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イチゴの花が咲いたので人工受粉しました【その方法を解説】

こんにちは、コアテンです。

 

我が家では3月中旬まで開花した花を摘み取っていて、その後は全く花が咲くことは無くなってしまってました。

参考:「 イチゴ栽培のタイムスケジュールを紹介・写真付きで近況報告

しかし4月上旬にようやく一つ咲きました! 花を摘み取り過ぎて、もう咲かないかと心配になってましたが、本当に良かった。

 

かなり嬉しかったのもあり、確実に受粉・結実させたかったため、自家受粉(人口受粉)することにしました。

そこで今回は、イチゴの人工受粉(自家受粉)の方法 その理由を簡単に説明したいと思います。

 

 

イチゴの人工受粉する理由

小学生の頃の授業などで、花の蜜を集めるハチなどの昆虫が植物の受粉を助けるということを習った記憶はありませんか?

あれは、オシベから出る花粉を身体に付着させた昆虫が、花の周囲をウロウロ動きまわることで、メシベに花粉が付着するという原理です。つまり、虫を媒介にしてオシベからメシベに花粉が運ばれる訳です。

 

しかし、花が咲いたとしても周囲に虫がほとんど居なかったらどうでしょうか。例えば、アスファルトだらけの都市部やマンションの高層階などは、昆虫が少ないですよね。もしも、周囲に虫がほとんど居なければ受粉は風まかせとなり、うまく受粉できないこともあります。

 

そのため、人工的に受粉を行う「人工受粉」という、受粉を助ける作業が必要になります。

 

実際の人工受粉(自家受粉)の方法を解説

イチゴの人工受粉の方法は、
梵天や丸めた綿、綿棒、毛が柔らかい筆などを使って、メシベ(上の写真の青色で示す花の真ん中の部分)と、オシベ(上の写真の赤色で示すメシベの周りにある粒々の部分)を軽く撫でまわせばOKです。

 

なお、梵天とは以下のようなものを言います。耳かきの反対側に付いているポンポン(丸い綿)の部分ですね。

 

 

そして、実際の人工受粉の様子は、以下の写真のとおり。

我が家では余っていた筆を使用し、筆でメシベとオシベを何度も撫でておきました。これで人工受粉は完了です。

余談ですが、このように、同じ花にあるオシベとメシベを使って受粉させることを「自家受粉」と言うそうです。

一方、別の花同士のオシベとメシベを使って受粉させるのは「他家受粉」と言います。

 

その2日後には、花びらが散ってしまってました。ホント、イチゴの花は観賞できる期間が短いですね。

 

最近、よく見ると小さなイチゴの実が結実しておりました! 花が散ってから割と時間が経ってたと思われます。

まだまだ、小指の爪くらいの大きさですが、大きく育てます(*’▽’)

 

おわりに

我が家では今年、3種類のイチゴを育てています。が、まだ開花したのが1種類…。

4月下旬までに3種類とも全て花が咲いて、結実させたいものです。収穫が今から楽しみです♬

当然、ランナーを使ってイチゴの苗を増やしていきます。

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬

コアテン

関西でフリーランス生活を送る元サラリーマンのメンズです。 最近、家庭菜園を始めました!将来の夢は「田舎で自給自足のスローライフ」 毎日いろいろ試行錯誤しながら、日々の出来事や学び、成果などを発信してます♬

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