【アニメ・漫画レビュー】『BANANA FISH』を視聴した感想【ライ麦畑でつかまえて】

こんにちは、コアテンです!

 

今回は、数か月前に視聴したアニメ『BANANA FISH』を紹介したいと思います!

1990年代の漫画ですが、2018年にリメイクされて放送されたアニメです。嫁さんが昔読んでいたらしく、女の人に絶大な人気のある作品です。

 

今回は、アニメ『BANANA FISH』の感想や見所について、簡単にですが紹介したいと思います!

 

 

あらすじ

アニメ『BANANA FISH』とは、
1985年~1994年にかけて連載していた吉田秋生氏による漫画を、2018年にアニメ化したものです。

「バナナ・フィッシュ」という謎の言葉を巡ってアメリカで繰り広げられる事件を描いたクライム・サスペンス作品です。

 
イラク戦争の最中、アメリカ軍の兵士グリフィンが突如 同じ隊の兵士たちに向かって小銃を乱射する事件を起こした。その兵士は「バナナ・フィッシュ」という謎の言葉をつぶやいた。
 
2018年、ダウンタウンのストリートキッズのボスであるアッシュ・リンクスは、ある日、銃撃され負傷した男から「バナナ・フィッシュ」という言葉と共に小さなロケットペンダントを受け取った。
 
「バナナ・フィッシュ」は廃人となった元兵士グリフィンがときどき口にする言葉であったことから、アッシュは調査しはじめた。謎の言葉「バナナ・フィッシュ」を巡って一大事件が幕を開ける。
 
上記のあらすじは、アニメ版のものです。

アニメ版は、時代背景が現代(2018年)に変更されており、各種のアレンジが加えられています(原作の舞台は1985年)。
それに伴い、物語の発端であるベトナム戦争がイラク戦争に変更されていたり、登場人物たちがスマホを利用しているシーンなども見られます。

 

『BANANA FISH』の見どころと感想

アニメ「BANANA FISH」の見どころは、「スケールの大きさ」「アッシュと英二の関係性」と思います!

 

「バナナ・フィッシュ」の謎解きから、あそこまでスケールの大きな話に発展するとは思いませんでした。最初は集団抗争でしたが、国を巻き込んだ大スキャンダルと社会情勢が絡んだ事件の目撃者となった気分です(フィックションです)。

 

私自身、原作の連載を最終話あたりから読んでいて、ラストは覚えていたのですが、こういった話だったのかと、25年近くたってようやく理解できました。

これまで壮絶かつ孤独な人生を送ってきた主人公・アッシュ。そんな彼が唯一心を許したのが、暴力とは無縁の日本の大学生・奥村英二。全く違う二人が、損得や性欲などでもなく、純粋にお互いのことを大事にして想い合うという、現実には得難い関係性(無償の絆?)に惹かれました。

 

上で少し書きましたが、
家族が別冊コミック(BANANA FISHの連載誌)を購入していたこともあり、私自身、原作漫画の連載をリアルタイムで読んでいました。しかし、私が読み始めたのは最終話あたりから…(^▽^;)

ラストシーンや番外編だけは記憶に残っていましたが、今回、アニメ版を視聴したことで、どういったストーリーだったのか ようやく理解できました!

原作の時代設定(1985年)を、現代(2018年)に変更したので多少の不自然さはありますが、それでも違和感少なく、上手くアニメ化したなと感心しました。

また、OP曲もクールでカッコ良く、ED曲はどことなく切ない曲調で本作に合っていました♪

しかし、この作品を視聴していると、アメリカには同性愛や両性愛が多くて、ヘテロセクシャル(異性愛者)は少数派なのかと錯覚を覚えてしまいがちですね。

私自身は男ですが、アニメーションや漫画作品で、直接的に生々しい描写が無かったので、別世界の事のように本作を視聴することができました。耐性が無い人は一話だけ見て判断してもらえれば良いと思います。

 

総評(レビュー)

BL系の作品だと思って視聴してませんでしたが、今は視聴してみて良かったと思います。

題材や設定などから人を選ぶ作品なのかもしれませんが、数話だけでも実際に観て自身で判断して欲しい作品です。大丈夫そうであれば、ストーリーやBGM等がすごく良い作品だったと思われます。

 
 
漫画版
アニメ版には番外編(後日談やサブストーリーなど)は収録されておりません、アニメ版を視聴して気に入った方は、漫画版も読んでみてください!

私は嫁さんが原作漫画を全て所持しているようなので、今度読ませてもらいます。

 
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬

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