こんにちは、コアテンです。
今年からパプリカを育てているのですが、とにかく完熟までが非常に長いなと感じる今日この頃です。
まだ収穫に至ってませんが、花が落ちて実ができてから完熟するまで2ヵ月くらいかかるようです。
しかし、当然ですが、完熟するまでに腐ったり、傷んだりする実もあります。
今回は、「驚くほど早く傷んでしまったパプリカの実の様子」と「パプリカの実の傷みにくくする方法」についてご紹介したいと思います。
目次
傷んだパプリカの実の様子
7月中旬、朝の水やり時にパプリカの実の表面が少し傷んでいるのを発見しました。
これだけだと分かりにくいと思うので、赤で囲んでみました。
少~し凹んでいるだけですが、まあ大丈夫だろうと軽く考えてました。
が、問題は夕方に起こりました。パプリカに水やりをしようとしたときに傷みが酷くなっていたのです。
急に褐色になってしまったので、これは大きくなって完熟するまでに腐り落ちると判断し、摘むことにしました。
摘んでしまったら、やることは解体ですよね。
虫に食われたわけではなく、何が原因で傷んだのかは分かりませんでしたが、中に入っていた種が茶色く変色していました。
パプリカの実の傷み(腐食)の原因とその抑制方法とは?
パプリカの実が傷む原因は、大きく分けて以下の3つです。
・雨に当たり過ぎた
・その他の病気(害虫被害を含む)
以下、簡単に説明していきます。
・尻ぐされ病
ヘタの部分付近から腐り始める病気で、「カルシウム不足」や「窒素過多」などから発生してしまうことが多いようです。
「カルシウム不足」の場合は、石灰などを土に混ぜ込むことで防除できる場合があります。
・雨に当たり過ぎた
パプリカの実は、雨に当たると腐りやすくなるようです。
雨が続くようなら屋内に入れたり、雨よけをかけてあげると良いと思います。
なお、水シャワーはすぐに乾燥するため、問題ないと考えます。
・その他の病気(害虫被害を含む)
糸状菌(カビ)が原因で引き起こされる「灰色かび病」や「炭疽病」などによって、実が腐ることがあります。
それ以外には、アザミウマ(吸汁性の体長1mm弱の細長い害虫)の食害によって表面がボロボロになることがあります。また、アザミウマがウィルス病を媒介していることもあるので、見つけたら即駆除しましょう。
おわりに
パプリカの実が完熟するまでの期間が長いので、腐るとショックが大きいですよね。
傷ませない・腐らせないように気を付けて、この夏はたくさんパプリカを食べたいと思います。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬
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