こんにちは、コアテンです。
今回のタイトル中の『舟を編む (光文社文庫)』は、三浦しをん氏による小説のタイトルですね。
「辞書は言葉の海を渡る舟で、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」という意味から署名が付いているとのこと。
さて、今回はこのタイトルを拝借して何を言いたかったというと、我々の生きるこの世界自体が大海原だということです。これを少し説明していきたいと思います。
目次
『世間は大海原』『舟を編む』とは?
ここでいう、『大海原』とは渡るのが難しい現実・競争社会などの事を指します。
そうです。現実の競争社会は非常に厳しいですよね(;^ω^)
そして今回の『舟を編む』とは、同盟・アライアンスを組むことを指します。
何十年か前に「宇宙船・地球号」という話もありましたが、地球という星に住んでいるという意味では、同じ舟に乗っていると言えるかもしれません。
なお、同盟・アライアンスの最も小さな単位が「家族」や「夫婦」だったりします。基本的に家族同士は遺伝子を残すという目的のため、助け合います。したがって、家庭内ではほとんど競争はありません。だからこそ、家庭に閉じこもり過ぎると、外の世界も競争が緩いと勘違いしがちになります。
一方、周囲がアライアンスを組んで乗り越えるような大海原(厳しい世間・競争社会)の中で、自分だけが一人で立ち向かうのであれば死んでしまうかもしれないということは容易に想像できますよね?
そのため、私たちはこの大海原を小さな力でも乗り越えられるように同盟を組んでいるわけです。
同じ舟に乗る人とは仲間であり、競争相手でもある
同じ舟に乗る人同士は、世間(競争社会)を乗り切るために同盟相手(仲間・味方)です。自分の乗る舟が沈没すると困るので、同じグループに属している人同士は、基本的にはお互い協調することが多くなります。
一方で、外部との関係ほどではありませんが、同じ舟に乗っている人同士は競争相手でもあります。つまり、同じ舟の中でも小さな海が広がっているんですね。
人脈作り=社会的な地位づくり
仲間を増やすことは同盟を組む人を増やすということです。つまり、人脈作りとは、社会的な地位作りとも言えます。
同盟を組む人が多ければ多いほど、社会的な地位が高まるとされています。
おわりに
一人の力で立ち向かったとしても上手くいく可能性は低くなります。
なお、もちろん会社やサークル、グループなど付き合う人や仲間を変えることで、別の同盟に移ることもできます。
自分にとって最良のグループを選び、そこで多くの人とアライアンスを組むことで自己実現していきましょう!
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬
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