こんにちは!コアテンです。
すこし前のことになりますが、今年は家庭菜園がしたくなって4月からミニトマトを育て始めました!
その後、「コンパニオンプランツ」というものを知って、5月からはミニトマトのコンパニオンプランツである「バジル」を新たに育てることにしました(^-^)
そこで今回は、「コンパニオンプランツ」や「バジルをミニトマトと一緒に育てるメリット」などについて簡単に紹介したいと思います。
目次
前回:「 ミニトマトの実は完熟まで待ってから食べよう 」
次回:「 バジルを間引かずに苗を分ける方法について 」
コンパニオンプランツ(または共栄作物、共存作物)とは、
農学や園芸学において、近傍に栽培することで互いの成長によい影響を与え共栄しあうとされる2種以上の植物の組み合わせ、またはそれらの植物のこと。
コンパニオンプランツを2種類以上、近傍に栽培することを混色または混作と呼ぶ。参考:「 コンパニオンプランツ – Wikipedia – 」
野菜類とハーブ類をうまく組み合わせて植えると、病害虫を防いだり、成長を促進したり、風味や収穫量が増えたりと良い効果を生み出すと言われています。
但し、コンパニオンプランツのほとんどは経験的に言われているもので、科学的に解明されている例は少ないとされています。
なお、コンパニオンプランツとして知られている組み合わせの一例は、次のとおり。
下の写真は、私がミニトマトと一緒に育てている「スウィートバジル」です。購入した当時(5月初旬)の様子です。
・バジルは、イタリア料理などに使用されることの多い、香りが非常に良い熱帯アジア原産のシソ科のハーブです。
暑さに強くて夏の間はグングン成長してたくさん収穫(収穫期:6月~10月)できますが、寒さには弱くて冬には枯れてしまう一年草です。放っておくと高さ80cmくらいまで成長するため、通常は摘心(新しく伸びてくる茎・枝を途中でつみ取ること)します。
・ バジルには、蚊などが嫌う「シネオール」という香り成分が含まれています。そのため、バジルを植えることで、蚊やハエなどの害虫が寄ってくるのを防いでくれます。
バジルは、特にベニフキノメイガやコナジラミ、アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ、ハダニ、アリ、バッタなどの害虫から食害されることが多く、気付いた時には食害で葉っぱが無くなってしまうこともあり得ます。
葉に黒い粒があれば食害されている可能性が高いため、早めに対処しましょう!
余談ですが、我が家では一度だけベニフキノメイガの幼虫に食害されたことがあります(上の写真を参照)。
一方で、ミニトマトがハダニの被害を受けた時でも、下に植えていたバジルはハダニの被害にあうことはありませんでした(付近に置いていたレモンやペチュニアはハダニの被害にあいました)。
したがって、ミニトマト等よりはハダニの食害を受けにくいのだと思われます。
ミニトマトと一緒にバジルを育てるメリットは次のとおりです。
(1) トマトとバジルを一緒に育てると、互いに成長が良くなることが知られています。
(まだ科学的なメカニズムは解明はされていませんが、経験則からそう言われています)
(2) バジルは、トマト料理との相性がとても良いのが特徴です。
バジルを使った料理と言えば、バジルソース(バジルや松の実などを粉砕して塩気とオリーブオイルを加えたソース)ですが、トマトを使ったほとんどの料理に使用できます♬
レシピに困ったら、野菜炒めなどの炒め物や、汁物(スープなど)に放り込んでも立派な料理になるので、大量にあっても困りません。
葉っぱだけでなく、茎も食べられます♬
正直、私も最初は、収穫したバジル何に使おうか悩んでましたが、料理に適当に放り込めると分かってからバジルを手軽に料理に使えるようになりました(笑)
・バジルは、切った部分を水に浸けておくことで、常温でも一週間くらいは保ちます。
但し、夏場は水に雑菌が繁殖するのを避けるため、毎日水を替えるのが無難です。
余談ですが、バジルの切った部分は乾燥すると黒ずんでいきます。
それでも、使いきれないときは以下の方法で保存できます。
バジルソースは機会があれば、作ってみようと思います♬
いかかでしたか?
ミニトマトだけでなくコンパニオンプランツとしてバジルを育てると、料理に使える食材が増えて楽しいですね。
基本的にミニトマトを育てているだけで、特にバジルに手がかかることもなく収穫できるのでオススメです!
これからも家庭菜園で色々な野菜を育ててみたいと思っています(^-^)
それでは。
前回:「 ミニトマトの実は完熟まで待ってから食べよう 」
次回:「 バジルを間引かずに苗を分ける方法について 」
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多少水分が多い状態でも、バジルが余分な水分を吸い取ってくれるので、トマトの生育にとっても良い環境を作ってくれるのではないかと考えられています。