【防災・停電対策】停電に備えて持っておきたい非常用ライト(照明)5選

こんにちは!

 

皆さん、今年(2018年)は特に各地で災害が多発していると感じませんか?

大きなところでいうと、6月に起こった大阪府北部地震や 西日本を襲った7月の集中豪雨、9月に来た台風21号による被害、9月に起こった北海道胆振東部地震 など多くの災害が起こっていますよね。

 

 

私の住む地域では、台風21号による被害で大規模な停電が発生し、深夜まで電気が使えず部屋が真っ暗の状態になってしまいました。

 

もちろん災害用に非常用のライトを準備していたので、大きな問題はありませんでしたが、実際に停電を経験して非常用ライトに必要な機能などについて いくつか気付いたこともありました!

 

 

そこで今回は、災害時に備えておきたい非常用ライト(照明)の種類や、非常用ライトに必要な機能などについて再検討してみたので、紹介していこうと思います。

 

 

非常用のライトが必要な理由

それではまず、どうして非常用ライトを用意しておくべきか説明したいと思います。

説明の必要が無い人は、読み飛ばしてください!

 

 

正直に言うと、私は停電になるまで非常用ライトを準備しておく重要性をあまり理解していませんでした。

スマートフォンのライト(懐中電灯アプリ)で十分だと思っていたのです(汗)

 

 

でも、実際に停電なって、「いつ復旧するかも分からない状況で、スマートフォンのバッテリーを消耗させるアプリを使うことなんて できない」ということに気付かされました!

 

そのときになって、ようやく非常用ライトを準備しておくことの重要性を知ったのです!(遅)

 

 

 

非常用のライト(照明)の種類・必要な機能

まず始めに調べたのは、非常用ライトの主な「種類」「必要な機能」についてです。

非常用ライトの「種類」「必要な機能」について以下に示していきます。

 

 

非常用ライトの種類

非常用のライトは、用途別に分けて大きく以下の3つの種類に分けられます。

 

(1)ランタン  

基本的に、ランタンは持ち運んで足元や作業箇所を照らしたり、机の上などに置いて周囲をまんべんなく照らしたりする為の照明器具です。

 

(2)懐中電灯  

懐中電灯も、ランタンと同様に、持ち運んで足元や作業箇所を照らす照明器具ですが、指向性(光が一方向に放射される機能)があるため、少し遠くにある箇所を照らして確認するのに適しています。

一方、机の上などに置いて周囲をまんべんなく照らすのには不向きです。

 

(3)足元灯・常夜灯  

足元灯・常夜灯は壁などに設置して暗い通路を歩くときに足元を照らす為の照明器具です。 光センサーと人感センサーを搭載しているタイプが便利。

「電池式」、「充電池式」「コンセント差込式」などがあります。

 

 

 

非常用ライトに必要な機能

非常用ライトに必要な機能は以下のとおりです。

 

(1)明るさ  

・基本的に明るい方が行動しやすくて便利ですが、必要以上に明るいライトは点灯時間が短かったり(バッテリーがすぐ減ってしまったり)するので注意しましょう。

・ライトの明るさは使用する用途(点検や読書など)によって異なります。明るすぎず暗すぎない、必要な明るさのライトを選びましょう。

例えば、読書をするのに適した明るさは、300~500ルーメンと言われています。
停電時に自宅内を移動するだけなら、もう少し暗くても十分だと思われます。


上の写真は、380ルーメンのランタン(GENTOS  SOL-036C)を机の上に置いた様子です。

結構明るいので 文章を読むだけでなく、書くことも問題なくできそうです。

 

(2)点灯時間の長さ  

点灯時間の長さは、できるだけ長いものを選びましょう。

電池式のライトの場合、点灯時間は、新品の電池を入れたときの使用可能時間を表します。つまり、点灯時間が長いほど電池交換する回数が少なくて済みます。

 

(3)持ち運びやすさ  

・懐中電灯やランタンの場合は、持ち運びやすさは重要です。

例えば、小型で軽量のライトだと持ち運びやすいですし、机などの上に置きやすい形状だったり、引っかけやすいと便利ですよね。

 

 

(4)電池式・充電式  

・火を使うものは火事の元になってしまう恐れがあります。また、ガソリンなどの燃料式ランタンは一酸化炭素中毒になる恐れもあります。

ですので、非常用ランプは電池式(または充電式)にしましょう。

・なお、非常用ライトは、特に電池式がオススメです。

充電式の非常用ライトは、災害に巻き込まれたときに十分に充電されていなければ、当然ですが機能を発揮できません。

そのため、メイン用の非常用ライトには電池式を準備しておいた方が良いと思います。(充電式はサブ用にしましょう)

・また、コンセント差込式の足元灯・常夜灯の場合、コンセントがある場所にしか設置できません。必要な箇所に設置できるという点で、電池式が便利だと思われます。

電池式の足元灯の場合、「電池がなくなったことに気付きにくいのでは?」と心配される人がいるかもしれません。

しかし、足元灯などを設置した廊下・階段を夜間歩く際に、点灯しなければ必ず気付くので問題ありません。

 

 

 

オススメの非常用ライト(照明) 5選

それでは各用途の非常用ライトの中で、オススメのものを5つ紹介していきたいと思います。

 

LEDランタン(GENTOS  SOL-036C)

数あるランタンの中で私が持っていたのは、ジェントス(GENTOS)SOL-036C です。

 

台風21号による停電時にも活躍してくれた便利な非常用ライトです。

 

このモデルの主な特徴な以下のとおりです。

・明るさを調整可能(最大380ルーメン)
・点灯時間は最長で14時間(暖色・弱モードなら150時間)
・単三電池6個で使用可能
・充電池(エネループ®)でも使用可能
・机の上などの平らな場所に置くことができる
・色々な箇所に引っかけることもできる

 

  このモデルを選んだ理由の一つは、単三電池で使用できることです。

単一電池で使用できるランタンも多いのですが、単一電池は用途が少なく、備蓄している家は少ないと思います。

一方、単三電池は用途が多いので、たくさん持っている家は多いと思います。

もし無くなっても、モバイルバッテリーやラジオ、時計、電子辞書などに単三電池が使用されていれば、流用することもできます。

 

 

 また、このモデルは机の上など平らな場所に置くだけでなく、色々な箇所に引っかけることもできます。

上の写真は、ランタン(GENTOS SOL-036C)をドアストッパーに引っかけた写真です。

 

このように本体の2つのフックと、付属品であるハンガーフックとを組み合わせれば、本当に色々な箇所に引っかけることができます。

 

 

 

LEDランタン(パナソニック BF-AL06K-W)

次に紹介したいLEDランタンは、パナソニック(Panasonic)BF-AL06K-W というランタンです。

 

常夜灯(枕元灯)としてだけでなく、懐中電灯・ランタンとしても利用できる小型で軽量のランタンで、いま気になっているライトの一つです。

 

このモデルの主な特徴な以下のとおりです。

・明るさを6段階で調整可能
・3色の調光機能付き(白色-電球色-全灯色)

・点灯時間は最長で2,000時間(明るさ最弱)
・単三電池3個で使用可能
・明るさは最大100ルーメン
・小型(本体部:6cm×6cm×13cm)
・軽量(本体部:155グラム)

 

  このモデルの特徴は、小型で軽量なことです。

大きさが従来の電球と同程度ですので持ちやすいです。また、とても軽いです。

(上述したGENTOS  SOL-036Cが400グラムなのに対して、このモデルは155グラムと半分以下の重さです)

 

 

 また、このモデルは単三電池3個で使用できるうえ、点灯時間が長いのも特徴です。

少ない乾電池で長時間点灯できれば、停電時に「電池がなくなるかも」といった不安を少なくできますよね。

明るさは最大でも100ルーメンと少し暗めですが、足元を照らしたり、周囲を確認するには十分な明るさだと思います。

 

 

  明るさを6段階で調整できるのも大きな特徴です。

様々な用途に合わせて明るさを変えられるので、汎用性が高いモデルです。

もし、6段階も明るさ調整する必要がない、または3色の調光機能は不要という人は、同じパナソニック製BF-AL05K-W というモデルがあるので、そちらをチェックしてみてください。

 

 

 

LEDライト(FOGEEK  F-LED-001)

次に紹介するのは、FOGEEKという会社の F-LED-001 というLEDランプです。

 

ランタン・懐中電灯として使用できるだけでなく、明るいので機械作業用のライトとしても使用できます。電池式ではなく充電式のランプですが、モバイルバッテリーとしても利用できる汎用性の高いランプです。

 

このモデルの主な特徴な以下のとおりです。

・5つの点灯モードを選択可能(OFF-弱-中-強-SOSフラッシュ-赤ライト)
・点灯時間は最長で36時間(弱モード)
・明るさは最大で450ルーメン
・モバイルバッテリーとして使用可能(容量 4,400mA)
・USB充電も可能(電池式ではなく充電式です
・小型(3.2cm×3.2cm×19cm)
・軽量(159グラム)

 

・  上述したように このモデルの特徴は、モバイルバッテリーとして使用できることです。

長時間充電できない状況の中で、非常用ライトとして利用でき、モバイルバッテリーとしても利用できるこのモデルの汎用性は、とても高いです。

 

スマートフォンやタブレット、他のデバイスの充電にも使用できるモバイルバッテリーの需要は高いですよね。特に最近ではスマートフォンが使えなくなると、かなり不便な状況になりますし。

 

 

 このモデルはコンセントでの充電だけでなく、パソコンや車内でも充電が可能です。

 

 

軽くて持ち運びやすい

長さが19cmと少し長めですが、159グラムと軽量なので、持ち運びしやすいのも特徴です。

平らな面に置くこともできますが、裏面にマグネットが設けられており、金属面に固定することもできます。(さらに、専用のストラップを使えば引っかけることもできます)

 

 

 

LED懐中電灯(パナソニック BF-BM10-W)

懐中電灯で、いま一番気になっているのが、パナソニック(Panasonic)電池がどれでもライト(BF-BM10-W) です。

 

名前のとおり、単一電池から単四電池までどの電池でも使用できるという素晴らしい懐中電灯!

自宅に常備している電池の種類が複数ある場合には、この懐中電灯を使用するのも良いかと思われます。

 

このモデルの主な特徴な以下のとおりです。

・どの電池でも使用可能(単一電池から単四電池のいずれか1個)
・点灯時間は単一電池で40時間、単四電池で1時間45分(アルカリ電池使用)
・明るさは14ルーメン
・軽量(231グラム)

 

このモデルの最大の特徴は、単一電池から単四電池までどの電池でも使用可能ということです。

単一電池、単二電池、単三電池、単四電池のいずれか一つで使用できます。そのため、常備している電池がなくなっても、リモコンや時計など色々な製品に使われている電池を懐中電灯に使用できます。

 

 

なお、明るさは 14ルーメンと数値は少し低いですが、懐中電灯の光が前方に集中するため十分明るく感じます。

 

 

 

LED足元灯(USB充電式)

次に紹介したいのは、USB充電式の足元灯です。

 

光センサーと人感センサー(人体赤外線センサー)を備えているため、周囲が暗くて人が通ったときだけ点灯させることができるライトです。

そのため、夜間だけでなく、停電時に屋内を移動する際に足元などを照らすライトとしても利用できます。

 

このモデルの主な特徴な以下のとおりです。

・3つのモード(常時点灯、消灯、AUTO)と2つの明るさ調整(低輝度、高輝度)に調整可能
・点灯後は約20秒で消灯
・検知距離は約3メートル、検知角度は約100°

・USB充電式(電池式ではなく充電式です。2時間の充電で約30日ほど利用可能)
・明るさは 30~50ルーメン
・小型(直径8cm×厚さ2.6cm)
・軽量(54グラム)

 

このモデルの特徴は、光センサーと人感センサーを備えていることです。

これにより、AUTOモードで使用する場合には、周囲が暗くて人が通ったときのみ点灯させることができます。(もちろん、常時点灯や常時消灯に設定することもできます)

 

夜間の階段や廊下を照らす足元灯として利用できるほか、停電時には非常用ライトとしても利用できます(取り外して移動することも可能)

また、クローゼットや押し入れなどの暗所に設置すると、作業しやすくなって良いかもしれませんね。

 

 

USB充電式のため、好きな場所に設置することが可能です。

コンセント差込式のように設置場所がコンセントの位置に限定されることはありません。

任意の場所(壁・天井など)、任意の高さなどに設置できます。

 

なお、同じメーカーに電池式(単四電池を3個使用)のモデルもあるので用途に応じて使用してもよいかもしれませんね。

 

 

 

まとめ

以下に、災害時に備えておきたい非常用ライト(照明)について まとめていきます。

 

(1)非常用ライトは電池式がオススメ  

・メイン用には電池式の非常用ライトを用意しましょう。電池式だと、火事になったり、一酸化炭素中毒になったりする心配がありません。

・また、使用する電池は、汎用性の高い単三電池が良いです。

(2)非常用ライトの明るさは、使用する用途に応じて決める

・非常用ライトの明るさは用途に応じて決めましょう。読書であれば300~500ルーメンあれば良いと思います。

なお、非常用ランプとして周囲を照らすランタンが良いと思います。

(3)点灯時間はできるだけ長い方が良い
(4)懐中電灯やランタンは、持ち運びやすさが重要

小型で軽量のライトだと持ち運びやすいです。そのほかに、机などの上に置きやすい形状だったり、引っかけやすい形状だと便利です

 

 

 

いかがでしたか?

本記事が、少しでも 皆さんのライフスタイルなどに適した非常用ランプを探すための手助けになれば幸いです。

いざ災害になったときに慌てることがないよう、お互いに備えていきましょう!

 

 

 

 

 

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