【アニメレビュー】『電脳コイル』を視聴した感想【道は続いている】

こんにちは、コアテンです!

 

 

今回は、数年前に観てから紹介したいと思っていた『電脳コイル』というアニメを紹介したいと思います!

近未来の都市を中心に、ほのぼのしたタッチで描かれるSF作品です。

 

今回は、この作品の感想や見所について、簡単にですが紹介したいと思います!

 

 

『電脳コイル』のあらすじ

『電脳コイル』とは、
今よりもちょっと未来の架空の都市・大黒市を中心に、電脳メガネを使用した子どもたちが体験する不思議な出来事や事件を描いた作品です。
 
202X年、今よりもちょっと未来。子ども達の間では、ネットに接続され、様々な情報を表示する「電脳メガネ」が流行しており、ほぼ全ての子どもが所持していた。
 
小学6年生の小此木 優子(おこのぎ ゆうこ)は、父の転勤で、最新の電脳インフラを備える有数の地方都市・大黒市に引っ越してきた。
そこで出会ったのは、同じ「ゆうこ」という名を持つ天沢 勇子(あまさわ ゆうこ)
 
名前のとおり全く違うタイプの二人の「ゆうこ」は、個性豊かな子ども達とともに、電脳空間にまつわる不思議な出来事を体験し、事件の真相に明らかにしていく。

 

 

『電脳コイル』の見どころと感想

アニメ「電脳コイル」の見どころは、「ほのぼのとSFの融合」だと思います!

 

 

まず、となりのトトロのようなほのぼのとしたタッチなのに、実はガッツリとSF要素満載なアニメです。

電脳メガネは、ポケモンGOなどに代表されるようなAR(拡張現実)技術を中心に、VR(仮想現実)技術やMR(複合現実)まで体験できるというスゴイウェアラブル端末です。電脳メガネを使っている子ども達は、電脳メガネを使っていない大人には見ることはできない別の世界を生き、冒険しています。

 

この作品が発表された当時はスマートフォンが普及する前だったですが、電脳メガネが現在のスマホと同じようなものと考えるとシックリきます。

作品が発表されてから10数年経ってようやく私達の現実世界がこの作品に追いつきかけていると感じます(^-^)

ネタバレになるので詳しくは書けませんが、電脳メガネの元になった技術の副産物として生まれた現象が解明されないまま葬られ、世界中に普及してしまっているのは現実でも起こり得そうで怖いと思います。

 

また、電脳メガネを使ってAR(拡張現実)を実現しているので、登場人物の何人かは電脳ペット(現実には存在しないデータ上のペット)を飼っています。

データ上の生き物なので忘れられる可能性もありますが、このアニメを観て電脳ペットや電脳生物とのふれあいや別れ等についても考えさせられました。

 

最初は、ほのぼのとした子ども達の世界を描いた緩い感じの物語だと感じましたが、話数を重ねるごとにシリアスさが増していき、最終話では少し涙が出ました。

 

 

総評(レビュー)

架空の近未来を描いたアニメですが、子どもは大人とは違う世界で生きているということを改めて再認識した作品です。

 

なお、おそらくこの作品が発表された十数年前は、スマホすら普及しておらず、理解されなかったアニメの描写も多かったのではないかと思われます。時代が追い付いてきたと感じます。

 

全26話あり、もう少し短くできるかなとも感じましたが、キレイにまとめられた良作でした。もし観たことがない人がいたら、一度観てみてください♬

 

 

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬

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