【書籍レビュー】『お金2.0』を読んだ感想【変わるお金のカタチ】

こんにちは!コアテンです。

 

 

今回、私が紹介するのは『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』という本で、二年くらい前に読んだときは、書店に平積みされていたほどの人気のあった本です。

 

以下、書籍『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』を読んだ感想どについて紹介したいと思います。

 

 

 

この本の内容・感想について

著者である佐藤 航陽(さとう かつあき)氏は、マーケティングやファイナンス、コンシューマー関連事業を展開する株式会社メタップスの創業者です。

なお、株式会社メタップスは、時間をリアルタイムで売買できる「タイムバンク」というアプリをリリースしている会社です。

 

本書は、メタップスの創業と上場、経営を通して佐藤 航陽氏が得たお金についての考え方・概念などを表現した本です。

 

 

この本が販売された2017年は、フィンテック、ビットコイン、シェアリングエコノミー、評価経済などの単語やこれらの考え方が一般的になりはじめた時期であり、

「経済の在り方」「価値」などについて、皆の考え方が変化が生じていた時期でした。

 

そんな中でこの本は、新たなテクノロジーやニュース、経済などに対して、経営の第一線で活躍する著者の視点から見た解釈を伝えてくれる貴重な一冊であり、初めて読んだときは私にも多くの示唆・気付きを与えてくれました。

 

 

また、同時期にリリースされたアプリ「タイムバンク」は、本書の内容のとおり、人間の時間というものについての経済的な流動性を高め、新たな価値を再確認させてくれたサービスだったと思われます。

 

 

(2)また、「新しい経済のルールと生き方」というサブタイトルに象徴されるように、本書は実に多くのテーマについての考え方・解釈を提供してくれます。

 

一部タイトルだけ紹介すると、

「お金の正体」
「脳が欲する報酬」
「拡大するサービスの作り方」
「自然と経済との係わり」
「テクノロジーがお金・経済のカタチを変えること」
「価値の可視化」
「経済システムとの付き合い方」
など非常に多岐にわたるテーマについて述べています。

 

非常に多くのテーマについて網羅的に触れられており、今後の経済の方向性や働き方などについて多くのヒントが得られる本だと思われます。

 

 

総評・おわりに

テーマが広くて読み応えのある本で、読んだ当時(2018年)はとても印象深い一冊です。

価値経済の行く先や、今後の働き方などを予言するような本で、個人的に経済についての多くの情報やヒントが得られました。

 

 

経済についての現代までの流れと将来的な流れをザっと知りたい人には、特にオススメできる一冊だと思います(逆に、この本に書かれている内容について目新しいものが無ければ、かなり経済リテラシーの高い人だと思います)。

 

もし、まだ読んだことのなくて、次に読む本に迷っている人がいれば、ぜひ一度読んでみてください。

それでは!

 

 

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