【アニメレビュー】『トップ2をねらえ2!』を観た感想【なぜならば!】

こんにちは、コアテンです!

 

今回は、私の好きなアニメシリーズ『トップをねらえ2!』を紹介したいと思います!以前紹介した「トップをねらえ!」の続編となる作品です。

 

今回は、この作品の感想総評などについて、簡単にですが紹介したいと思います!

 

 

『トップをねらえ2!』のあらすじ

・『トップをねらえ2!』とは、
ガイナックス設立20周年記念作品として制作されたSFロボットアニメであり、1988年に制作された作品『トップをねらえ!』の続編にあたる全6話のOVA作品です。

・『トップをねらえ2!』は、

アンドロイドの少女・ノノが、偶然出会ったバスターマシン19号「ディスヌフ」に乗るトップパイロットの少女・ラルクに憧れ、バスターマシンのパイロットを目指して奮闘する日々を描いたSFロボットアニメ作品である。

 

前作から遠い未来の太陽系。人類と宇宙海獣との戦闘はいまだに続いていた。

太陽系に住む人類は、超・能力(トップレス能力)を動力源として「バスターマシン」を操る「トップレス」と呼ばれる少年少女たちの手によって守られていた。

 

 

ある日、バスターマシン「ディスヌフ」に搭乗するトップレスのトップパイロット・ラルクは、偶然知り合ったアンドロイドの少女・ノノから「お姉さま」と慕われるようになる。

 

ノノは、生身の身体で小型の宇宙海獣を撃破できるほどの身体能力を持つ型破りなアンドロイドであったが、人間でもないのに正式なバスターマシンのパイロットになること夢見ていた。

 

しかし、ノノリリという人物に憧れていたノノ「努力」「根性」から諦めることなく、正式なバスターマシンパイロットになるべく、ラルクに付いていくことに決めるのであった。

 

『トップをねらえ2!』の感想

第1話~第3話までは、前作『トップをねらえ!』の構図と雰囲気を踏襲し、宇宙海獣と戦う人類の様子を描かれています。

しかし、第4話から本作で隠されていた事実が発覚し、ストーリーが急展開していきます。

 

前作『トップをねらえ!』が昭和の名作のオマージュ作品だったのに対して、本作は前作のオマージュ作品だと思われます。そのため、前作を視聴してから観るべき作品だと言えます。

 

 

(1) 本作は「大人への成長」について焦点を当てた作品です。

 

バスターマシンのパイロットである少年少女たちは、トップレス能力という現代人が持っていない超・能力を持っていますが、ある年齢に達すると「あがり(成長すると共にトップレス能力が無くなること)」を迎えてトップレス能力を失ってしまいます。

作中では、彼らの多くが「あがり」を迎えることをとても恐れていて、永遠にトップレスのままでいることを願っている様子が見て取れます。

これは、少年期によくある「幼児的万能感を喪失することへの恐れ(何にでもなれる特別な存在だった自分が、その他大勢と同じ存在になってしまうことの恐れ)」と同じだと感じました。

大人へ成長するのを止めることはできず、いつかは誰もが少年期を卒業しなければなりません。「あがり」を迎えても、「努力と根性があれば何とかなる!」ですね♬

 

SFロボットアニメではありますが、どちらかというとヒューマンドラマであり、少年期から大人へと成長する際の葛藤を描いた作品です。

 

 

(2) 前作『トップをねらえ!』とリンクするラストは感動します。

前作のラストとつながった時点で名作になるのが約束されました。

 

『トップをねらえ2!』の総評(レビュー)

前作の主人公たちは全人類の命運をかけて戦いましたが、本作の主人公たちはそれぞれ大切な一人の為に戦うストーリーがとても対照的でした。

 

そして、ラストシーンでは前作のラストとつながります。あのシーンを思い出すだけでも涙が出てきます。前作オマージュ作品なので無駄に露出シーンなどもあって、人に依って合う合わないがあるかも知れませんが、前作(トップをねらえ!)と合わせて名作だと思われます。

 

絵柄は前作のような昭和テイストはなくなり、前作とガラリと変わったので好みが分かれるところだと思われる良作ですので、前作を視聴し終わった人は、ぜひ一度ご視聴ください。

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬
コアテン

関西でフリーランス生活を送る元サラリーマンのメンズです。 最近、家庭菜園を始めました!将来の夢は「田舎で自給自足のスローライフ」 毎日いろいろ試行錯誤しながら、日々の出来事や学び、成果などを発信してます♬

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