【お金を手に入れる方法?必要な仕事?】『おカネの教室』を読んだ感想【お金の物差しで物事を見極める】

こんにちは!コアテンです。

 

 

今回、私が紹介したいのは『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密』という本です。

 

お金に関する悩みは、ほぼ全ての人が人生で直面すると言っても過言ではありませんね。

今回紹介する『おカネの教室』は、物語を読みながら、登場人物たちの一員になったつもりで「お金についての疑問」「働くこと」等について、楽しく学び・考えることのできる一冊です。

以下、その内容と感想などについて紹介したいと思います。

 

 

 

『おカネの教室』の内容・感想について

「おカネの教室」とは、
元々は、著者・高井 浩章氏が、自身のお子さん達(当時、小学生5年生)たち向けに連載していた家族内の読みもので、それを書籍化したものらしいです(あとがき談)。

内容としては、ある中学校のクラブ活動で、先生と二人の生徒がおカネに関する考え方を話し合うという物語となっています。金融・経済系の学園ドラマになっているのは、飽きっぽいお子さん達に読ませるための方策らしいです。

 

全ての人が人生で直面するお金に関する悩み…。

特に、自分の子どもにはお金で苦労なんてして欲しくないのが親心だと思います。なのに、ほとんどの家庭では、親が自分の子どもに対してお金に関する話をすることは無いのではないでしょうか。

 

たしかに世の中にはたくさんの経済関係の本が出版されていますが、お金の仕組みや経済のことを物語調に楽しく読めるホントいうのは、なかなかお目にかかることはできません。

そんな中で、この本は「お金についての疑問」「働くこと」等について、登場人物たちの一員になったつもりで学び、考えながら楽しく読める一冊となっています。

 

その内容は以下に示すように多岐にわたっています。

・お金を手に入れる方法
・「働くこと」や「役に立つ仕事」「役に立たない仕事」について
・「必要な職業」と「不要な仕事」とは?
・リーマンショックの経緯
・資本主義、社会主義、民主主義について
・お金の借り方について

サラリーマンやパン屋、地主、高利貸し、昆虫学者、最古の職業など、具体的な職業についても色々な視点から考えてくれていて取っ付きやすい内容です。

 

幅広い内容について分かりやすく面白い読みものにまとまっているのが素晴らしいと思いました。

もしこれを「自分で子どもと話をして、一緒になって考えて意見を交わして…」を考えると、この本が如何に貴重な本だということが分かります。

 

私自身、両親と子どもの頃にお金や経済の話をしたことは、ほとんどありませんでした。正直、私自身が子どもの頃に読んでおきたかった一冊です!

 

 

総評・おわりに

最近は、経済やお金に関する仕組みなどを分かりやすく解説した本や漫画も多くなってきましたが、個人的に、この本が群を抜いて読みやすいと感じました。

 

経済やお金、仕事について順序立てて分かりやすく説明してくれるだけでなく、宿題という形で登場人物たち(二人の中学生)に疑問点などを考えさせるという流れになっているので、登場人物たちと共に色々と考えることができる点が非常に良かったです。

お金の稼ぎ方などが書かれた本ではありません。あくまで、お金や仕事についての考え方などが紹介された入門書のようなものです。

 

大人が読んでいても気付きもあるので、お子さんに読んでもらうだけでなく、ご自身で読んでも色々と考えさせられる内容となっています。

お金や仕事に関して興味がある方は、ぜひ一度読んでみてください。

 

 
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬

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