こんにちは、コアテンです!
今年からミニトマトを育てているのですが、日照不足からか梅雨の時期に大量に花が落ちてしまった影響から、現在はミニトマトの実が熟すのを首を長くして待っているところです。
ところが 先日、朝の水やりのときにミニトマトのチェックをしていると、全ての実がシワシワに干からびてしまっていました (;゚Д゚)
正に一夜にして萎んでしまって悲しかったです。
ミニトマトの実は、雨などで濡れると「実がシワシワになったり、実が割れたりすることある」というのは知っていたので、前夜に雨が降っていたかどうか考えましたが、全く降った様子はありませんでした。
早速ネットで検索してみると、実がシワシワになる原因は、根腐れや虫食いなどが考えられるということでしたが、そちらでも無さそうだったので頭悩ませました!
ですが、その理由が分かりました!
今回は、「ミニトマトがシワシワになった様子」と「その原因と回復経過」について紹介したいと思います。
目次
下の写真は、朝にシワシワに干からびたミニトマトの実の様子です。
驚いたのは、全ての実が干からびて萎んだことです。
この様子を見たとき、私は「あ、この季節のミニトマトの収穫は終わってしまった…」と本気で落胆しました(笑)
タイトル通りです、はい(笑)
流石に これだけで終わるのも何なので、なぜ水不足だと分かったのかについて補足説明をしておきます。
「❶ ミニトマトの葉っぱと、バジル(同じプランタで育てていたコンパニオンプランツ)が思った以上にしおれていたこと」
「❷ プランタの土が完全に乾いていたこと」です。
下の写真は、しおれて垂れ下がったミニトマトの葉っぱの様子です(❶)。
見るからにグッタリしていました。写真は残っていないのですが、バジルもグッタリした様子に…。
そして、ミニトマトのプランターの土は、フリーズドライの味噌汁のブロック並みにカラッカラに乾いてました(❷)。
流石に、こんなに乾いているのに根腐れは有り得ないと考えました。
とりあえず、朝にミニトマトに水をたっぷりあげて、夕方にも水をたっぷりあげました。すると、徐々にしなびた実や葉っぱが膨らんで回復していきました!
下の写真は、朝に水をたっぷりあげてから、約7時間後のミニトマトの実の様子です。
かなり回復しましたが、まだ一部はシワシワが残っていました。
しかし、さらに一晩経つと(次の日の朝には)全ての実がパンパンに膨らみを取り戻しましたし、一部の実は順調に赤くなり始めてきました。実がシワシワになったことで、味への影響も考えられますが、それは収穫後のお楽しみにとっておきます。
私は、ミニトマトが実に対して栄養や水分を送るのは、実が大きくなるまでだと思っていました。つまり、ミニトマトは実が大きくなった後、茎から実に対して栄養・水分のやり取りは 全然行っていないと思っていました。
しかし、今回 水不足からミニトマトの実がしおれたことで、ミニトマトは収穫時まで茎を通して、実に対して栄養・水分など結構やり取りしてるのだと知りました (^-^)
以前、未完熟の実を放置して天然毒素・トマチンが経時分解されるか否か実験しましたが、それ以外にも実が熟すにつれて茎を通じてトマチンが排出(代謝)されているのかもしれませんね。
参考記事:「 ミニトマトの実は完熟まで待ってから食べよう!危険なトマチン 」
余談ですが、ミニトマトはとても逞しく、少しでも穴があいていると根っこが伸びていきます。水や栄養への執念が凄い(笑)
上の写真は、ミニトマトのプランタの下から受け皿まで伸びた根っこです。
上の写真は、別のミニトマトの苗をヨーグルトパックで育てていたときに、パックに開けた水抜き穴から伸びた根っこの様子です。
今回、お伝えしたかったのは「水不足になるとミニトマトの実がシワシワになることがある」ということです。
ネット検索しても、「水をやり過ぎて根腐れしたのが原因」か「害虫による被害が原因」というのが大半でした。しかし、こういった「水不足が原因」の場合もあるということは頭に留めておいて頂けると幸いです。
皆さんもミニトマトを育てていて実が急にシワシワになっても、慌てずに対処してあげてくださいね。きっと美味しい実がたくさん収穫できますよ♬
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