【壁紙表面の剥がれも補修できる!?】クロスの穴埋め材の以外な利用方法

皆さんは、ネジや画鋲などで部屋の壁に穴が開いて困ったことはありませんか?

 

壁に穴が開いてしまうと見栄えも悪いですし、賃貸だと退去時にクロスの張り替え料金を請求されたり、敷金から補修代を差し引かれる可能性もあります。

 

 

そんなときに持ってると便利なのが、壁紙にできた穴を埋める「穴埋め材」です!

ネジや画鋲などによってできた穴をキレイに埋めてくれるので、我が家では大活躍しています。

 

 

でも この「穴埋め材」の利用方法は、壁紙にできた穴をただ埋めるだけではなく、壁紙の表面のチョットした補修にも使えるのはご存じでしょうか?

 

今回は、そんな「穴埋め材」の利用方法を実際の写真とともに紹介していきたいと思います。

 

 

使用したクロスの「穴埋め材」

我が家で使っているのは、建築の友「クロスの穴うめ材スーパー ホワイト」です。

 

 

 

カラーバリエーションは、「ホワイト」の以外にも「オフホワイト」「アイボリー」「ベージュ」「ライトグレー」などありますが、

実際に使う場合は、下のような「オフホワイト」くらいが良いと思います。(理由は後で分かります)

 

 

ネジや画鋲などを抜いた穴を埋める方法

ではまず、ここに穴の開いたクロスがあるので、
通常の使用方法(クロスの穴を埋める方法)について説明します。

 

 

(1) ノズルの先端を穴にあてて、穴埋め材を充填して穴を埋める

充填した後は、クロス表面の凸凹を再現するように(凸凹に合わせて)穴埋め材を盛り付けるとキレイに仕上がります。

 

 

 

(2) はみ出した部分を、水をつけて絞った布やスポンジ等で拭きとる

すでにこの時点で 写真を撮る際に穴があった位置を何度か見失いました(笑)
(上の写真には、穴の位置を赤い矢印で示してます)

 

 

 

(3) 穴埋め材を自然乾燥させる(気温20℃で10分程度)

さて穴はどこにあったでしょうか?

 

ここに穴があったんだと言われても分からないくらいに、キレイに補修できました!
正直この穴埋めだけでも十分な機能です(^^)

 

 

なお、穴埋め材の表面を乾燥させた後、ドライヤーで温めるとクロスの自然な凹凸が再現できます(70℃以上で膨らみます)

さらに着色をする場合は、施工後24時間以上経ってから(完全に乾燥してから)行いましょう!
乾燥する前に着色しようとすると、穴埋め材が水に溶けてしまいます(水性です)。

 

 

 

クロス表面の剥がれを修復する方法

次にクロス(壁紙)表面の剥がれを修復する方法について説明します。

 

突然ですが、ここに表面が剥がれたクロスがあります…

両面テープで壁に付けていたものを剥がしたときに、表面ごと一緒に剥がしてしまいました (つД`;)

クロス自体が破れたわけではなく、クロス表面の凹凸だけが剥がれた状態。

 

少し離れてみても色合いが違うのでチョット目立ちますね(汗)

このままではマズイので自分で補修することにします。

 

 

(1) クロス表面の凸凹を再現するように(凸凹に合わせて)穴埋め材を盛り付ける

ホイップクリームを絞ってデコレーションするような感じに盛っていきます!

 

 

 

(2) 穴うめ材を自然乾燥させる(気温20℃で10分程度)

チョボチョボと盛り付けること数分…
質感は割と再現できたのではないでしょうか。

 

しかし、穴埋め材の色が「ホワイト」だからか、穴埋め材を盛ったところが余計に目立っています。

このため、穴埋め材の色は「ホワイト」ではなく、「オフホワイト」くらいが良いと思います!

 

 

 

(3) 穴埋め材を着色する

クロスの色に近づけるため、穴埋め材に着色します。

 

着色には塗料を使うのが良いと思いますが、なければ他のもので代用できます!

例えば、ブラシや筆(鉛筆の粉を付けたもの)で穴うめ材をはたいたり、
消しゴム(鉛筆の線を消したもの)で穴埋め材をはたいたりして着色することもできます。

 

 

下の写真が、穴埋め材を着色したものです。

どうでしょう!剥がれた所が分かり難くなったと思いませんか?

 

 

少し遠くから見てもどこが剥がれたのか分かり難くなりました!

なお、穴埋め材への着色は施工後24時間以上経ってから(完全に乾燥してから)にしましょう。

 

 

 

注意点

(1) クロス(壁紙)表面の剥がれた面積が大きい場合や、クロス自体が破れている場合

部分的なクロスの貼りかえを検討しましょう!

(剥がれた面積が大きい場合に、穴埋め材で修復するのは流石にマナー違反だと思われます)

 

 

・剥がれた面積が大きいと、穴埋め材で隠すのが難しくなります。

また、クロス自体が破れて壁の下地が露出している場合に、穴埋め材を下地に直接使うと、後にクロスの貼り換えがし難くなってしまいます!

 

 

 

(2) クロスがめくれている(剥がれている)場合

上の写真のようにクロスがめくれている場合は、穴埋め材ではなく、クロス専用の「のり」で貼りなおしましょう。

 

 

さいごに

いかがでしたか?

 

ネジや画鋲の穴の補修だけでなく、クロス表面の剥がれが補修できれば、部屋の中を自分好みにアレンジしやすくなりますよね♪

また、クロスを破損した後に「どうしよう、これ…」といった後悔することが少なくなり、気持ちに余裕ができます!

 

 

クロスの補修が必要の場合は、参考にしてみてください!

 

 

 

なお、この記事を書いている途中、クロスがめくれている箇所を発見してしまったので補修グッズを探していたところ、「クロス補修便利セット」という便利なセットの存在を知りました!

 

これだけで、クロスの穴埋めや剥がれ等の補修ができる便利なアイテムなので、これを常備しておくのも良いかと思います!

 

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