こんにちは、コアテンです。
前回に引き続き、ミニトマトの栽培方法のまとめをしたいと思います。
今回は、収穫量を上げるミニトマトの栽培方法②(追肥や剪定方法など)を簡単に紹介していきたいと思います。
前回:「 収穫量を上げるミニトマトの栽培方法1(植え付け方法) 」
目次
ミニトマトの剪定方法とは?
ミニトマトは放っておくと葉っぱが生い茂ってジャングルのようになってしまいます。そうなると日当たりが悪くなって生育が上手くできなかったり、風通しが悪くなって病害虫が発生しやすくなるなど良いコトはありません。
したがって、ミニトマトの栽培には剪定が必須になります。私が考える収穫量を上げるミニトマトの剪定方法は次の2つです。
・収穫が終わった花房の下の葉っぱを摘み取る
・脇芽欠き
ミニトマト栽培において、脇芽欠きは基本中の基本です。
脇芽欠きについては皆さんご存じだと思うので、説明は不要ですね。別の記事でも紹介しているので、気になる方はソチラを参照ください。
参考記事:「 ミニトマトの脇芽かきとは?失敗しない方法・見分け方 」
・収穫が終わった花房の下の葉っぱを摘み取る
ミニトマトでは花房の下にある2・3の葉っぱが非常に重要で、花房の下にある2・3の葉っぱが光合成で作り出した栄養分が、その花房の実に与えられていきます。
しかしながら、収穫した花房の下にある葉っぱが残っていると土からの栄養分が、その葉っぱに取られてしまいます。つまり、花房の下にある葉っぱが残っていると、それより上に土からの栄養分が行きわたりにくくなり、それより上の葉っぱが大きくなり難くなってしまいます。
このように、収穫を終えた花房の下にある葉っぱは邪魔なだけです。
・収穫を終えたら、花房やその下にある葉っぱを全て摘み取りましょう!
前回も少し説明しましたが、収穫を終えた花房の下にある葉っぱを全て摘み取ったら、巻いた茎を下に下げましょう。こうすることで、上にスペースができて茎をさらに長く伸ばせるため、収穫量が増えます(下のイメージ図を参照)。
コンパニオンプランツのバジルを植える意味とは?
ミニトマトは、土の温度や湿度が高すぎると尻ぐされ病などになりやすいと言われています。
そのため、土の部分を日陰にしたり、通気口の大きなプランターを使ったりして土の温度を下げますが、ミニトマトの下にコンパニオンプランツ(バジル)を植えることで土が日陰になり、温度が上昇し過ぎるのを防ぐことができます。
また、ミニトマトの成長もよくなるといった効果もあるため、ミニトマトと一緒に育てたい植物と言えます。
ミニトマトの追肥のタイミング
ミニトマトの追肥のタイミングは次の❶ ❷のいずれかです。
❷ 最初に実がなったら与え、その後は奇数段の花房に実がなったら与え
どちらでも良いようです。定期的に与えるようにしましょう。
追肥には速効性のある液肥が良いということで私はハイポネックスを利用しています。青色の液体なので最初はビックリするかもしれませんが、これを水で薄めて与えるだけと非常に簡単。オススメの液肥です♪
固形肥料を与える場合は、根元から20cmほど離れた場所に与えると良いとのこと。
追肥の際の注意点
肥料はあまり多すぎても問題があります。
以下、追肥の際の注意点として、「栄養過多のサイン」と「栄養不足のサイン」「丁度良い栄養状態のサイン」について示します。
栄養過多のサイン
トマトの先から20cmくらい下を見て葉っぱが内側に巻いている場合は、栄養過多のサインです。
また、栄養過多のときは、やたら茎が太く成長しているので、この点も注意して見ましょう。
栄養不足のサイン
逆に栄養不足のときは、葉っぱが上を向いていますし、葉っぱと葉っぱとの間隔が長くなって(徒長して)しまっています。
ひょろ長くなっていたら栄養不足のサインです。
丁度良い栄養状態のサイン
丁度良い栄養状態のときは、葉先が少し垂れ下がっています。
おわりに
いかがでしたか?
これだけやって去年は6月中旬~12月末まで収穫することができました♬
途中、梅雨が長くて日照時間が足りなかったためか、花が落ちまくって収穫できない時期も挟みましたが、長期間にわたって茎を伸ばし収穫し続けることができました。
その分、無農薬栽培だったので害虫との闘いが長く続きましたが、この方法を使えば半年くらい収穫できるので、もし興味があるならお試しください。
とりあえずミニトマトのまとめ記事が書けてホッとしています。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬
前回:「 収穫量を上げるミニトマトの栽培方法1(植え付け方法) 」
コメント