こんにちは、コアテンです!
去年の夏は実に色々なところに旅行してきました!
今回は、そのうちの一つである愛知県名古屋市東区にある徳川美術館・徳川園に行ってきた見所(感想)やアクセス方法、所要時間などを紹介していきたいと思います!
目次
徳川美術館とは、三家筆頭の尾張徳川家に伝えられた数々の重宝(大名道具)をそのまま収めた、愛知県名古屋市東区に位置する美術館であり、昭和10年(1935年)に開館しました。
収蔵品は、徳川家康の遺品を中心に、歴代尾張藩主の遺愛品やその家族が使用した品々など一万点に及びます。
収蔵品の中には、「源氏物語絵巻」をはじめとする国宝9点、重要文化財59点、重要美術品46点が含まれています。
・蓬左文庫(ほうさぶんこ)とは、蔵書数12万点にも及ぶ、尾張徳川家の旧増書を中心に優れた古典籍を所蔵する公開文庫です。
・徳川園とは、御三家筆頭である尾張藩二代藩主・光友の隠居所として元禄9年(1695年)に造営された屋敷跡です。
光友の没後は尾張藩家老に譲られましたが、明治22年(1889年)から尾張徳川家の別邸となり、昭和6年(1931年)に十九代当主義親から名古屋市に寄付されました。徳川園は、総面積2.3ヘクタールに及ぶ池泉回遊式(池を中心として回遊して鑑賞する庭園)の日本庭園です。
高低差のある地形と林、大きな岩組みが特徴的で、清流が滝から渓谷を下って海に見立てた池へと流れるさまは、日本の自然景観を凝縮した造りとなっています。
別記事(参考)
以下、各施設の料金・営業時間を示します。なお、2020年6月現在のものですので、最新情報は「徳川美術館の公式サイト」「徳川園の公式サイト」などでご確認ください。
参考:「 徳川美術館 交通・料金・閉館時間 」
参考:「 徳川園 交通・利用案内 」
土曜日は小中学生・高校生は無料。また、団体割引(20名以上)などもあります。
団体割引(20名以上、100人以上など)、定期入園券などもあります。
団体割引(20名以上など)もあります。
徳川美術館・徳川園へは、自動車もしくは公共の交通機関を使って行くことができます。
(1)自動車で行く場合
東名高速道・名古屋IC(インターチェンジ)でおりて、県道60号を約30分ほど走行すれば到着します。
または、名神高速道・一宮IC(インターチェンジ)でおりて、県道60号を約30分ほど走行すれば到着します。
徳川美術館専用駐車場(17台)は無料です。徳川園市営駐車場(82台)もあります。
(2)公共の交通機関を使用する場合
・市営バスまたは名鉄バス「徳川園新出来」停留所で下車して徒歩約3分
・JR・大曽根駅(南出口)より徒歩約10分
・市営地下鉄・大曽根駅(E5出口)より徒歩約15分
上の表にも記載しましたが、徳川美術館・徳川園の滞在時間(標準的な所要時間)は、合わせて約2.5時間だと思います。
私は、徳川美術館が1.5時間、徳川園が1.0時間でした。
蓬左文庫はサッと見ただけでしたので、しっかり見た場合は当然滞在時間はもう少し増えると思われます。
・車椅子対応トイレは、徳川美術館に一か所、蓬左文庫に一か所、徳川園(黒門付近)に一か所あります。
また、徳川美術館・徳川園ともに段差もほとんどありませんでした。
さらに、徳川園では車椅子の無料貸し出しを行っているようです。
徳川美術館にあるミュージアムショップ奥に、ベビーベッド(おむつ交換台)、授乳室があります。
また、ベビーカーも無料で貸し出してくれるようです。
(1)徳川園
徳川園では、ボランティアの方が無料で庭園ガイドをしてくれるらしいです。
なお、受付は庭園内の黒門改札入口付近に案内看板が設置されています。
(2)徳川美術館
ボランティアの解説員がわかりやすく展示の解説をしてくれるようです。
15名以上の団体を対象として以下の体験講座が行われているようです。
バス停留所から歩くこと3分、有形文化財に指定されている「黒門」が見えてきました。
黒門から中に入って目の前に徳川美術館が見えました。
が、あまりにお腹が減っていたので、入り口近くにあった「蘇山荘」でまず軽く食事をすることにしました!
昭和初期に建てられた木造平屋建築で、有形文化財に指定されています。
古屋敷をリノベーションした落ち着いた雰囲気のカフェで、とてもリラックスできました♪
上の写真は「季節限定・桃のパフェ」。
ゴツゴツした大きな桃の果肉に、桃のソルベ、紅茶のゼリーなどが添えられた夏らしいデザートで、個人的に大当たりでした(*’▽’)
案内所でチケットを購入し、中へ入っていくと、まず「虎仙橋」が見えてきました。
この虎仙橋、「虎の尾」と呼ばれる川に架けられています。
園内にはヤブランという紫色の多年草が咲き乱れていました!
庭園内を流れる川(虎の尾)に沿って歩いて見る景色が美しかったです。
虎の尾を上りきった所にある「大曽根の瀧(おおぞねのたき)」。
さらに歩くと、徳川園の中心的存在である「龍仙湖」が見えてきました。
ここの鯉のエサへの執念がすごかったです。ずっとビチャビチャ飛び跳ねてました(笑)
龍仙湖の周りはどこを撮っても絵になります!
徳川園を出て、徳川美術館へと向かいました!
残念ながら、徳川美術館・蓬左文庫の展示室内は撮影禁止でした。
徳川美術館の見どころは、奥道具と豪華な書院飾りだと個人的に思っています。
どんな収蔵品や展示物があるか確認したい場合は、公式ホームページでご覧ください。
参考:「 徳川美術館公式サイト おもな収蔵品 」
なお、特別展示物(私が行ったときは、合戦図の屏風のレプリカ)のみ撮影可能でしたので紹介します。
上の写真は、徳川美術館の玄関ホールにあった屏風です。失念してしまったのですが、おそらく「関ケ原の合戦図屏風」だったと思います。
下の写真は、蓬左文庫のガイダンスホールに置いてあった「大坂冬の陣図屏風」です。
尾張徳川家に伝えられた貴重な宝(数々の大名道具や徳川家康の遺品など)と、風光明媚な日本庭園の両方を堪能できる日本でも有数のスポットだと思います。
作品点数が多く日本の歴史の一部を垣間見ることができるので、ぜひ一度自分の目で見に行ってみることをオススメします!
それでは!
別記事(参考)
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時間が無くても、日本庭園の良さが堪能できるので、この2つは必ず見た方が良いと思います。