【書籍レビュー】『GRIT』を読んだ感想【人生の困難な領域で勝者になるために】

こんにちは、コアテンです。

 

今回は、最近私が実践している書籍『実践版GRIT(グリット)やり抜く力を手に入れる』という本について紹介したいと思います。

 

以下、書籍『実践版GRIT(グリット)やり抜く力を手に入れる』読んだ感想総評などについて紹介いたします。

 

 

『GRIT(グリット)』の内容・感想について

書籍『実践版GRIT(グリット)やり抜く力を手に入れる』とは、

成功する人と失敗する人の何がその人の人生を決めるのか…。多くの分野の多数の成功者たちを調査して筆者であるキャロライン・アダムス・ミラー氏が気付いた共通特徴「GRIT(やり抜く力)」を説明した本です。

 

具体的には、自分の「強み」を伸ばし、グリットの高い人々に見られる行動パターンを身に着けて習慣化するための方法に関連した研究・科学的知見を説明した本です。

なお、書籍は大まかに【Part 1】【Part 2】の2つに分かれています。

 

 

(1) 人生の最も困難な領域で勝者となるために欠かせない資質・GRIT(グリット)とは何か…。

まず、【Part 1】では、「グリットの定義」「なぜ近年注目されだしたか」「グリットを高める下準備」について説明してくれます。

 

なお、「グリットを高める下準備」として、自分の強みを知る方法(VIA研究所の強み診断テスト)と、グリットに寄与する重要な資質が紹介されています。

 

(2) そして、【Part 2】は実践編であり、「グリットの正しい育て方」「グリットを持つ人達が傑出している各資質 を高めるヒントや、エクササイズの方法」が紹介されています。

 

なお、その各資質とは、「情熱、幸福感、目標設定、自制心、リスクテイキング、謙虚さ、粘り強さ、忍耐」の8つあります。

いずれもグリットを高めるには必要な資質ですが、全ての資質のエクササイズを一度に(同時に)実践していくのは現実的ではありません。ですので、エクササイズをいくつか選んで実行することをオススメします

 

かなりのボリュームがある本なので、自分に必要な部分を抜粋して実践する(または抽象化する)必要があると思われますが、確実にグリット(やり抜く力)を高めるヒントが得られます。

 

ちなみ、以前に当ブログで紹介した「注意力」という考え方ですが、

本書(実践版GRIT)の自制心の項目(Chapter 11)において、オバマ元合衆国大統領が「意志決定のためのエネルギーを節約する(意思力を節約する)」という「注意力」と同じような考え方を採用しているという記載がありました。

自分で思いついた気になっていましたが、既に誰かが思いついて実践されているものなんですね。

参考記事:「 仕事や勉強などにとって重要な要素・注意力とは
参考記事:「 注意力の観点から効率良く仕事などを行う具体的な方法

 

 

総評・おわりに

多くの分野における多数の成功者たちが共通して持つ「GRIT(グリット)」を育てることは、人生で成功するための王道だと言えます。

 

GRIT(グリット)は情熱を持ち続けられる力。

情熱があるから困難にぶち当たっても諦めずに状況を打開でき、情熱を燃やすために目標を持つことが重要です。

 

情熱や粘り強さ、長期的な目標などグリットの高い人物になるためのヒントが詰まった一冊ですので、まだ読んでない人はぜひ読んでみてください!

 

なお、あまり無茶な目標に固執してGRIT(グリット)を悪い方向に発揮してしまう恐れもあります。そうならないために、併せて以下の本を読むことを私はオススメします。

参考図書:「 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

400mハードル日本記録保持者の為末大さんの著書で、自己分析と目標設定の仕方、多くの人が陥りやすい憧れの罠などについて分かりやすく説明された良書です。

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!

皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬
コアテン

関西でフリーランス生活を送る元サラリーマンのメンズです。 最近、家庭菜園を始めました!将来の夢は「田舎で自給自足のスローライフ」 毎日いろいろ試行錯誤しながら、日々の出来事や学び、成果などを発信してます♬

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