「平均理論」という考え方について

こんにちは!コアテンです。

 

今回は、私が『平均理論』と呼んでいる考え方について紹介したいと思います。

この『平均理論』ですが、簡単に言うと思想や仕草、身体能力などがこれまでの人生の経験の平均値に近づくというものです。

私自身あまり本をたくさん読むタイプではないので、もしかしたらすでに別の名前が付いた理論かもしれませんし、そもそもこの考え方が間違っているかもしれません。しかし、今のところ私は常日頃 正しいと感じています。

 

あくまで私の個人的な考え方ですが、この『平均理論』というのは割と普遍の原理ではないかと思っています。

今回はこの『平均理論』について簡単にですが紹介させていただきます!

 

 

『平均理論』について

「平均理論」は全てに当てはまる

★上述しましたが、『平均理論』とは、簡単に言うと自分の習慣や思想(考え方)、仕草などが、これまでの人生の経験したモノの平均値に近づくというものです。

 

この『平均理論』は、人生における全ての事に当てはまると考えられます。全ての事と言うと漠然としすぎていますが、例えば、習慣思想(考え方)好み仕草性格会話の仕方学力身体能力などがコレに当たります。

 

 

「自分の年収は自分の周囲にいる仲の良い五人の平均である」という話はよく聞きますよね。これも『平均理論』に当てはまると考えられます。

 

私達は今までに見た事がないもの、感じた事がないものを再現することはできません。逆に、私達が今までにたくさん触れて経験してきた事柄は容易に再現できてしまいます。

 

私達を形作っているものは、これまでの人生における自分の周囲の環境の平均値であり、今までの人生で多く触れたモノに大きく影響を受けています。

「類は友を呼ぶ」の故事ではありませんが、例えば以下に示すような事について、自分が属する集団に様々な面が似通ってくると考えまれます。

・穏やかな気性の友達が多ければ、穏やかな性格になりやすい
・家族やよく会う友達と口癖が似てくる
・頭の良い集団の中にいれば頭が良くなる
・何か起こったときのリアクションが似てくる

・運動神経の良い集団の中にいると、運動能力が高まりやすい

この理由は色々とあると思われますが、いままでの人生における成功体験などを学習したり、よく聞く周囲の人間の言葉遣いが普通の会話だと考えて自分でも発したりするためと考えられます。

また、周囲にいる人の方が自分より優れていると認識すると、劣等コンプレックスを解消しようと脳がフル回転するのだと考えられます。

 

 

逆に、短気やすぐに怒鳴るなどの「一般的に良くないとされること」も自分が属する集団に影響されて似てしまうと考えられるため、注意が必要です。
 
そういえば、私の家族はメッチャ早食いです(汗)
皆食べるのが早いので、噛まないで飲み込む癖ができてしまったのかもしれません。よく噛んで食べる習慣を身に着けたいです。

 

 

 

最たるものは家庭環境

『平均理論』が最も作用するのが家庭環境になります。

幼少時代から大きくなるまで長い期間を一緒に暮らす両親や兄弟などの家族からの影響は多大です。

 

家族は遺伝的に姿形が似ているだけでなく、口癖や趣味、考え方、食べ物の好き嫌いなどが似ている場合が多いですよね。これは家族間で話をしたり、同じ食事を食べたりと、同じような経験をしているためだと考えられます。

多少の個人差はありますが、どの家庭に属するかに依って「口調が穏やか」「キレイな言葉遣いをしている」「食べ方がキレイ」「読書好き」「音楽好き」「活発」「運動が好き」「お祭りが好き」などの特色が生まれます。

 

私達は生まれてくる家庭を選ぶことはできません。

良いことばかりではありませんが、自分にとって好ましい思想(考え方)や習慣が身に付いているのであれば、それは正に家族からのギフトだと思われます。家族に感謝しましょう (^-^)b

 

 

 

加重平均されることがある

この『平均理論』には一つ厄介なことがあります。それは心理的な影響をかなり受けてしまうということです。

 

具体的には、「好きな人」「嫌いな人」の言動についてかなりの重み付けしています。

多くの人が雑談している中でも自分が注意している相手の会話を聞き取ることができることを、「カクテルパーティー効果」と言いますが、その心理版のようなものです。

 

例えば、好きな人の言動(または、嫌いな人の言動)を思い出して反芻することって多いですよね。頭の中で何度も思い出すことで記憶に定着しやすくなります。「好き」「嫌い」の感情の振れ幅は非常に大きいです。

逆に、自分にとって無関心な事柄はほとんど思い出すことがありません。好きの反対は無関心というのは真理ですね。

また、学生時代に好きな先生の教える教科は成績が良くて、あまり好きではない先生の教科の成績が低かったなんて人も多いはずです。抱いている感情は学習意欲や集中力にも影響します。

 

 

 

『平均理論』を味方にする方法

(1) 最も有効なのは周囲の環境を変えてみること

『平均理論』を味方にする方法は、至ってシンプルです。

自己啓発本にもよく書かれているとおり、もし今の自分を変えたい場合には、「周囲の環境を変える」のが最も有効な手段と考えられます。

 

具体的に説明すると、単純に環境を変えるだけではなく、「自分が見習いたい!」とか「あんな風になりたい!」と好ましく思っている人が多い集団に属するようにしましょう。

 

もしも家族環境に恵まれなかったという人がいても、成人して仕事をするようになって自ら環境を変え、好ましい人に囲まれていればきっと人生が好転していくと思います。

 

 

 もし自分が好ましいと思っていることが分からない場合には、「今までの自分とは全く異なる考えの人が多い集団に属する」というのも一つの手段です。

 

今までの人生で自分が良いと思えるものが少ないなら、思い切って正反対の行動をとってみる…。つまり、今までとは正反対の人達に囲まれてみるのも良いと思います。

そうすることで、今まで自分では気付かなかった事柄も、周囲の人が気にしている事柄は次第に自分も気付くようになっていきます。

 

 

(2) 嫌なこと・物に触れたら、好ましいことにたくさん触れること

・これが『平均理論』の肝になります。

全ての事が自分の中で平均的なものとなると考えるため、自分にとって好ましくない事があったら、それ以上(できるだけ多く)に好ましいと思っている事に触れることが重要です。

 

嫌なことがあっても、たくさん大好きなことをして薄める感じです♪

 

一度嫌なことがあっても好ましいことがたくさん起これば、トータルでは自分の好ましいことばかりを経験することになりますよね。

例えば、以下のようなことをして平均値では自分基準でプラスになるようにするのがコツです。

・嫌なものを経験してしまったら、好ましいものをたくさん経験する時間を増やす
(好きな音楽や映画を観るなどたくさんリラックスしたり、好きな人と会話する等)
・悪口を言われたら、たくさん誉め言葉を聞く
・身体に悪そうな食品(例えば、傷んでいる食品)を食べてしまったら、新鮮な食品をたくさん食べるようにする

自分にとって悪いと思われるモノに触れてしまったら、良いと思われるモノで埋め尽くして薄めるイメージです。

 

トータルで自分好みのものに囲まれていれば、いずれ自分が好ましいと思っている性格や思想(考え方)、習慣を身に付けることができるようになるはずです♪

 

 

 

おわりに

今回は、私が『平均理論』と呼んでいる考え方について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

 

少し話にまとめきれてなかったかもしれませんが、私たちのほぼ全てのことが今まで経験してきたものの平均値に近くなるという考え方です。

 

今後の私達の習慣や性格などをより良いものとするため、常に健康でいるために、今回紹介した『平均理論』の考え方が少しでもお役に立てれば幸いです。

もっと良い考え方を紹介できるよう、これからも試行錯誤していきます!

それでは。

 

コアテン

関西でフリーランス生活を送る元サラリーマンのメンズです。
最近、家庭菜園を始めました!将来の夢は「田舎で自給自足のスローライフ」
毎日いろいろ試行錯誤しながら、日々の出来事や学び、成果などを発信してます♬

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