【映画レビュー】『ファウンダー』を視聴した感想【ゴールデン・アーチ】

こんにちは、コアテンです。

 

今回は、先日視聴した映画『ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密』を紹介したいと思います。

誰もが知るファストフードチェーン・マクドナルドの創業時の実話を元にした2006年製の映画です。

 

今回は、この作品の感想総評などについて、簡単にですが紹介したいと思います!

 

 

『ファウンダー』のあらすじ

映画『ファウンダー』とは、
皆さんご存じのファーストフード店・マクドナルドの創業秘話を映像化した映画です。

 

1954年のアメリカ。52歳のシェイクマシンのセールスマンであるレイ・クロックは車で中西部を回っていた。ある日、カリフォルニアにあるドライブインレストランから8台ものシェイクマシンの大型注文が入る。

 

興味を持ったレイは、注文があった店を訪ねたところ、そこにはディックマックという二人の兄弟が経営するハンバーガー店「マクドナルド」があった。

効率的な流れ作業で調理スピードのアップと、徹底的なコスト削除を実現した常識外のハンバーガー店に可能性を見出したレイは、フランチャイズビジネス化しようと兄弟を説得し、契約を交わし、次々とフランチャイズチェーン店を増やしていった。

 

 

『ファウンダー』の内容と見どころ

『ファウンダー』の見どころは、「ビジネスの教訓」「人の欲望と執念、野心」だと思います。

 

 

「マクドナルド」創業時の歴史を事実に基づいて映像化した作品という事で、衝撃を受けました。

努力を重ねて品質を維持したかったマクドナルド兄弟の理念は素敵だと思いました。ただ、欲を出してしまって自分達以上の野心家であるレイと契約してしまい、結局は手綱を切られてしまって乗っ取られてしまいました。

 

ビジネス界は、こういうことが起こり得る世界だという真実と教訓が得られた映画でした。

 

レイマクドナルド兄弟が考えていた以上のペースで急激にフランチャイズ店を増やしたこと、レイが利益を優先し人を騙すことを厭わない性格だとか要因は様々あったと思います。

結局はマクドナルド兄弟は、技術者や発明者という職人の類だったのだと思います。創業者がビジネスを発明するのかもしれませんが、創業者が皆ビジネスに向いているわけでは無いということを学びました。

 

 

1954年当時、52歳というレイの年齢は引退を考える年齢だったと思います。

周囲がのんびりした老後を迎えようとしている中、「もう落ち着いてもいい頃じゃない?」という妻に対して、「一生、満足しない」と言い放つレイの成功への執念と野心に驚きました。

その野心というエネルギーがあったからこそ、マクドナルドをここまで世界に広げることができ、マクドナルドの創業者で品質の低下を恐れていたディック&マック兄弟と離反することになったのだと思います。

 

前半だけなら、フランチャイズチェーンで働くオーナーとして、情熱を持って働くレイの姿にも感動できるのですが、後半は…。

歳を取っても情熱と執念を持ち続ける点だけは見習えますが、彼のような人になりたいかというと「ノー」と断言できます。

 

また、この映画を観て「マクドナルド」が不動産投資企業だと言われる理由が分かりました。

 

 

感想・総評(レビュー)

小さい頃よく行っていた、日本人にも馴染みのファストフード店・マクドナルドの創業時に「まさかこんな物語があったとは」と驚かされました。

 

後味はあまり良くありませんが、ビジネスの厳しさや危険を知る意味で、ビジネスを志す人は反面教師として一度は見ておいた方が良いのではないかと考えられる作品です。

目先の欲に溺れて契約することや口約束の危険性、コントロールを失なうことの怖さなど様々な教訓が得られる作品なので、気になる人は一度は見て損はないと思われます。

 

 

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬

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