剥いた生ニンニクを乾燥する際の注意点【切ったときに出るベタベタの粘液】

こんにちは!コアテンです。

 

以前少し紹介しましたが、梅雨の時期に新ニンニク(生ニンニク)を手に入れたのですが、皮部分に青カビを生やしてしまいました。

 

その後、新ニンニクの皮を剥いてから乾燥させたのですが、そこでもチョットした失敗が…。

初めてのことをすると、色々と問題が起こったり、その解決方法を考えて実行したりして非常に勉強になります!

 

今回は、「新ニンニクについて」「新ニンニクを乾燥させるときの注意点」などについて、あくまで雑学として紹介したいと思います!

 

 

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新ニンニク(生ニンニク)とは

新ニンニクは、畑から収穫してすぐに発送されるニンニクのことです。乾燥されていないため、別名「生ニンニク」ともいわれます。

 

生産地によっても異なりますが、新ニンニクは毎年5月から7月くらいに収穫されて出荷されます。

採れたての新ニンニクは外皮が適度に水分を含んでおり、上の写真のように、ビニール袋に入れたままだと水滴がつくことがあります。

 

ニンニクは一年を通して入手できますが、通常はカビの発生を防いで長時間保存できるようにするため、収穫してすぐに20~30日ほど乾燥させて販売されます。

 

新ニンニクは乾燥したニンニクに比べて色が白く、香りや歯ごたえもシッカリと感じられるのが特徴です。

 

 

 

新ニンニクを乾燥するときの注意点

新ニンニクは青カビが生えやすかった

新ニンニクの外皮はかなり水分を含んでいます。

 

さらに、新ニンニクの収穫時期は梅雨の時期と重なっているため、ビニール袋に包んで置いておくと、下の写真のように数日でカビが生えてしまいます。

 

カビが生える前に、風通しのよい乾燥した場所で保存しましょう!

また、食べきれない新ニンニクは乾燥させましょう。

 

カビが生えてしまった場合は、下の写真のように皮を剥くと食べられる可能性があります。

鱗片にまでカビの菌糸が達している場合は、その部分を切り取ってしまいましょう。

カビが生えるとその菌糸が鱗片深くまで達している可能性があるため、食べる場合はあくまで自己責任でお願いします。

 

 

 

剥いた新ニンニクを乾燥するときの失敗談と注意点

通常、皮付の新ニンニクを乾燥させるときは、上の写真のように縛って干します。こうすることで、空気に触れる面積が大きくなって乾燥しやすくなります。

 

 

一方、剥いた生ニンニクを乾燥させる際、鱗片を切った箇所(傷付けた箇所)があると、そこからベタベタとした粘り気のある粘液がしみ出てきて、色々なモノにくっついてしまいます。

 

・この粘液はニンニクに含まれるスクロース(ショ糖)によるもので、糊のような性質があるとのこと。

ニンニクを切ったときに、手や包丁などにベタ付くあの粘膜のことです。

 

下に新聞紙を敷いて乾燥させる場合、この粘膜に触れていると生ニンニクが新聞紙にくっ付いてしまいます。

さらに、鱗片を切った部分が机や新聞紙に接触していると、粘膜がうまく乾燥できず、粘膜からさらに青カビが生えてしまうことがあります(上の写真を参照)。

 

 

 

切った新ニンニクを乾燥させるときの要点

切った新ニンニクを乾燥させるときの要点を以下にまとめます。

・乾燥させる際は、切った部分を机や新聞紙に触れさせないこと
(切った部分が机や新聞紙に接触していると、ニンニクに机や新聞紙に貼り付いてしまう)

・乾燥させるときは床には置かないこと
(切った部分から出る粘液にはホコリや粉じんが付着するので)

・乾燥させる新ニンニクが少量の場合は、ドライバスケットなどで乾燥させるとよい

 

なお、上述したドライバスケットとは、例えば次のようなものです。

これがあれば、鳥や害虫などを気にすることなく生ニンニクを乾燥させることができる上に、干し芋や干し柿、ドライフルーツ、干しシイタケなども作ることができます。

 

 

 

おわりに

生ニンニクは瑞々しいのが良いところですが、新鮮すぎてカビが生えやすいのが難点ですよね。

 

今回のことで色々と勉強になりました!

ニンニクの切り口はネバネバと粘り気のある粘液がでるので、ここに何かが付着しないように気を付けてください。また、食品を乾燥させるときは床の上に置かないようにしましょう!ホコリや髪の毛が乾燥させている食品にかかるのを抑制できます。

 

生ニンニクが食べきれずに乾燥したい場合の参考にしていただければ幸いです。

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬

 

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