こんにちは、コアテンです。
先日、知り合いから『つるむらさき』なる植物の苗をいただきました。
初めて聞く野菜だったので、調べてみると色々なことが分かりました。今回は、この『つるむらさき』の育て方や注意点について紹介したいと思います。
目次
つるむらさき(上の写真の左側)とは、東南アジア原産のツルムラサキ科のつる性一年草本です。紫色の品種と緑色の品種があります。私がもらってきたのは、上の写真のように紫色の品種(赤茎種)でした。
葉と茎やムカゴ(脇芽が養分を蓄えて肥大化したもので、植えると芽が生えてくる部分です)を食用にし、味はホウレンソウに似ているがモロヘイヤに似たヌメリや粘り気があります。
おひたしや野菜炒め、バターソテーなど、ホウレンソウと同様の調理法が利用できます。
蔓(つる)が2mくらい伸びるため、緑のカーテン(日よけ)などに利用できます。収穫は7月から10月にかけて可能。なお、耐暑性は強いが耐寒性は弱いため、寒くなってきたら種を採取しておくとよいとのこと。
『つるむらさき』は、日当たりが良く、風通しのよい場所を好みます。
水やりは、基本的に土が乾いたらあげるようにすれば大丈夫とのこと。乾燥に強く、土の表面が乾いている場合に水をあげましょう。
土を選ばず栽培できますが、できれば野菜用の培養土を使いましょう。植え付ける2週間前くらいに苦土石灰を少し混ぜると良いらしいです。
地植えの場合は、株同士を30cm以上離して植えます。プランターの場合は、深型(60cm)を利用しましょう。
『つるむらさき』は、種やムカゴまたは挿し芽によって増やすことができます。
挿し芽の場合は、10~20cmの茎を切って、種まき用土など清潔な土に挿しておくと根が生えてきます。種やムカゴは5月頃に土に蒔いておけば芽が生えてきます。
下の葉を残して収穫していきます。
草丈が20~30cmの頃に蔓(つる)の先端から15cmくらいのところを摘心し、脇芽を育てるようにすると長く収穫できるようです。
支柱は立てなくても良いとのこと。ネットに這わせて栽培することも可能です。支柱を立てない場合は、蔓(つる)が伸びたら小まめに収穫すれば良いです。
『つるむらさき』は、病気になりにくいと言われています。なんて優秀な植物❤
なお、害虫はアブラムシやヨトウムシの幼虫などが付くようです。
『つるむらさき』の栽培カレンダーは次のとおりです。
今回、結構たくさん植物の苗をもらったので、どれくらいスペースを取られるのか多少心配ですが、手のかからない植物のようで良かったです!
育てる植物はやはり収穫できるものが良いですね。
自分で作った野菜や果実を収穫できるから、悦びがあるんだと思います♪
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬
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そういえば、ムカゴが食材として料理に入ってた気がします。栽培する段階になってようやく分かるということも多いですね。