こんにちは、コアテンです。
今年はミニトマトを育てているのですが、花を付けてから完熟するまで一ヵ月以上と、ずいぶん長い時間かかります。なので、できた実は全部美味しく頂きたいものですよね。
でも、大事に育てたミニトマトの実が突然だって割れることがあるんです。実は少し肌寒くなってきた11月中旬からミニトマトの実が割れやすくなりました…(T_T)
そこで今回は、ミニトマトの裂果(実が割れること)の原因とその対策について簡単に紹介したいと思います。
目次
受粉が成功して順調に実が育ってきたのに、ミニトマトの実が割れてしまう原因は次のとおりです。
以下、簡単に説明していきます。
(1) 乾燥後の急激な吸水
乾燥した状態が続いた後に、大量の水をあげるとミニトマトの根が急激に水分を吸い上げてしまいます。そして、急激な吸水による実の肥大に、皮が耐え切れず割れてしまいます。
なお、皮が割れるのは赤く着色した後が多いようです。青い実は皮が柔らかく伸縮するので割れにくいとのこと。
(2) 急激な温度差
朝晩と昼の温度差が激しいと、ミニトマトの実が割れることがあります。
つまり、温度差による実の膨張(または皮の収縮)で裂果します。これ以外にも夜露でも裂果する可能性は高くなるとのこと。なお、急激な温度差で裂果するのも、赤く着色した後が多いようです。
特に驚いたのは、摘果しておいたミニトマトの実を窓際に置いていたら、朝になって割れていたことです。前日収穫したときには割れてなかったのにです。
「えー!そんなことってあるの!?」って思わず声が出ました。
(3) 強い日差し
ミニトマトには、青い実が強い日差しを浴び続けると皮が硬くなるという性質を持っています。皮が硬くなると実の肥大に皮が耐え切れなくなって破れてしまいます。
極度の乾燥状態にならないよう、基本的に「水やりの量を一定にする」のが良いと思われます。もちろん、雨に直に当たらないように、鉢植えの場合はミニトマトを軒下などに移動させましょう。
急激な温度差が原因の場合、「鉢植えなら夜間はミニトマトを屋内に入れる」くらいしか対策はありません。
なお、裂果しにくい品種もあるようです。苗を購入する際に裂果しにくい品種を選ぶようにするというのも有効だと思われます。
真夏の昼などは日陰に移動させると良いと思います。
また、葉っぱを摘む際、実が葉っぱの陰に入るように葉っぱを少し残すのも有効です。それが難しい場合には、遮光シートや不織布、麻布などを被せてると日陰ができます。
割れたミニトマトは問題なく食べられます。
但し、割れていないミニトマトに比べて、割れたミニトマトは風味が多少落ちていると感じます。また、ミニトマトを食べたときの「プチュン」と弾けるような食感もありません。
裂果したミニトマトは、サラダなど生で食べるのではなく、加熱した料理などに使用すると良いと思います。
手塩にかけて育てたミニトマトですから、裂果しない状態で収穫したいものですよね。皆さんもミニトマトを育てていて実が割れる場合には参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬
This website uses cookies.
また、割れないまでも、実の表面がザラザラになってフレッシュ感がなくなることが多かったです(下の写真を参照)。