こんにちは、コアテンです。
皆さんも、業務や研究成果などについてのプレゼンテーションを行っていると思います。私も最近はプレゼンテーションを行う機会は減ってしまいましたが、以前は良く行っていました。
しかし、近頃はセミナーに出席する機会が多くなり、多くのプレゼンテーションを見る機会も増えました。とても分かりやすいプレゼンがある一方で、少し残念なプレゼンもあります。
単純に音声不良(滑舌が悪くて聞き取りにくい発音、回線の不具合)が原因も場合もありますが、多くはプレゼンに使用する資料に問題がある場合が多いように思われます。
今回は、私が考える「分かりやすいプレゼンテーション資料」について簡単に説明したいと思います。
目次
多くの人が指摘しているように、プレゼンテーションで多くみられる失敗とは、
「情報の詰め込み過ぎ」。
これに尽きると思われます。
より具体的に言うと、1つのスライド上に書かれた文章量が多すぎる場合が多いです。
この理由は明白で、プレゼンを行う人が不安だから。参加者が疑問を持つのが不安だから、保険として様々な情報を織り込んでおきたくなるのです。
では、プレゼン資料はどんなものが良いとされるのか。それは、視覚情報でパッと見て分かる類のものです。
より具体的には、絵(イメージ図)や写真、グラフが中心で、文章は短く(単語も可)ポイントだけを箇条書きするのが良いとされています。
なお、カラフルすぎるのも あまり良くはありません。
なぜなら、全体的に資料がカラフルだと、強調したい部分がよく分からなくなりがちだからです。
なお、ある法則などに従って色分け(グループ分けや、強調)するのはOK。視覚的にもグループ分け等が分かりやすくなるメリットがあります。
スライド作成のコツを簡単にまとめると、以下の表のようになります。
(1) 表やグラフ、図形、チャート | ◎ |
(2) 短い単語の箇条書き | 〇 |
(3) 短い文章の箇条書き | △ |
(4) 文字の羅列、長い文章 | × |
基本的に上に近いほど、つまり(1)に近いほど、分かりやすいスライドと言われています。表やグラフなどがあると視覚的に見て理解しやすくなります。
また、プレゼン後に参加者が内容を忘れてしまった場合に、後で読み返しても復習になりにくい資料ができるという問題もあります(資料を見て復習してもらいたいなら、長い文章を載せた方が良いかもしれません)。
あくまでも「プレゼン中に内容を理解しやすくできる資料を作成するコツ」だと考えてくださいね。
今回は、分かりやすいプレゼン資料について基本的な事項について簡単にまとめてみました。
良いプレゼンテーションとは、話している内容から注意が別のところに外れないものだと私は考えます。そのために、プレゼン資料も意外と重要なんですね。
なお、見やすいプレゼン資料の作るために良い本を最近見つけたので、以下に紹介しておきます。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬
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プレゼン参加者はプレゼンのスライドを初めて見ることになります。もしも、スライドで長い文章を読ませたいなら、その間は話してはいけません。でも、それだとプレゼンをする意味がありませんよね。