【漫画レビュー】『魔法のリノベ』を読んだ感想【ライフオーガナイズ】

こんにちは、コアテンです!

 

 

今回 私が紹介したいのは『魔法のリノベ』という漫画です!

リノベーションを題材にした珍しい漫画で、試し読みした後にすぐに全巻揃えた作品です。

 

 

今回は、この作品の感想・総評を簡単にですが紹介していきたいと思います!

 

4巻から電子版のみでの販売になっているようです。ご注意ください。

 

 

あらすじ

『魔法のリノベ 』とは、
家族経営である「まるふく工務店」のリフォーム部営業・福山玄之助(ふくやま げんのすけ)が、大手建設会社から「まるふく工務店」に転職してきた真行寺 小梅(しんぎょうじ こうめ)とタッグを組んで、
そこに住む家族の希望や人生などに寄り添いながら様々な家のリノベーション(改修)に携わり、成長していく様子を描いた職業漫画です。

 

家族で経営する「まるふく工務店」のリフォーム部は契約成立率が低迷していた。

 

そんな折、この状況を打破するには女性視点での営業強化が必要であると考えていた社長・福山蔵之介(父)の独断によって、

「まるふく工務店」では、恋愛トラブルで大手建設会社を退職した真行寺 小梅をリフォーム部の営業部員に迎え入れ、営業部員・福山玄之助(長男)と組んでペア営業することが決定した。

 

 

観察力と営業力の高い小梅と、人間味あふれ思慮深い玄之助

方向性の違う営業ペアは、そこに住む人々のライフオーガナイズ(人間関係や生活様式の問題、不便、不満なことを解決するリノベーション計画)の提案などモットーに、数々の物件のリノベーションに携わっていく。

 

 

 

『魔法のリノベ』の見どころ・内容

私が考える「魔法のリノベ」の見どころは、「住居をイメージする楽しさ」「人間関係」です!

 

 

(1) 一般の家庭にとって住居とは、一生のうち一度購入するかどうかの大きな買い物ですよね。

私も二十歳くらいの頃は住居の間取りを見て、色々とイメージするのが好きでした(結局、賃貸物件に住んでますが…)。

やはり、こういう家に住みたいという高揚感がないと楽しくありませんよね!この作品を見ていると、そのワクワク感(住居をイメージする楽しさ)を思い出します!

 

 

また、物件ごとの建築図(ビフォアとアフターの平面図や建築模型)がしっかり描かれていて間取りが想像しやすくなっています。

さらに、リノベーションの考え方や建築知識などに矛盾は見当りませんし、動線確保や建ぺい率などの問題についても非常にリアルです。作者の方が入念に取材されているのが良く分かりました(^-^)

 

 

(2) リノベーションをする際の家族の人間関係、感情、目的などのリアリティがあるのも、この作品の良い点の一つです。

 

当然ですが、今住んでいる物件に不便な点があるからリノベーションを依頼しますよね。

でも、改築前の家にも愛着がありますし、人間関係の確執、すれ違い、リノベに対する夫婦の温度差など、リノベ物件に住む人の関係性にも焦点を当てているところがこの作品の素晴らしいところ。

 

リノベによって、その物件に住む人々(登場人物たち)の生活様式は変化しますし、それがより良いものになるよう、玄之助も小梅もお手伝いするという営業スタンスに共感できます(*’▽’)

 

 

なお、玄之助や小梅の恋愛要素もありますが、おまけのようなもので、それなしでも十分楽しめる作品となっています。

 

 

 

感想・総評(レビュー)

個人的に好きな絵柄だったのでとても読みやすい漫画でした。リノベーションと人間ドラマを両方見ているような感覚を味わいました(笑)

 

この作品を読んで、久々に物件をイメージしてワクワクさせられる気持ちを思い出しました♪

長く住む場所だからこそ、同居する家族みんなが幸せになる間取りにリノベーションしたいものです。

 

リノベと人間ドラマが好きな人は、絶対に読んで損はない素敵な漫画ですので、機会があればぜひ一度読んでみてください。

 

それでは!

 

 
4巻から電子版のみでの販売になっているようです。ご注意ください。

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