こんにちは!
皆さんは、幼い頃に恐竜に興味を持ってましたか?
はるか昔の地球には、あんなに巨大な生き物がそこら中を歩き回ってたんです! そんなことを考えていると、少し怖い気もしますがワクワクしてきませんか?
もちろん、私も小さい頃は恐竜好きな子どもでした!
あの頃から私も立派な(?)大人になり ずいぶんと時間が経ちましたが、最近ふと気付いたことがありました。
「あれ? あんなに好きだったのに、そういえば恐竜の化石を見たことがない…!」
今更ながらに気付いてしまった(笑)
これはもう恐竜を見に行かなければおさまらない! とかなんとか思いながら調べてみると、福井県勝山市に「恐竜博物館」があるじゃないですか!
そういえば、スキージャム勝山に遊びに行ったときに白い恐竜像を見たような気がするなぁ…。ということで、早速行ってきました「福井県立恐竜博物館」へ!
今回は、福井県立恐竜博物館の感想やアクセス方法などを紹介したいと思います。(注:実際に行ったのは2018年3月末です)
目次
『福井県立恐竜博物館』とは?
福井県立 恐竜博物館とは、福井県勝山市の長尾山総合公園(かつやま恐竜の森)内にある自然史博物館であり、恐竜を主たるテーマとした博物館では国内最大です。
恐竜博物館の常設展は、3つのゾーン(「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」)で構成されています。
4,500平方メートルという広大な展示室には、40体以上の恐竜全身骨格などをはじめとする数百点の標本や、大型復元ジオラマなどが展示されています。
展示されている恐竜全身骨格には、福井県で発掘された5種の恐竜のうち復元された「フクイサウルス」「フクイラプトル」「フクイベナートル」の全身骨格も含まれます。
博物館から近い勝山市北谷町の地層からは、恐竜のほかにワニ、カメ、魚類、淡水生貝類などの化石が産出されています。
なお、この化石発掘現場は、野外恐竜博物館の一部として、見学することができます。
2017年2月には、勝山市で発見された新種恐竜の化石標本とその発掘現場が、学術上重要な標本とその産地として貴重である認められ、恐竜化石およびその発掘現場としては全国で初めて国の天然記念物に指定されました。
このほかに、福井県立恐竜博物館の近隣には「スキージャム勝山」「奥越高原牧場」「東尋坊」などの観光スポットもあります。
福井県立恐竜博物館へのアクセス
福井県立恐竜博物館へは、自動車もしくは公共交通機関を使って行くことができます。
(1)自動車で行く場合
北陸自動車道の福井北JCT(ジャンクション)から永平寺大野道路に入って勝山IC(インターチェンジ)で下りて、約15分ほど走れば到着します。
なお、福井県立恐竜博物館には専用駐車場があります。
(2)公共交通機関で行く場合
えちぜん鉄道・勝山駅からかつやまコミュニティバスに乗って約10分で到着します。
公共交通による詳細なアクセス方法が知りたい人は、福井県立恐竜博物館の公式サイトに詳しい記載があるので、確認ください。
参考→ 「福井県立恐竜博物館 公式サイト 公共交通機関でのアクセス」
駐車場、営業時間、観覧料金など
(1)駐車場の駐車可能台数
恐竜博物館前の駐車場(無料)には、乗用車 400台、大型バス10台分のスペースがあります。
下の写真は、恐竜博物館前の駐車場の様子です。
恐竜博物館は、長尾山総合公園(かつやま恐竜の森)内にあります。
もしも、恐竜博物館前の駐車場に駐車できない場合は、かつやま恐竜の森 内にある他の駐車場(無料)にも駐車できます。
(2)営業時間について
・基本的に、9:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)です。
但し、開館時間を拡大して8:30 ~ 18:00となる時期もあります。
・休館日は、毎月第2・4水曜日(祝日の場合は翌日が休館。夏休み期間は無休)と年末年始(12月29日~1月2日)です。
詳しい休館日は、公式サイトにある「恐竜博物館カレンダー」で確認することをオススメします。
(3)観覧料金(常設展)について
個人(小・中学生):260円
個人(高・大学生):410円
個人(一般):720円
・未就学の幼児、70歳以上の人、障碍者(介添人を含む)は無料です。
・このほかに団体割引(30名以上の団体)や、年間パスポートなどもあります。
・また、野外恐竜博物館(要予約)は別料金になります。
開館時間・観覧料については結構細かく分かれています。詳細な情報を知りたい人は以下の公式サイトで確認ください。
参考→ 「福井県立恐竜博物館 公式サイト 開館時間・料金」
福井県立恐竜博物館の滞在時間(目安)
上の表にも記載しましたが、福井県立恐竜博物館(常設展)の所要時間は、約1時間 ~ 3時間です。
なお、野外恐竜博物館(化石発掘体験など)の所要時間は、約2時間(見学・体験1時間、バス往復1時間)らしいです。
所要時間は、どれだけ見て回るかに寄るため、人によって異なりますが、私はゆっくり常設展を見て回って約2時間30分でした(食事・休憩なし、ライブラリーでの閲覧なし、野外恐竜博物館の見学なし)でした。
レストランで休憩や食事をしたり、ミュージアムショップでお土産を見る場合は、さらに時間がかかるかもしれません。
正直、ライブラリーの閲覧や、野外恐竜博物館のツアーも含めてると、丸一日でも全部見て回るのは難しいかもしれません。
恐竜博物館の観光レポ(常設展)
3月某日、恐竜博物館に行ってきました! 出入口でチケットを購入し、いざ入場!
上の写真は、恐竜博物館の出入口から駐車場を撮った様子です。
恐竜博物館は構造上、出入口が3階にあり、3階からエスカレーター(またはエレベーター)で1階に下りるのが順路になってます。
展示室(1階「恐竜の世界」ゾーン)は吹き抜けになっており、各階から見下ろすことができます。
下の写真は、3階のエントランスホールから展示室を見た様子です。
薄暗いホールの真ん中には、ティラノサウルスらしき巨大な模型が立ってます!
そして、遠く離れた場所には巨大な恐竜の姿が!
3階にいる私の目線よりも高い場所に顔があります!
アイツ、デカい(;゜ロ゜)
1階に下りて「恐竜の世界」ゾーンに着くと、さっき見たティラノサウルスがいました!
迫力満点!! 時々大きな鳴き声とともに動き出します!
ティラノサウルスの亜種である「獣脚亜目」の恐竜たちです!
顔がデカいし、歯がコワい! 明らかに肉食恐竜です。
自然界で絶対に遭遇したくないタイプの恐竜ですね(笑)
「ダイノシアター」という大きなモニターの裏は鏡になってました!
恐竜と自分達との大きさを比較するのには丁度良いですね!
下の写真は、「トリケラトプス」に近い種類の恐竜のようです。
脇に小さなフィギュア模型が置いてあり、どんな姿をしていたか想像しやすいです (^^)b
私の好きな恐竜の一つ「ステゴサウルス」 …に近い種類の恐竜もいました。
もちろん、福井県勝山市で発見された恐竜たちも展示されています!
下の写真は、日本で初めて学名が付けられた肉食恐竜「フクイラプトル」の全身骨格(複製)です!
また、同じ1階にある「化石クリーニング室」では発掘された石から化石を取り出す作業を見学できます。
2階にある「生命の歴史」ゾーンでは、陸上の恐竜だけでなく、海と空の爬虫類(はちゅうるい)や哺乳類の全身骨格も展示されています。
哺乳類の中でも「ケナガマンモス」は目立ってました! 大きくて長い牙が迫力ありますね。
私たちの祖先は、よくこんなデカい動物を狩ろうとしたものです!
このほかにも貴重な化石標本をたくさん見ることができますよ!
さらに、「ダイノラボ」は1・2階の吹き抜けになっており、ティラノサウルスの全身骨格を間近で観察することもできます!
なお、3階にはレストランや、お土産を購入できるミュージアムショップなどがあります。休憩や食事、グッズが欲しい人はチェックしてみて下さい!
(レストランのメニューはオシャレでしたが、個人的に少しお高めでした ^^;)
その他の情報、注意点
音声ガイド端末のレンタルあり
・地下一階エスカレーター降り口付近にて、音声ガイド端末のレンタルを行っています。
・料金は540円(年間パスポート定時で430円)です。
・「日本語」のほか、「英語」「中国語」「韓国語」の音声ガイドがあります。
バリアフリーに対応
・館内には、エレベーターやスロープが設置してあってバリアフリーに対応しています。
・車椅子やベビーカーの貸し出しもあります
但し、台数に限りがあるようです。
・各階のエントランスホールには男女トイレがあります。いずれにも多目的トイレが設置してあります。
なお、3階の多目的トイレはオストメイト対応とのこと。
救護室・授乳室あり
授乳のためのお湯ももらえるようです。
オススメの宿情報
最寄りの宿というわけではありませんが、福井県立恐竜博物館に行くのに私が利用したのは「福井アカデミアホテル」という宿です。
割とリーズナブルな値段で泊まれるうえに、福井県福井市に位置しているため、「福井県立恐竜博物館」や「東尋坊」などにもアクセスしやすいホテルです。
福井県の高校生(大学生?)の部活動の合宿所として使わるホテルのようで、私が宿泊したときも学生の団体がいましたが、そこが気にならなければ良いホテルだと思います。
なんと言っても客室・浴室が大きくてゆったり使えるのがポイント高かったです! また、ホールも豪華でスポーツジムもあります。
恐竜博物館に泊まりで行くことを計画している方は、チェックしてみてください!
さいごに
現在は滅びてしまった恐竜へのロマンを感じることのできる、とても良い展示内容でした! 小さな頃のワクワクを少し思い出し、かなり満足です!
なお、今回行ったときには小さな子どもを連れたファミリーが多くいたように感じます。 私が幼い頃はこんな博物館がなかったので、今の子ども達は幸せだなと少し嫉妬しています(笑)
大人も満足でき、小さな子どもには良い経験になると思いますよ!
恐竜をテーマとする日本最大の博物館ですので、興味がある人は一度行ってみることをオススメします!
次の休日には、福井県立恐竜博物館に行ってみてはいかがですか?
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