こんにちは、コアテンです。
今回は、去年の6月頃に行ってきた京都府の京丹波町にある質志鍾乳洞について、その感想やアクセス方法、所要時間などについて書きたいと思います。
目次
質志鍾乳洞(しずししょうにゅうどう)とは、京都府船井郡京丹波町にある鍾乳洞です。
1927年(昭和2年)に地元の人が狩猟中に偶然発見した京都府内で唯一の鍾乳洞で、京都府指定の天然記念物にも選ばれています。
洞内は4つの洞穴で構成され、総延長52.5mで高低差のある(洞口から最深部まで25.1mもある)竪穴洞窟です。また、上下だけでなく左右の変化にも富んだ複雑な地形をしています。
質志鍾乳洞の周辺は公園になっており、園内ではバンガローやキャンプ場が併設されていて、キャンプやバードウォッチング、ハイキングなどが楽しめます。
参考:『 京都府観光ガイド 質志鍾乳洞公園 』
質志鍾乳洞へは、自動車もしくはバスを使って行くことができます。
(1) 自動車で行く場合
・京都市内または大阪市内から行く場合は、京丹波みずほIC(インターチェンジ)から国道173号線経由で約15分ほど走れば到着します(京都市内からは約1時間、大阪市内からは約1時間30分)。
(2) バスで行く場合
・猪鼻戸津川線・桧山バス停から町営バスに乗って約15分で到着します。
しかし、一日3本しかなく桧山バス停まで行くのも大変なため、自動車で行くことをオススメします。
(1)開園時間・営業時間
通常開園時間: 9:00~17:00(洞内見学は16:30まで)
※休園日は京丹波町ホームページでご確認ください。
(特に、現在は新型コロナウィルスの影響で休園期間が通常とは異なっているようです)
(2)料金
・入園券: 大人 520円、3歳以上 中学生以下 300円(団体割引あり)
・バンガロー: 1棟1夜当たり 6,480円(5人まで)
・キャンプ台: 1基1夜当たり 2,080円、1基昼間使用 1,040円
※上記の料金は2020年5月現在の価格です。
・団体割引あり。身体障碍者手帳や療養手帳などを提示すれば割引されます。
その他にも各種料金が細かく設定されているため、詳しくは京丹波町のホームページでご確認ください。
(3)駐車場
質志鍾乳洞公園内には、普通自動車 50台が駐車できる無料の駐車場があります。
いくつかブロックに分かれているので、キャンプ場に近い側から埋まっていくと思われます。
質志鍾乳洞の滞在時間(所要時間)は、およそ1時間だと思われます。
所要時間は人によって異なりますが、私が写真を撮りまくって1時間15分だったので、入って戻ってくるだけなら45分くらいあれば足りると思います。
無料駐車場に車を停めて、高架を渡って管理棟を目指します。
右側にキャンプ台などが設置してあり、奥に見えるのが管理棟です。無料駐車場から管理棟までは400mくらいだったと思います。
管理棟でチケットを購入してパンフレットを貰った後、キャンプサイトの横をすり抜けて鍾乳洞入口まで登りました!
約150mほど山道を登ると鍾乳洞入口の建物が見えてきました!
入口には傘立てや靴置きがありました。また、置いてある靴に履き替えることもできるようです。
「早速、内部を探検だ!」と入ってみましたが、いつものように鍾乳洞の入口は低く狭い(^^;)
もはやお約束ですね♪
しかし、階段を降りていくと次第に広くなっていきます。ゴツゴツした岩肌が壁や天井に広がっています!
両側から岩がせり出していて、ヨソ見してたら顔か頭を打ってしまいそうな場所もあります!
こういうところに来ると冒険心がくすぐられますね(^皿^)
少し行くと急階段で降りなければならない場所に出ました。
「なんか看板には急な階段って書いてるけど、大げさに書きすぎなんだよな~! どれどれ…(._.)」
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・
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「うおぉぉぉお!!結構高え!! (;゚Д゚)」
しかもこの最初の階段、最も斜度が急なんですよね…。
階段の踊り場がたくさん設けてあるのが心強く見える(笑)
最初の階段を降りれたら、2つ目の階段は少しなだらかに見える不思議!
とはいえ、下から見るとこんな感じです(笑)
これは子供だったらテンション上がります!
その後は、「頭上注意」の岩の下をくぐり抜けて先に進むと行き止まりに着きました!
奥のくぼみには、コインが大量に投げ入れられてました。
そして、ここから来た道を引き返すことに・・・。つまり、さっきの階段を今度は登りました(笑)
私が行ったときは人が居なかったので、洞内ですれ違うことはありませんでしたが、人が多いときは階段待ちなど発生するかと思われます。
そして、帰りは少し余裕が出てきたので、鍾乳石などを観察してました (^^)b
また、鍾乳洞から出た後は、少し童心に戻ってキャンプサイトにある滑り台を滑ってから帰宅しました(笑)
鍾乳洞入口に向かうときに横目で見ながら、滑ってみたいなーって思ってました!
・特に、小さなお子さんの場合、階段から落下する危険があるのでご注意ください。
・下り階段では、大人が先に降りて、子どもが後から降りる
・上り階段では、子どもが先に登って、大人が後から登る
探検レポでの写真を見てもらえれば分かるように、ヒールやスカートで洞内を動き回るのは大変危険です。
質志鍾乳洞に入る場合には、動きやすい服装にしておきましょう。
ちなみに、私が帰るときも2組くらいスカートの女の人を連れたカップルとすれ違ったので「あの後どうしたんだろう?」と思っていました。
小さいながらも高低差のあるこの縦穴式鍾乳洞では、かなりスリリングな体験ができました!
キャンプ場の中にある鍾乳洞なので、キャンプしたついでに寄ってみても良いかもしれませんね。神秘的な鍾乳石が見れて、スリリングな体験もできる鍾乳洞と言えば、ココだと思います!
コロナ禍が治まったら、ぜひ一度見に行ってみてください。
それでは!
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