで直面した問題に対してどのように考え・対処していったのかも詳細に記述されています。
他人がやらないことを率先して始め、常に挑戦者だった経営者・江副氏の考え方や思想は、現代の多くのビジネスに広く通じるものと感じました(なお、本書の中で 気になったところをマーカーで引いていたら真っ赤になるほど、多くの気付きを与えてくれました)。
内容がとても濃くて読み応えのある本でしたが、最近読んだ本の中ではかなり印象深い一冊になりました!
江副浩正氏の人柄やその変容の過程を記した伝記でもあり、リクルートイズムに触れられる本書は、経営者を目指すビジネスマンのみならず、新社会人の頃にも読んでおきたい一冊だと思います(私自身、新社会人の頃に読みたかった)。
リクルートや創業者・江副氏のことを知りたい場合は、まず一番初めに読んでみてください。必ず心の中に、多くの学びや気付きを残してくれると思います。
それでは!
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