【漫画レビュー】『1日外出録ハンチョウ』を読んだ感想【大槻、解放】

こんにちは、コアテンです。

 

今回 私が紹介したいのは『1日外出録ハンチョウ』という漫画です!

ご存じのとおり、あの有名作『賭博黙示録 カイジ』の登場人物(悪役)であるハンチョウを主人公にしたスピンオフ作品です。

 

今回はこの作品を読んだ感想を簡単にですが紹介していきたいと思います。

 

あらすじ

『1日外出録ハンチョウ』とは、
福本信行氏の『賭博黙示録カイジ』の登場人物・大槻班長を主人公にしたスピンオフ作品で、
萩原天晴氏が原作、上原求氏と新井和也氏が漫画を担当する日本の漫画です。

 

帝愛グループの債務者を劣悪な環境で強制労働させる地下施設。

その地下施設において、自らも債務者でありながらE斑の班長を務める大槻太郎は、チンチロリン賭博で大勝ちして地下通貨・ペリカを荒稼ぎしていた。

 

貯めたペリカを使うことで様々な優遇を受けられるようになるが、その中でも最高の勤労奨励オプションが「一日外出券」である。

 

本作は、班長・大槻「一日外出券」を頻繁に利用して外出し、観光名所やグルメスポットなどを巡る有意義な休日の過ごす様子を描いた作品です。

 

『1日外出録ハンチョウ』の見どころ

私が考える「1日外出録ハンチョウ」の見どころは、「自由と不自由のアンバランスコメディ」だと思われます。

 

本作品は、普段は地下施設での強制労働という自由のない超絶ブラックで不自由な環境に身を置く大槻が、地上に外出した先で自由を謳歌し、グルメに舌鼓を打つ姿を描いたものです。

 

大槻は、地上で仕事中のサラリーマンの目の前で、昼間からビールを飲む姿を見せつけて優越感に浸るという悪魔的な発想ができる男。そんなは、普段は誰よりも不自由な場所で強制労働させられているのにも関わらず、誰よりも自由かつ有意義な休日の過ごし方を熟知しているというアンバランスさを持っています。

常識的に考えると、そんな大槻が債務者になっているというのが不思議ですが、ソレを言ったら物語になりません(;’∀’)

当初は食べ歩きのグルメ話だけの作品だと思っていましたが、
観光名所めぐりや、馴染みの店巡りなど人情話、地下施設で売り出す商品開発の話などもあって、かなりエピソードが豊富でした。よくもこれだけ話のネタが尽きないなと感心させられた作品です。

途中から何ジャンルの漫画を読まされているのか分からなくなってきましたが、なぜか面白い不思議(笑)

 

感想・総評(レビュー)

読む前は期待してませんでしたが、班長・大槻だけでなく、取り巻きの沼川や黒服なども巻き込んだコメディに笑わせられました。

 

下らないことを大真面目にやってのけるギャグ漫画で、肩の力を抜いて読める作品となっていますので、ぜひ一度読んでみてください。

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!

皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬

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