こんにちは!
今回、私が紹介したいのは『ACCA13区監察課』という漫画です!
一巻だけ試しに購入してみて、雰囲気がよかったので全巻買い揃えた漫画です。
アクションや戦闘シーンなどは全くありませんが、クールに仕事をする大人が活躍するのが好きな人にはオススメの漫画です!
なお、漫画を購入してから知ったのですが、2017年にアニメ化もしていたようです!
目次
あらすじ
地方自治制のドーワー王国(架空の王国)に存在する巨大組織「ACCA」を中心に、王国内の様々な人間たちの思惑と工作が入り乱れた群像劇を描いた作品です。
99年前に12の地区によるクーデターが起こり、各地区に地方自治が認められた歴史を持つ、13の区からなるドーワー王国。
クーデターの後、警察局・消防局・医療局などが連なる民間の巨大組織「ACCA」が結成され、その中の「監察課」は、各自治区にあるACCA支部の業務を日々監視する業務を行っていた。
「もらいタバコのジーン」の異名を持つ監察課・副課長のジーン・オータスは、いつもの視察に向かおうとしている途中、至急ACCA本部ビルに向かうよう呼び出しを受ける。
ACCA本部ビルでは、ACCA5長官により監察課の廃止が決定されており、ジーンは突然その旨を通達されることとなる。平和な時代において、地方の不正を監視する「監察課」が存在する意味はないという判断によるものであった。
しかし、突然の通達後に視察に向かったジーンが視察先で不正を摘発したことにより、廃止の決定は覆り「監察課」は継続されることになる。
一方、巷ではクーデターの噂が立ち始め、「ジーンがクーデター計画に加担している」という情報を掴んだACCA5長官により、ジーンは内務調査課から監視されるようになってしまう。
そして、クーデターの疑いをかけられたジーンは、そのクーデター計画に次第に巻き込まれていくことになっていく…。
『ACCA13区監察課』の見どころ
派手なアクションも戦闘もなく、淡々と物語は展開していきますが、何故か先を読みたくなるような魅力に溢れた作品です。主人公のジーンも戦闘は行いません。
この漫画の見どころは、「キャラクター」と「地方色」だと私は思います。
この物語の登場人物は、主人公・ジーンを筆頭に濃くて魅力的なキャラクターが揃っていて、ほとんどの登場人物がカッコ良い!
登場人物たちが優秀なエリートだという設定なので当然かもしれませんが、クールな大人がスマートに仕事をこなす姿は読んでいて心地よいですね!
主人公・ジーンも普段はやる気がないように見えるが、非常に優秀な人物で 肩の力が抜けたゆる~い雰囲気の脱力系ヒーローです。
もちろん、ゆるい話だけでなくクーデターが絡んでくるため、人々の思惑や策謀が裏でうごめいています。けれども、物語全体が重苦しい雰囲気になってはおらず、オシャレな雰囲気が漂ってます。
また、かつて13の区はそれぞれ異なる国であり、気候や服、食べ物、人々の容姿に考え方などあらゆる部分が区によって異なっています。
各区の地方色が強いところも この作品の魅力の一つだと思います。
ちなみに この物語では食事のシーンが多く、ジーンたちが作中で食べている料理やパン、スイーツなども、この作品の見どころの一つだと個人的に思っています!
区によって異なる料理や特産品が、なによりも美味しそうなんです! 読んでいると、特にパンが無性に食べたくなってきます ( ̄¬ ̄*)
感想・総評(レビュー)
表立った戦闘やアクションシーンなどはなく、組織内での派閥や人々の思惑などが入り混じった大人向けの作品で、面白かったです。
淡々とストーリーが進んでいくのですが、先が気になってしまい一気読みしてしまいました。 絵のタッチも独特でオシャレな雰囲気が漂っており、こういったジャンルが好きな人にはオススメしますよ!
なお、『ACCA13区監察課 P.S.』の方には、主にACCA5長官それぞれのエピソードなどが収録されています。 本編(ACCA13区監察課)だけでも物語は完結しますが、5長官や主要な登場人物たちのエピソードが盛り込まれており、物語の裏エピソードなども描かれていますよ!
本編を読んで後で気になった人は、こちらもぜひ読んでみて下さい!
それでは!
アニメはこちら▼
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