こんにちは!
一昨年、私は五代松鍾乳洞や面不動鍾乳洞の観光のため、洞川温泉エリアに行ってきました!
実は、その際に洞川温泉エリア(蟷螂の岩屋、蝙蝠の岩屋、かりがね橋、大原山)を徒歩で一周してきていました!
今回は、奈良県の天川村にある 洞川温泉エリア巡り(蟷螂の岩屋、蝙蝠の岩屋、かりがね橋、大原山)についての感想、アクセス方法、所要時間などを書いていきたいと思います!
目次
・洞川温泉(どろかわおんせん)とは、奈良県吉野郡天川村にある温泉のことであり、標高820m余りの高地の山里に位置しています。
純和風木造建築の旅館などの宿泊施設や、土産物店などが軒を連ねた温泉街があり、その集落の中を大峰山への参道が通っています。また、付近には面不動鍾乳洞や五代松鍾乳洞があります。
・なお、日本名水百選に選ばれている「ごろごろ水」が湧出する大峰山の登山口付近は現在整備され、大きな駐車場や水くみ場が建設されています。
「ごろごろ水」の名称は、役行者(えんのぎょうじゃ)が大峰山より下山した際にこの地で水を飲み、洞窟の奥から小石が転がるような音がしたことから名づけられたとのこと。
・かりがね橋とは、龍泉寺裏のモミ林と大原山との間に架かる全長120m、高さ50mのつり橋です。橋の名前は現地でイワツバメのことを「かりがね」と呼ぶことから付けられています。
・蟷螂(とうろう)の岩屋(窟)とは、役行者が大峰開山の際に「一之行場」として開いた洞窟です。
・蝙蝠(こうもり)の岩屋(窟)とは、役行者が大峰山を開いた際に仮住まいとして小森修行をしていたとされる洞窟です。
別記事(参考)
このほかに、付近(洞川エリア)には、「面不動鍾乳洞」や「五代松鍾乳洞」などの観光スポットがあります! これらもレポしているので、よかったら見てみてください。
参考:「奈良県の面不動鍾乳洞レポート」
参考:「奈良県の五代松鍾乳洞レポート」
(1)ごろごろ茶屋の営業時間
・9:00~18:00
年末年始は休業しています。また、時期によって8:00から営業している場合もあるようです。
(2)ごろごろ茶屋の駐車料金
・1回(一時間未満): 500円
・1日(一時間以上): 1,000円
「ごろごろ茶屋」の駐車場は名水ごろごろ水の採水場になっています。駐車料金には、施設利用料(採水など)も含まれています。
そのため、洞川温泉エリア散策するのなら、ココに駐車することをオススメします!
洞川温泉エリアへは、自動車もしくは公共の交通機関を使って行くことができます。
(1)自動車で行く場合
国道309号線経由で国道21号線に入り、そこから約15分ほど走行すれば到着します。
(2)公共の交通機関を使用する場合
近鉄・下市口駅から奈良交通バス・洞川温泉行きのバスに乗って(約1時間20分)、洞川温泉で下車した後、徒歩約40分で到着します。
上の表にも記載しましたが、(五代松鍾乳洞、面不動鍾乳洞での滞在時間を除く)洞川温泉エリア巡りの所要時間(滞在時間)は、約2時間~3時間です。
但し、所要時間は人によって異なります。私は、下の写真のような順序で見て回って約2.5時間(鍾乳洞での滞在時間を除く)でした。
①ごろごろ茶屋(ごろごろ水の採水):約10分
↓(移動時間:約10分)
②五代松鍾乳洞:約1時間
↓(移動時間:約20分)
③蟷螂の岩屋・蝙蝠の岩屋:約15分
↓(寺町通り経由の移動時間:約15分)
④面不動鍾乳洞:約35分
↓(自然遊歩道経由の移動時間:約25分)
⑤かりがね橋:約5分
↓(移動時間:約10分)
⑥大原山展望台
↓(移動時間:約50分)
⑦ごろごろ茶屋
・鍾乳洞の中はヒンヤリしており、半袖では肌寒いかもしれません。
・鍾乳洞や自然遊歩道(洞川自然研究路)は舗装されておらず、狭くて細い道もあります。登山道も険しいため、サンダルやヒールは止めておいた方が良いです。
上の写真は大原山展望台付近の遊歩道を撮影したものです。
ですので、「体温調節ができて多少汚れても良い服装」と「歩きやすい靴」を準備して行きましょう。
神聖な場所として崇められている場所なので、撮影禁止となっています。
また、入洞する際には清めてもらってから入ります。
危険ですので、定員は守るようにしましょう。また揺すったり物を上から投げないようにしましょう。
条例により天川村の河川でのバーベキューは禁止となったので注意しましょう。
※個人の私有地やキャンプ場等の場所では可能です。
五代松鍾乳洞の最寄り駐車場(ごろごろ茶屋の有料駐車場)に車を停めました。
出発前にこの駐車場で名水「ごろごろ水」の採水を行いました。
その後、五代松鍾乳洞に行ってきました。
参考:「奈良県の五代松鍾乳洞レポート」
五代松鍾乳洞を見に行った後、「蝙蝠の岩屋」「蟷螂の岩屋」に向かって歩きました。
「蟷螂の岩屋」「蝙蝠の岩屋」は川辺にあります。道の途中にある看板に従って、川に向かって下っていきました。
少し下ると、つり橋があって渡ったところに小屋があります。この小屋が「蟷螂の岩屋」「蝙蝠の岩屋」の入口です。
このつり橋から見る景色。
「蟷螂の岩屋(窟)」「蝙蝠の岩屋(窟)」は撮影禁止だったので看板を撮影しました。
中はヒンヤリしており、とても静か・・・。
外界と隔絶されている感覚がありました! 古来より鍾乳洞などが修験者の修行場になっている理由が少し分かります。
ここの「山上川」は正に清流といった感じで、時間があれば川遊びしたいくらいに澄んでいました。
大原通りを歩いて山上川を下ってきました。下の写真は洞川温泉郷の「萬歳橋」の様子です。
橋の上から川を見ると、放流しているのか魚がたくさんいました。
さらに歩くと、面不動鍾乳洞に到着しました!
参考:「奈良県の面不動鍾乳洞レポート」
面不動鍾乳洞から自然遊歩道に入っていきます。ここから「かりがね橋」まで約800m。
自然遊歩道は、整備されていますが狭い山道。面不動鍾乳洞から大原山に向かって歩くと、下り坂が多いので楽だと感じました (^-^)
「かりがね橋」に到着!
かなり長いうえに高く、洞川温泉郷を見下ろすことができました! ここからの眺めは一見の価値ありです。
実は「かりがね橋」を温泉街から撮ったのですが、失くしまったようで見つかりませんでした。
残念 (>_<)
「かりがね橋」から10分ほど歩くと、「大原山展望台」に到着しました。
展望台にはベンチがあって眺めも良かったので、ここで休憩と軽食を摂るのにピッタリです。
その後、山道を下って「蟷螂の岩屋」「蝙蝠の岩屋」の横を通って「ごろごろ茶屋」まで帰りました。
面不動鍾乳洞から山道を下ってきましたが、逆だったらシンドかっただろうなと思いました。
洞川エリア(洞川温泉街)にも多数の宿はありますが、結構お高めなんですよね。
そこで今回私が洞川エリアを散策するのに利用したのは「かくれ里の宿 森の交流館」という宿です。
宿泊料金がリーズナブルで、サービスも良く、洞川エリアまで車で30分というアクセスのしやすさが Goodです。
学生の夏休みシーズンに行ってしまったので子供達が走り回っていたのと、隣の部屋のドアの開閉が響いたのが少し気になりましたが、それ以外の接客サービスや部屋の内装、料理、お風呂(黒滝の湯)などがとても良く、心地良く宿泊できました!
特に会席料理は、奈良の郷土料理を味わうことができるので大満足! 機会があれば是非また宿泊したい宿です。
洞川エリア付近での宿泊を考えている方は、チェックしてみてください!
いかがでしたか?
洞川温泉エリアは、鍾乳洞だけでなく、散策しても楽しい正に一粒で何度も美味しい観光スポットです!
洞川温泉エリアに行くなら一日かけて鍾乳洞と散策してみてはいかがでしょうか?
きっと充実した休日になると思います!
別記事(参考)
なお、付近(洞川エリア)には、「面不動鍾乳洞」や「五代松鍾乳洞」 などの観光スポットもあるので、一緒に巡るのも良いと思いますよ! これらもレポしているので、よかったら見てみてください。
参考:「奈良県の面不動鍾乳洞レポート」
参考:「奈良県の五代松鍾乳洞レポート」
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