【書籍レビュー】『チーズはどこへ消えた?』を読んだ感想【変わろう】

こんにちは!コアテンです。

 

今回、私が紹介したいのは『チーズはどこへ消えた?』という本です。

20年程前に有名になった名著の一つで少し古いベストセラー本ですね。

 

最近になって初めて読みましたが、短い寓話の中に人生におけるいくつもの教訓が含まれた一冊だと感じました。

以下、書籍『チーズはどこへ消えた?』読んだ感想 総評 どについて紹介したいと思います。

 

 

『チーズはどこへ消えた?』の内容・感想について

書籍『チーズはどこへ消えた?』とは、
遠い国に住む2人の小人と2匹のネズミが特別なチーズを見つけようと迷宮を探し求める物語であり、変化に直面すること・自ら変化することに焦点をあてた寓話です。

著者の「スペーサー・ジョンソン」氏は、心臓ペースメーカーの開発に携わったこともある、アメリカの医学博士・心理学者・コンサルタントです。

 
(1) ページ数が少ないので読みやすく一気に読めます。でも内容は濃く、「変化」に対する教訓を示した物語となっています。
 
「チーズ」は私達が人生で求めるもの(仕事や財産、家族との関係、健康、自由など)を象徴したもので、物語に登場する4つ(2人の小人と2匹のネズミ)のキャラクターは私達が持っている様々な面を象徴しています。
 
物語のストーリーを簡単に説明すると、「ある日、2人の小人と2匹のネズミは迷路で大量のチーズを見つけ出したが、幸福な日々は長く続かず、少し経つとチーズはどこかへ消えてしまう」というもの。単純なネズミ達はその場をすぐ後にして別のチーズを探しにいきますが、賢いはずの小人達は呆然と立ち尽くし、その場を離れることができません。
 
一度見つけたチーズ(上手くいったこと等)に固執し続けてしまう心理や、変化してしまった状況を前にして動くことができない心理、自分を変えたくない心理などは、私も良く分かりますし、多くの人々が陥る人間の本質が描いたものだと感じました。
 
(2) そして、この本は物語を通じて「(今の状況が永遠に続くものではなく)変化は必ず起きること」「変化に適応することを楽しむこと」の重要さを教えてくれます。
 
そのうえ、自ら変化することに対する恐怖を感じたときにどうすればよいかのヒントも得られる一冊です。
 
チーズを求める方法を、実際にいま現在の自分の状況に照らして考えると、良く理解できるのと思います。

「チーズ」は仕事だけでなく、家族や恋人との関係、財産などに色々なものに置き替えて考えられるのも、この本の良い所です。

 
 

総評・おわりに

非常に読みやすいのに大きな教訓が得られる名著でした。

特に、私は「もし恐怖がなかったら何をするだろう?」という問いや、「変化を楽しもう!」という言葉が心に残りました。

 

本書にも書かれているように、様々なものを象徴した「チーズ」には賞味期限があって、いつか消えてしまうこともあります。そして、一度得た「チーズ」を失ったときにこそ、この本の登場人物(ホー)が物語の中で得た教訓の数々を実践してみたいですね。

 

数時間で読める分量でかなり読みやすい一冊なので、ぜひ一度読んでみて読んでみてください。きっと何か心に残るかと思います。

 

 
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬

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