こんにちは!コアテンです。
本日、私が紹介したいのは「宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八」という本です。
たった600円でこれほど内容の濃い本が読めるのはお得だと思って、今回紹介することにしました!
「Prime Reading」で読み放題となる本は時期ごとに入れ替わるうえに、様々な本を読むことができるのでかなりお得だと思います。Amazonプライム会員でない方は、以下の参考サイトで確認してみてください。
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(1)まず、第一章・第二章は、宇宙開発の時系列的な流れと、その時代を駆け抜けた技術者たちの物語を、著者の解説や考えと共に述べられます。
特に、この本では一人一人の技術者にスポットを当てて、その軌跡をストーリー立てて描写してくれるので、断片的な知識になってしまわずに、とても分かりやすく興味深く読み進めることができました。
そして「地球から月へ」が発表されてから100年以上経った1968年。3人の宇宙飛行士を乗せたアポロ8号が、「地球から月へ」のストーリーをなぞるかのように地球から月軌道へと打ち上げられました。
これらの小説家や科学者たちは互いに面識はなかったにも関わらず、100年の時を超えて物語が現実のものとなった その原動力とは何だったのか・・・。筆者は、これを世代を超えて人から人へと伝わっていく「人間のイマジネーション」の力によるものだと力説しています。
(2)また、宇宙開発技術のパラダイムシフト(技術革新)についても、技術者視点ならではの解説が付いていてとても面白かったです。
今でこそ宇宙開発技術において常識となった技術も、当初は導入時に既存のパラダイムとの衝突があったことが分かります。
(3)第三章~第五章が、著者がこの本で最も語りたかったことになります。具体的には以下に示すような様々な視点から考察してくれています。
内容が濃くてとても良かったので、読み終わってから2度も読み返してしまいました(笑)
宇宙開発といえば宇宙飛行士が最も注目される存在ですが、宇宙開発はそれに関わる全ての人間の総力によって成し遂げられる事業だということを気付かせてくれる一冊です。
また、部数の関係もあって書籍を発行するのは有名人の場合が多く、宇宙開発の歴史を技術者の目線でとらえた本は少ないため、とても貴重な本だと私は考えます。
宇宙開発や科学技術に少しでも興味がある人なら、一度は読んでみて損はないと思うので、ぜひ読んでみてください!
それでは。
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