【漫画レビュー】『ブルーピリオド』を読んだ感想【絵を描く悦びに目覚めてみた】

こんにちは、コアテンです!

 

 

今回 私が紹介したいのは『ブルーピリオド』という漫画です!

 

 

一年前に一巻試し読みで無料だったので、読んでみてハマったので一気に最新巻まで購入してしまった作品です。

 

 

すでに有名作品なので今さら感があるのですが、今回はこの作品を読んだ感想を簡単にですが紹介していきたいと思います!

 

 

 

あらすじ

『ブルーピリオド』とは、
成績優秀だが不良ともつるむ高校二年生・矢口 八虎(「やぐち やとら」。以下、八虎)が、知識・経験ゼロの状態から美大を目指し、芸術家を目指すという青春美術漫画です。

 

不良友達とも一緒に遊ぶが、成績優秀でコミュニケーション能力も高い優等生・八虎は、自分の本心を隠しながら器用にこなしていく生活に、えも言えぬ虚しさを感じていた。

 

そんなある日、八虎は美術室で見た一枚の絵に心を奪われる。

 

 

その衝撃がキッカケとなり、いつもならサボるはずの美術の課題「私の好きな風景」に真剣に取り組むことにした八虎は、

「自分が好きなものを絵にして他人に見せる経験」「その絵に他人が共感してくれるという経験」をし、生まれて初めて自分が生きている実感と、他人と本心で会話できた感覚を覚える・・・。

 

 

これにより絵を描く悦びに目覚めた八虎は、厳しい美術の道を歩む決心と、美大を目指す決心をし、美術部に入部したのだった。

 

 

 

『ブルーピリオド』の見どころ

私が考える「ブルーピリオド」の見どころは、ずばり自己表現の手段「美術テクニック・理論」です!

 

 

 

・まず、この漫画のおかげで、美大を目指す人や美術家の人がどんなことを考えて、作品制作にあたっているのか知ることができました!

 

失礼ながら、「美大生は服装が奇抜で不思議な作品を作る人達が多い」くらいの認識しか持ってなかったので(スミマセン)、凄く勉強になりました。

 

 

 

・また、美大生(美術家)たちの制作した作品自体が、自らの「自己表現の手段」であるということも、この作品から知りました!(そんなことすら知らなかったですが汗)

作中で紹介されている「スケッチブック」「スクラップブック」の使い方などを知って、目からウロコが落ちました(笑)

自分が良いと思ったもの、好きだと思ったもの収集して追求していくツールだったのですね~。

 

「この作品の登場人物たち(美大受験生)は、私よりも自分自身の好きなものについて、自分で認識してるんだろうな…」とか色々と考えてしまいました(@Д@|||)

 

 

・さらにこの作品では、美術のノウハウ(テクニック)や理論がふんだんに紹介されており、その点でも非常に勉強になります。

 

なによりも、主人公・八虎が感覚に任せて作品を作るタイプではなく、悩みつつも試行錯誤しながら自分なりに解釈して作品を作るタイプなので、凡人の我々でも理解しやすいよう描かれているのが嬉しいところ!

 

 

 

感想・総評(レビュー)

初めて読んだとき「美術漫画が、まさかこんなに面白いとは思わなかった」と驚きました!

 

「美術」という明確な点数のつかない評価の難しいジャンルを題材とした作品であり、できれば多くの人に見てもらいたい作品です。

 

 

また、私はこの作品に出会えてから、美術館で美術品を見るときの考え方や感じ方のヒントをもらえた気がしました! 

主人公・八虎だけでなく、仲間の美大受験生や美大生がどのような芸術家に成長していくのか、今後の展開が楽しみですね。

 

 

美術に詳しい人だけでなく私のような素人でも十分楽しめる作品なので、色々なジャンルの漫画に興味がある人は、ぜひ一度読んでみてください。

それでは!

 

 

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