農林水産省・植物防疫所から突然封筒が届いた件と、その理由について

こんにちは、コアテンです。

突然ですが皆さんは農林水産省から封書が届いた経験ってありますか?

 

 

実は先日、私宛に農林水産省の植物防疫所からの封書が届きました!

なぜ封書が送られてきたのか思い当たる理由が見つからず、あまりに突然のことだったので「え、なんで?私なにかしたっけ?」とすごく驚きました。

 

 

今回は、農林水産省・植物防疫所から突然封筒が届いた件について、その理由(私の場合)を含めて紹介したいと思います。

 

 

送られてきた封書のその理由(内容)について

封書に入っていた内容物は上の写真のとおりです。

 

写真では小さくて分かりにくいですが、以下の2点が同封されていました。

(1)郵便物のコピーが添付されたA4用紙
(2)リーフレット

 

 

A4用紙は「輸入植物等検疫に関するお知らせ」

可能な限り文字部分を大きくして撮影した写真ですが、それでも小さいですね・・・
折り曲げてますが、裏に郵便物のコピーが添付されています。

 

A4用紙に書かれた内容をまとめると以下のようになります。

・海外からの植物に有害な病害侵入を防ぐために、植物防疫所では外国から送られてくる全ての植物および植物生産物等の検疫を行っていること

・私宛てに中国から名称不明の種子が送られてきたが、検査証明書が無添付のため防疫所で保留していること

上記名称不明の種子の措置について相談したいので、連絡くださいとのこと
(期限までに連絡がない場合は差出人に返送、もしくは廃棄する)

 

これを見て、Amazonで花の種子を注文していたことをやっと思い出しました!

というか、屋号が英語名だったので注文したのが中国の業者ということに全く気付いてなかったよ・・・(汗)

 

「来年は花とか育てたいな~♪」と冬に思い立ったけども、一般的に種子が販売されるシーズンはとっくに過ぎており、唯一見つけた業者の商品を良く調べもせずにポチった結果です・・・。

 

 

 

リーフレットは植物の検査証明書に関する「重要なお知らせ」

リーフレットに書かれている内容はとても分かりやすかったです!

 

要点をまとめると以下のとおりです。

・植物等を日本へ持ち込むには輸出国政府機関により発行された検査証明書を添付して、輸入検査を受ける必要があること

・検査証明書が添付されていない植物等は、廃棄処分になること

・検査証明書を添付せずに輸入した場合や輸入検査を受けなかった場合は、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる場合があること

懲役または罰金が科される場合があるのか・・・(-△-;)

 

 

以下に植物防疫所のホームページのリンクを貼っておきます。
上記リーフレット内容について詳しく知りたい方や、他の重要なお知らせについて読みたい方はご確認ください。

参考:「植物防疫所リーフレット:植物防疫所

 

その後どう対応したか

まずは、植物防疫所に電話をかけ、その後 Amazonで発注した業者に連絡を取りました。

 

植物防疫所への連絡

植物防疫所に電話をかけると気さくな感じの男性職員が応対してくれました。
(A4用紙の右上に記載されていた識別番号を伝えると、今回の件について現状を理解してくれてスムーズに話し合うことができました)

 

 

結局、検疫所の職員に「発注した種子の種類」を伝えて日本への持ち込みが禁止されている植物ではないことを説明しましたが、
検査証明書の添付がない植物等を国内へ輸入することはできないという回答を受けました。

 

なお、手元にない植物の種子について、輸出国政府機関が発行する検査証明書を私の方で用意することも不可能でしたし、Amazon経由で業者へ連絡しても保管期限には間に合いそうにありませんでした。

どうしようもなく、種子の受け取りは諦めることに・・・。

 

最後に、保管している種子を「業者へ返送(着払い)する」「廃棄する」のどちらかを選んでくださいと言われたので、防疫所の職員の方に業者に返送してくださいと依頼して電話を切りました。

 

 

発注した業者への連絡

発注した業者への連絡は、Amazon経由で行うことにしました。

具体的には、次のとおりです。

Amazonの「注文履歴」から「注文に関する問題」をクリック

「荷物が届いてません」または「その他の問題」を選択

「出品者に問い合わせる」にチェックを入れ、発生した今回の問題についてコメント欄に記載して送信ボタンをクリック

なお、コメント欄には、検査証明書が必要だったため返送したこと、返金してほしい旨を記載しておきました。

 

その2、3日後に業者から返信がきて、返金に応じてくれることになって ようやく安心しました(^^)
(実際に返金されたのは約一か月後です)

 

 

まとめ

病害中の持ち込みに関しては知らなかったで済まされないことなので、植物防疫所で保留してくれて助かりました!

 

 

植物防疫所への電話連絡と、Amazon経由による業者への問い合わせで かなり時間を取られてしまいましたが、今回のことはよい勉強になったと感じます。

 

最後に、簡単にですが今回得られた教訓をまとめます。

(1) 動植物を輸入する際は、検疫が必要なものと不要なものがあることに注意しましょう

(2) 植物類を購入する際は、国内の業者か否かを確認しましょう
(検査証明書の添付が必要なものを海外の業者から購入する場合には、検査証明書を添付してくれるか要確認のこと)

 

皆さんも、商品を購入する際の商品や業者(特に海外から植物類を輸入する際)にはご注意ください!

それでは

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