パソコンで音声入力する2つの方法とは?【Googleドキュメント・Windows音声認識】

こんにちは、コアテンです。

 

前回は、スマホ(iPhone)での音声入力の方法メリットなどについて紹介しました。実際に使用してみると、意外と使い勝手が良くて、外出先などで文章入力したい時にとても重宝しています ♬

 

さて、スマホを紹介したら、次はパソコンですよね。

今回は「パソコンでの音声入力に必要なもの」「パソコンで音声入力する2つの方法」などについて紹介したいと思います。

※ 最近ではツールが非常に多く、音声入力の仕方も十人十色です。今回はあくまで一例として、私がしている音声入力を紹介します ※

 

 

パソコンでの音声入力に必要なもの

パソコンで音声入力させるためには、当然ながら「マイク」が必要になります。

 

「❶パソコンにマイクが内蔵されていない場合」「❷パソコンにマイクが内蔵されているけど、音声入力の精度をもっと上げたい場合」には、別途マイクを用意する必要があります。

 

以下に紹介するのは、私が使用しているマイクです。すぐ使用したい場合はコレで十分です。

構造が単純なので、難しい操作もほとんど必要なく、パソコンに差し込めば すぐ使えるお手軽なマイクです♬

 

 

しかし、調べていると様々なタイプのマイクがありますね。今とても気になっているのが、「ワイヤレスマイク」「卓上マイク」の2つです。

【ワイヤレスマイク】

ワイヤレスマイクは、ケーブルが邪魔にならなくて良さそうですね。

 

【卓上マイク】

卓上マイクは、卓上に設置スペースが必要になりますが、衣服などにマイクを留める必要がないので即使用できるという利点があります。

高性能な卓上マイクが欲しいところですが、上に紹介したような安価なマイクで試してからにしたいですね。

 

 

パソコンで音声入力する2つの方法

あくまで私の例ですが、パソコン(Windows 10)で音声入力する方法は、以下の2つになります。

・「Windows音声認識」の機能を使用する方法
・「Googleドキュメント」を使う方法

 

以下、それぞれの方法について簡単に説明していきます。

 

 

「Windows音声認識」の機能を使用する方法

Windows 10には、「Windows音声認識」という音声認識の機能が、標準実装されています。そのため、以下に示す簡単な設定を行うことで、音声で様々な操作が可能になります。

 

「Windows音声認識」は、Apple製品の「Siri」のように、文章入力だけでなく、ソフトの起動などの操作も行うことのできる便利な機能です。

 

 

Windos 音声認識の初期設定

「Windows音声認識」を初めて使用する場合には、初期設定が必要になります。初期設定の方法は次のとおりです。

 

(1) Windowsのツールバーにある検索窓(画面左下にある)に「音声」と入力します。

そうすると、上の写真のように、検索候補に「Windows 音声認識」が表示されるので、これをクリックすると音声認識のセットアップが開始されます。

 

 

(2) 下のような画面が表示されるので、その後は画面のガイダンスに沿って「次へ」をクリックしていきます。

 

その後、マイクの種類を選びます。ご自分のマイクがどの種類か迷うかもしれませんが、近いタイプを選べばよいです。

服などに留めるタイプのピンマイクは、下の写真のように「ヘッドセット マイク」で問題ありません。選択したら「次へ」をクリックします。

 

 

(3) 次にマイクのセットアップを行います。

具体的には、上の写真の赤い囲みの中の文章を読み上げた後、「次へ」をクリックします。

読み上げが上手くいっても、いかなくても「次へ」をクリックするまで画面は変化しません。ここで失敗すると、文字入力の精度が低くなってしまいます。

私の場合、ここで読み上げに失敗してしまったうえに、何度も繰り返し読んでしまいました。そのため、初めて音声入力を使ったときの文字入力の精度がとても低かったです(^▽^;)

その後、「音声認識トレーニング」を行うことで文字入力の精度は高まりました

 

マイクのセットアップが完了すると、下の写真のようなウィンドウが表示されるので「次へ」をクリックします。

 

 

(4) その後はお好みで設定を選択して「次へ」をクリックしていきます。

ドキュメントやメールの内容を確認させることで、音声認識の精度を上げることができます。下の写真のように、私は「ドキュメントレビューを有効にする」にチェックをいれました。

 

 

「聞き取り開始」という音声だけでWindows音声認識を有効にするか否かを選択できます。私は、下の写真のように「手動による有効かモードを使用する」にチェックしました。

 

 

音声認識リファレンスカードを参照できます。ザっと簡単に一読する程度で多少使い方が分かると思います。後で再確認もできるので、ここでジックリ読む必要はありません。

 

 

その他の設定も、私は下の写真のように「起動時に音声認識を実行する」からチェックを外し、「チュートリアルを実行しない」をクリックしました。これで初期設定は完了です!

細かな設定は、「音声認識コントロールパネル」で後から設定・実行可能です。

「音声認識コントロールパネル」は、「Windows 音声認識」ウィンドウを右クリックし、「構成」⇒「音声認識コントロールパネルを開く」を選択すれば開きます。

 

 

「Windows音声認識」を使った実際の音声入力

下の写真は、「Windows 音声認識」ウィンドウです。

ウィンドウの右側にある「ー」ボタンをクリックすると最小化され、「×」ボタンをクリックするとウィンドウが閉じます。

 

 

下の写真のように、ウィンドウの左側にある「マイクマーク」のボタンをクリックすると、ボタンが色付き音声入力できるようになります。

 

 

【実際の音声入力した文章】

下の写真は、試しに「Word」を開いて音声入力してみた結果です。

 

「今日はいい天気ですね。最近雨続きで洗濯物がなかなか干せないので早く梅雨が明けてくれることを祈っています。」と発言したところ、

「今日はいい天気ですねました台南最近雨続きで洗濯物がなかなかせないので早く梅雨が明けてくれることを祈っています」と入力されました。

 

黄色でマークアップした部分が誤変換された部分です。良い感じですが、惜しいですね(^▽^;)

「Windows音声認識」は初期段階では、持ち主の発声の特徴を学習できていないため、正確性が低いようです。使い続けて学習させていくことによって、正確性が増すとのこと。

 

なお、Windows音声認識の「音声認識トレーニング」というものを行うことで、音声認識の精度を高めることができます。

実は上の音声入力結果は、一度だけ「音声認識トレーニング」をしたものです。マイクのセットアップが上手くいってなかったので、以前に音声入力した文章はほとんど間違ってました(汗)

音声認識トレーニングについては、別の記事で紹介していますので、よければそちらを見てみてください。

参考記事:「 Windows音声認識の精度を高める方法について(音声認識トレーニング) 」

 

 

「Googleドキュメント」を使う方法

パソコンで「Googleドキュメント」を使う方法は、とても簡単!

 

例えば、以下に示す Googleの公式サイトから「Googleドキュメントを使ってみる」をクリックしてご自身のGoogleアカウントに紐づければ(または、アカウントを作成すれば)すぐに使用可能です。

参考:「Googleドキュメント -オンラインでドキュメントを作成-

 

Googleドキュメントは、Webアプリケーション(ネットワークから利用するアプリ)のため、インターネットに接続されていれば、スマホやパソコン、タブレットなど端末を問わずに利用が可能です。

 

また、Googleアカウントでログインすることで、同じ一つのドキュメントファイルを、異なる複数の端末で編集することが可能です。

 

 

Googleドキュメントを使用してパソコンから音声入力する方法は次のとおりです。

(1) 音声入力したいドキュメントを開いて、「ツール」⇒「音声入力」の順にクリックします。

 

 

すると、下の写真のような「マイク型のボタン」が画面上に表示されます。

「Ctrl + Shift + S」ボタンを押しても、同様に、マイク型のボタンが表示されます。

 

 

(2) 下の写真のように、マイク型のボタンをクリックすると赤くなるので、その後にマイクに向かって発声すれば音声入力されます。

 

 

【実際の音声入力した文章】

下の写真は、試しに「Googleドキュメント」で音声入力してみた結果です。

 

Googleドキュメントの凄さは、その正確さです!

「。」「、」「!」や改行などはキーボードでその都度打ちましたが、音声を完璧(漢字も含めて)に文字に起こしてくれました。

 

 

パソコン音声入力がスマホ音声入力と違う点

パソコンで音声入力は、スマホの音声入力と少し違う点があります。

 

それは、「。」「、」「!」などの入力ができないことです。

スマホの音声入力の場合、『まる』と発声することで「。」が入力され、『かいぎょう』と発声することで改行されていましたが、

パソコンの音声入力では、『まる』と発声すると「丸」が入力され、『かいぎょう』と発声すると「改行」と入力されてしまいます。

そのため、パソコンの場合は「読み上げながらキーボードで入力する」「後で推敲する」ことになります。

これらの点については、音声入力の際に注意し、慣れる必要があるなと感じます。

 

 

おわりに

今回は、パソコンで音声入力する2つの方法(「Windows音声認識」「Googleドキュメント」)などについて簡単に説明しました。

 

この二つのうち、どちらを使用するかという問題ですが、私は今のところスマホもパソコンも、正確性を重視して「Googleドキュメント」を使用して音声入力をしています。

 

「Windowsも音声認識の精度が高ければ…」ということで、次回は「Windows音声認識の精度を高める方法(音声認識トレーニング)」について紹介したいと思います!

 

音声認識技術の精度が高まれば、音声入力による原稿作成がもっともっと簡単にできるでしょうし、音声入力も使い易くなって、私達の仕事や生活もさらに便利なものになるでしょうね ♬

これからも身の回りにあるものを少しずつ改善していくつもりですので、よろしくお願いします(^-^)

 

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬

 

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