こんにちは!
私の中では洞窟や鍾乳洞めぐりが静かなマイブームになっています。
洞窟や鍾乳洞って何故か行ってみたくなるんですよね~!
ということで、今回は私が最近行ってきた奈良県の天川村にある五代松(ごよまつ)鍾乳洞についての感想などを書いていきたいと思います!
目次
『五代松鍾乳洞』とは?
五代松鍾乳洞とは、奈良県吉野郡天川村に存在する約80メートルほどの鍾乳洞です。
1933年(昭和8年)に発見され、発見者である赤井 五代松氏の名をとって「五代松鍾乳洞」と命名されました。
現在は県の天然記念物に指定されており、大きな石柱や発達した鍾乳石など表情豊かな自然の造形を見ることができます。
鍾乳洞の入口へは、山道を歩く登山道のほか、急峻な山肌をエンジン駆動のモノレールに乗って登って行くこともできます。
なお、五代松鍾乳洞の付近には、名水「ごろごろ水」の採水場があります。
別記事(参考)
このほかに、五代松鍾乳洞の付近(洞川エリア)には、「面不動鍾乳洞」や「かりがね橋」「大原山」「蝙蝠(こうもり)の窟」「蟷螂(とうろう)の窟」などの観光スポットがあります! これらもレポする予定ですので、よかったら見てみてください。
参考:「奈良県の面不動鍾乳洞レポート」
参考:「洞川温泉エリアめぐり(かりがね橋、蝙蝠の岩屋、蟷螂の岩屋など)」
各施設の料金・営業時間
(1)五代松鍾乳洞の料金
大人: 400円
子供: 200円
(2)五代松鍾乳洞の営業時間
午前: 9:30 ~ 11:30
午後: 13:30 ~ 15:50
定休日は水曜日です。なお、12月1日~3月下旬までは休業しています。
(3)モノレールの料金
大人: 上り 300円 下り 200円(往復 500円)
子供: 上り 200円 下り 100円(往復 300円)
(4)モノレールの営業時間
五代松鍾乳洞の営業時間と同じです。
(午前が9:30 ~ 11:30、午後が13:30 ~ 15:50)
(5)最寄り駐車場(ごろごろ茶屋の駐車場)の料金
1回(一時間未満): 500円
1日(一時間以上): 1,000円
・最寄りの駐車場は、名水ごろごろ水の採水場になっています。
・上記の駐車料金には、施設利用料(採水など)も含まれています。
(6)最寄り駐車場(ごろごろ茶屋の駐車場)の営業時間
9:00 ~ 18:00
五代松鍾乳洞へのアクセス
五代松鍾乳洞へは、自動車もしくは公共の交通機関を使って行くことができます。
(1)自動車で行く場合
国道309号線経由で国道21号線に入り、そこから約15分ほど走行すれば到着します。
(2)公共の交通機関を使用する場合
近鉄・下市口駅から奈良交通バス・洞川温泉行きのバスに乗って(約1時間20分)、洞川温泉で下車した後、徒歩約40分で到着します。
なお、洞川エリアにある他の観光スポット(面不動鍾乳や蟷螂の窟、蝙蝠の窟、かりがね橋、大原山など)を巡ろうと考えている場合には、自動車をお奨めします。
五代松鍾乳洞の滞在時間(目安)
上の表にも記載しましたが、五代松鍾乳洞の滞在時間(所要時間)は、約30分~1.5時間です。
但し、所要時間は人によって異なります。私は、じっくり見て回って約1時間(上りはモノレールを使用)でした。
五代松鍾乳洞での服装などについて
服装や靴は準備して行きましょう
・鍾乳洞の中はヒンヤリしており、半袖では肌寒いかもしれません。
・洞内は舗装されておらず、狭くて細い道もあります。
また、鍾乳洞の入口までの登山道も険しいため、サンダルやヒールは止めておいた方が良いです。
上の写真は登山道を撮影したものです。ゴツゴツした石や岩などがあって歩き難いです。
ですので、「体温調節ができて多少汚れても良い服装」と「歩きやすい靴」を準備して行きましょう。
五代松鍾乳洞の留意点
案内人(ガイド)と一緒に入洞する必要あり
「勝手に入らないように!」と入口付近の看板に記載されています。
洞内に閉じ込められるのを防ぐ目的のようです。入口に案内人が居ない場合は待ちましょう!
入洞の際はヘルメットを着用します
・ヘルメットは、五代松鍾乳洞の入口で案内人から手渡されますので、持って行く必要はありません。
上の写真は、五代松鍾乳洞の入口前に常備されたヘルメットです。
・また、モノレールの往復乗車券を購入した人は、モノレールの乗車場所(小屋)で渡されます。
上の写真は、モノレールの乗車場所(小屋)の写真です。
・但し、他人が使ったヘルメットを使用するのに抵抗がある人は、持って行っても良いかもしれません。(正直、少し汗臭かったです)
モノレールの定員は5名まで
モノレールには、運転手以外に座席が4つしかありません。
(最後尾の一席は他の座席より広く、2人乗ることができます)
モノレールは約20分間隔で発車しますが、定員に達すると締め切られてしまいます。その場合は、次の便に乗るか、登山道を歩くか選ぶことになります。
(登山道を歩いた場合は、7~10分で鍾乳洞入口に到着します)
五代松鍾乳洞の探索レポ
五代松鍾乳洞の最寄り駐車場(ごろごろ茶屋の有料駐車場)に車を停めました。
この駐車場は、名水「ごろごろ水」の採水場になっています。
登山道は登りたくないので、急いでモノレールの乗船チケット(上り)を購入しに行きました。
モノレールは定員が少ないので早めに受付を済ませましょう!(定員わずか5名)
いざ出発進行!
高い木々で囲まれたレールに沿って、モノレールが斜面を力強く登っていきます。
登山道から見られる景色とは違うので、五代松鍾乳洞に行く際は、ぜひ一度乗ってみることをオススメします。
上の写真の発着駅でモノレールから下りた後、少し歩けば鍾乳洞入口に到着します。
下の写真が、五代松鍾乳洞の入口です。
ここで入洞料金を支払うと、案内人のおじさんからヘルメットを手渡されます。
(貴重品以外の荷物をここで預かってもらうこともできます)
入口付近は、かがんで進む必要のある低い通路です。そこを抜けると大きな空間にでます!
上の写真は、上り階段です。
五代松鍾乳洞は入口から上に登っていく構造となっているため、入口と出口が異なっています(同じエリアにある「面不動鍾乳洞」は入口と出口が同じです)。
下の写真は「下半身の柱」と呼ばれる鍾乳石です。
興味深い形をしていますね。二本の脚のようにみえませんか?
下の写真は、洞内の蛍光灯の周りに植物が生い茂っている様子です。
照明の付近には植物が生えてくるらしいです。たくましい…。
実はこの写真、サムネイルで見たときに、洞内から外の様子を写した写真だと勘違いしました(笑)
さらに狭い通路を抜けて奥に行くと、様々な鍾乳石のある大空間にでました!(何度か頭をぶつけたので、ヘルメット着用してて良かったです)
案内人が付いているので、洞内にある鍾乳石について随時説明を受けることができます!
自分達だけで歩いてまわると気付かずに通り過ぎてしまうこともあるので、こういうとき「案内人がいるツアーも良いなあ」と思います。
上の写真は、水が滴る鍾乳石を接写したものです。こんなに近くで観察できますよ!
手前にあるのが「床の間の柱」と呼ばれる石柱で、奥にあるのが「藤の棚」と呼ばれる鍾乳石です。
上の写真は「鷲の大鍾乳石」と呼ばれるものです。どうやったら、このような複雑な形の鍾乳石ができるのでしょうね?
下の写真は、鍾乳洞の出口から出たところの景色です。
まぶしい!そしてキレイです!
下の写真は出口の写真です。
五代松鍾乳洞の出口は、鍾乳洞入口よりも高いところにあるので、入口に戻るにはここから少し下山します。
その後、出口から登山道を歩いて下り、駐車場まで戻ってきました。
モノレールで往復してもよいですが、余裕があれば下りは登山道を歩くのも楽しいと思いますよ!
オススメの宿情報
洞川エリア(洞川温泉街)にも多数の宿はありますが、結構お高めなんですよね。
そこで今回私が洞川エリアを散策するのに利用したのは「かくれ里の宿 森の交流館」という宿です。
宿泊料金がリーズナブルで、サービスも良く、洞川エリアまで車で30分というアクセスのしやすさが Goodです。
学生の夏休みシーズンに行ってしまったので子供達が走り回っていたのと、隣の部屋のドアの開閉が響いたのが少し気になりましたが、それ以外の接客サービスや部屋の内装、料理、お風呂(黒滝の湯)などがとても良く、心地良く宿泊できました!
特に会席料理は、奈良の郷土料理を味わうことができるので大満足! 機会があれば是非また宿泊したい宿です。
洞川エリア付近での宿泊を考えている方は、チェックしてみてください!
最後に
鍾乳洞だけでなく、モノレールに乗ったり、登山道を歩いたりと一粒で何度も美味しい観光スポットでした!
大規模な鍾乳洞とは言えませんが、様々な鍾乳石を見ることができる上に、入口から出口まで同じ道を歩くことがないので、終始新しい景色を楽しむことができるのが良いですね。
鍾乳洞に興味がある人はきっと楽しめると思います! 奈良県に寄る際にはぜひ行ってみてください。
それでは、また!
別記事(参考)
なお、付近(洞川エリア)には、面不動鍾乳洞、蝙蝠(こうもり)の窟、蟷螂(とうろう)の窟、かりがね橋 などの観光スポットもあるので、五代松鍾乳洞と一緒に巡るのも良いと思いますよ! これらもレポする予定ですので、よかったら見てみてください。
参考:「奈良県の面不動鍾乳洞レポート」
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