こんにちは、コアテンです!
去年の夏、別府温泉 地獄めぐりツアーをするため、「フェリーさんふらわあ」に乗って大分県に行ってきました!
参考:「 【船内レポ】『フェリーさんふらわあ』に乗ってきた感想 」
別府温泉と言えば、日本では知らぬ者はいないほど広く知られた温泉郷ですよね。そして、別府地獄めぐりは、別府の源泉「地獄」を周遊する定番の観光名所です。
今回は、大分県別府市の『別府地獄めぐり』に行った感想や見どころ、アクセス方法、所要時間などを紹介していきたいと思います!
目次
別府地獄めぐりとは、大分県別府市の別府温泉に多数点在する、奇妙な外観を呈した自然湧出の源泉「地獄」を周遊する定番の観光コースです。また、これらの「地獄」を総称した名称にも使用されます。
別府市内には多くの地獄が存在するが、別府地獄組合に加入している7つの地獄(海地獄、鬼石坊主地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄、血の池地獄、龍巻地獄)を巡るツアーを「地獄めぐり」と言います。
なお、これらの「地獄」のうち、海地獄、血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄は別府の地獄として国の名勝に指定されています。
別府地獄組合に加盟した地獄では、共通観覧券や駐車場の無料利用などができます。
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また、今回私が関西から大分方面までの渡航に利用した「フェリーさんふらわあ」の船内レポもしているので、良かったら見てみてください!
参考:「 【船内レポ】『フェリーさんふらわあ』に乗ってきた感想 」
(1)共通観覧券料金
・個人大人(高校生以上): 2,000円
・個人小人(小中学生): 1,000円
この他に、団体割引(30名以上)、障碍者(個人、団体)割引、幼児団体券などもあります。共通観覧券は、どの地獄からでも購入可能です。
(2)営業時間
・8:00 ~ 17:00(年中無休)
(3)駐車場
・各地獄に無料駐車場あり。
※詳細情報・最新情報などは、公式ホームページでご確認ください。
別府地獄めぐり(海地獄)へは、自動車もしくは公共の交通機関を使って行くことができます。
(1)自動車で行く場合
・東九州自動車道・別府IC(インターチェンジ)でおりて、県道11号線経由で約10分ほど走行すれば到着します。
(2)公共の交通機関を使用する場合
・JR別府駅西口から路線バス(亀の井バス2・5・24・41番鉄輪行き)に乗り、地獄前(バス停)または鉄輪(バス停)でおりて徒歩約1分
・高速バスに乗って鉄輪口(バス停)でおりて徒歩約1分
・別府駅または亀川駅からタクシーに乗って約15分ほど走行すれば到着
これ以外に定期観光バスで行くことも可能なようです(亀の井バスのホームページで要予約)。
上の表にも記載しましたが、別府地獄めぐりの滞在時間(標準的な所要時間)は、2~3時間だと思います。
但し、所要時間は人によって異なります。私は、ほとんど休憩なしで2時間45分でした。
(鬼山地獄:15分、かまど地獄:25分、白池地獄:15分、海地獄:35分、鬼石坊主地獄:12分、血の池地獄:12分、龍巻地獄:25分、残りは移動時間)
休憩したり、昼食を摂ったり、お土産を選んでいたら、当然滞在時間は増えます。
・各地獄には、車椅子対応トイレが1箇所以上設置されているようです。
各地獄で車椅子の貸出をしているようです(海地獄3台、かまど地獄2台、その他の地獄各1台)。
授乳室は、海地獄とかまど地獄にあります。また、おむつ替えシートは龍巻地獄にあります。
海地獄と龍巻地獄にサイクルポートがあって、「おおいたサイクルシェア(電動アシスト自転車)」の1日パス券(1日乗り放題ICカード)を購入できます。
各地獄同士は近接しているものもありますが、2km以上離れた場所にあるものもあります。そのため、特に公共交通機関で行った際には電動アシスト自転車が便利です。
この日は、朝食を摂ってから
①鬼山地獄 ⇒ ②かまど地獄 ⇒ ③白池地獄 ⇒ ④海地獄 ⇒ ⑤鬼石坊主地獄 ⇒ ⑥血の池地獄 ⇒ ⑦竜巻地獄 の順に回りました。
鬼山地獄の前に車を停めてチケットを購入しました。
緑白色した熱水池がありました!
夏に湯気が出るほどの熱水池・・・とても蒸し暑かったので、正直言うと池には近づきたくなかったです(笑)
この鬼山地獄は別名「ワニ地獄」と呼ばれています。
緑白色の熱水池を中心にして、その熱を利用して100頭あまりのワニが飼われているとのこと。最初、なんでワニが居るのかと凄く不思議でした(笑)
ここには世界最長寿の(73歳まで生きた)ワニ「イチロウ」のはく製があります!
・多数のワニ
・世界最長齢のワニのはく製
鬼山地獄から徒歩約1分の「かまど地獄」へ!
かまど地獄の池の色は、地下にある色々な種類の粘土が溶け出したものらしいです。ちなみに、下の写真のターコイズブルーの池が「かまど三丁目」で、茶色の池が「かまど四丁目」です。
特に「かまど五丁目」なる池は、時期によって色が変わるとのこと。私が行ったときは深緑色をしていました。
スタッフによるレクレーションも見どころの一つです。
スタッフが線香(?)の煙を吹きかけることで、池の上にいきなり煙が現れる様は必見です(見えていなかった湯気が着色されて可視化するとのこと)。
これ以外にも、飲む温泉、足の岩盤浴、足湯(タオルを貸してくれました)も良かったです。
・様々な色をした池(かまど一丁目~六丁目)
・季節によって色が変化する「かまど五丁目」
・スタッフのレクレーション
次に、「鬼山地獄」「かまど地獄」の近くに位置する白池地獄に行きました!
白池地獄は小さな日本庭園があります。また、温泉熱を利用して様々な大型熱帯魚(ピラルクやピラニアなど)が飼育されているのが特徴です。
白池地獄は、乳青緑色の池でした!
・白池地獄と、地獄を中心にした日本庭園
・大型熱帯魚
その後、車で移動して海地獄へ行きました。
海地獄はターコイズブルーの巨大な池です。地獄めぐりに行ったなら、ココは必見です!
大きなコバルトブルーの池は海のようにも見え、高く立ち昇る湯気を見ていると不思議な感じがします。
海地獄のもう一つの見どころは、敷地内の広い池に浮かぶ睡蓮(すいれん)です。
特に8~9月に最大の大きさになる大鬼蓮(おおおにはす)は、お子様限定で葉乗りすることができるとのこと!(正直、少し子どもに戻りたくなりました笑)
この他にも赤い池や地熱を利用した温室などもあって、見どころが多い地獄でした。また、海地獄はショップも大きくて品揃えもかなり良かったです。
・コバルトブルーの海地獄
・睡蓮(特に大睡蓮)
海地獄から歩いて鬼石坊主地獄へ!
ここの見どころは、ポコポコと吹き出す灰色の熱泥です。
球場に吹き出す灰色の熱泥の様が坊主頭に似ていることから「鬼石坊主地獄」と呼ばれるようになったとのこと。
熱泥と周りの水とが混ざり合わず、不思議な模様を作り出しています。
・灰色の熱泥が噴出する様
血の池地獄は、「豊後国風土期」「万葉集」にも『赤湯泉』と記される等、歴史ある天然温泉です。
ここから産出する赤い粘土で、皮膚病に効くという「血の池軟膏」が作られているとのこと(売店で売られていました)。
なお、パンフレットには「噴気まで赤色」と記載されていましたが、残念ながら夏場はほとんど湯気が見えませんでした(泉温78℃)。
・血のように赤い熱泥
血の池地獄から歩いて「龍巻地獄」へ!
龍巻地獄は40分ごとに噴き出す間欠泉です。世界に点在する間欠泉の中でも噴出間隔が非常に短いらしいです。少し時間があったので座って待つことにしました。
待つこと10分ほどで急にブシューと温泉が噴き出してきました!
かつては開放された空間に噴出していたようですが、観光客の危険防止のため、上部と側部を覆っているようです。
10分近く噴出していたので、最初座っていた人達がジリジリと噴出孔の近くに群がっていきました(笑)
なお、地獄めぐりの後は、実際に温泉(堀田温泉)に入ってきました♪
地獄めぐりに来たなら「地獄蒸し」を体験したいということで、穴場の地獄蒸しの店を探して入りました!(※「地獄蒸し」とは、温泉の蒸気を利用してつくる蒸し料理です)
いかがでしたか?
こんなに近くに点在しているのに、赤、白、茶、青、緑などの様々な泉色を呈する温泉などを見ることができ、改めて自然って神秘的だなと感じることのできる観光スポットです。
もちろん地獄めぐりだけでなく、実際に温泉に浸かって日頃の疲れを流してしまいたいですね♪
少しでも興味があれば、歴史ある観光名所・別府地獄めぐりはぜひ実際に行ってみてください。
それでは!
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