こんにちは、コアテンです。
先日、知り合いから菊芋の苗をいただきました。
全く初めての野菜だったので、調べてみると色々なことが分かりました。今回は、この菊芋の育て方や注意点について紹介したいと思います。
目次
菊芋(きくいも)とは、キク科ヒマワリ属の宿根草(植えっ放しで毎年同じ時期に開花し、収穫できる草)です。北アメリカ原産で、江戸末期に飼料用作物として輸入されてきました。
草丈は1~3mで、9月から10月にかけて黄色い花を咲かせます。なお、耐寒性は強いですが、耐暑性は弱いため夏場は注意が必要になります。
「要注意外来生物」にも指定されるほど繁殖力が強く、土壌を選ばず育てることができますが、土の栄養分をゴッソリ吸い上げるらしく、連作する場合は土を替えるのが良いとのこと。
・菊芋には、「イヌリン」と呼ばれる水溶性食物繊維が多く含まれています。
「イヌリン」は、腸内フローラを整える効果や、血中の中性脂肪の低減、食後の急激な血糖値上昇を抑制する効果などがあると言われる注目の成分です。
・また、菊芋には筋肉の疲労回復に効果があるとされる「カリウム」が多く含まれています。
菊芋は、掘り出したあと一週間ほどでカビが生えるなど、常温保存では長持ちしません。
そのため、基本的に土の中に埋めておき、必要になったら掘りおこすと良いと思われます。
菊芋は、日当たりが良く、涼しい場所を好みます。
一方で暑さには弱いため、夏場は朝日だけ当たる場所に置くのが無難です。
水やりは、基本的に天候まかせで良いとのこと。乾燥に強く、土の表面が乾いている場合に水をあげましょう。
土を選ばず栽培できますが、できれば野菜用の培養土を使いましょう。
菊芋の栽培には、弱アルカリ質の土が好ましく、カリ(カリウム)が豊富な土壌だと生育がよいとのこと。元肥作りには、カリや石灰を混ぜましょう。
なお、鉢植えの場合、深さ30cm以上で、株同士は20~30cmほど開けるのが良いらしいです。
菊芋の収穫は11~12月ですが、その際に土の中に種芋(塊茎)を残しておくことで、翌年そこから増えていきます。
菊芋は、病害虫の発生はほとんど無いと言われるほど、健康な植物らしいです。
菊芋の栽培カレンダーは次のとおりです。
上でも少し触れましたが、菊芋を栽培する際の注意点は以下のとおりです。
逆にいうと、これだけ注意すれば良いだけなので、菊芋栽培はとてもイージーだと言うのが分かりました。
今回、初めて育てる植物をもらったので、どんな手間がかかるのか及び腰でしたが手のかからない植物のようで良かったです!
水の心配や病害虫をほとんど気にしなくて良いなんて、夢の植物ですね(笑)
とはいえ、生命力・繁殖力が非常に強いため、庭に埋めて放っておくと大変なことになりそうです。12月頃は収穫できる植物が少ないので、12月の菊芋の収穫が今からとても楽しみです♪
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬
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そのため、今回いただくことになりました(*’▽’)