こんにちは、コアテンです!
今回 私が紹介したいのは『DRAGON QUEST(ドラゴンクエスト) ーダイの大冒険ー』という漫画です!
私が子どもの頃、週刊少年ジャンプ全盛時代に連載していた漫画で、2020年秋に再アニメ化されるというので懐かしくなって読み返しました!
今回は、この作品の感想・総評を簡単にですが紹介していきたいと思います!
1992年にアニメ放映が終了した「ドラゴンクエスト -ダイの大冒険-」の再アニメ化が決定し、2020年10月からテレビ東京系列にて放送開始します。
参考:「 ドラゴンクエスト ダイの大冒険-東映アニメーション! 」
目次
あらすじ
怪物の島デルムリン島に住む少年・ダイを主人公とする、人気RPGドランゴンクエストシリーズの世界観・設定を元にしたオリジナルストーリーの漫画作品です。
なお、本作品は、1991年から1992年にかけて一度アニメ化(未完)されています。
その昔、魔王ハドラーは勇者パーティによって倒され、魔王の配下にあったモンスターも魔王の支配から解き放たれ、世界に平和が訪れた。
その十数年後、モンスター達の島・デルムリン島で唯一の人間である少年・ダイは、鬼面道士で父親代わりのブラスに育てられながら、モンスター達と共に平和に暮らしながらも勇者になることを夢見ていた。
ある日、突然デルムリン島中のモンスター達が狂暴化し、消えゆく理性の中でブラスは魔王ハドラーが復活したことを感じ取る。
そんな中、「勇者育成の家庭教師」を名乗る謎の男・アバンとその弟子で魔法使いのポップが現れ、島全体を破邪の魔法で覆い、魔王の支配からモンスターを救ったのだった。
その様子を見ていたダイは、魔王を倒すべくアバンに弟子入りして修行を開始した。
しかし、修行の途中に魔王ハドラーが現れ、アバンがかつての勇者であること、ハドラーが大魔王バーンの力で蘇ったこと、再び世界を支配するために新たな魔王軍が編成されたことを語った後、アバン達に襲い掛かってきたのだった。
善戦むなしくハドラーとの闘いに破れ命を落としてしまうアバン・・・。
ハドラーの攻撃がダイ達に向けられようとした その絶対絶命のピンチに、ダイは謎の紋章の力に覚醒し、辛うじてハドラーを退けることに成功する。
そして、アバン亡き後その遺志を継いで魔王軍を倒す決意をしたダイは、ポップと共にデルムリン島を旅立った!
『ドラゴンクエスト -ダイの大冒険-』の見どころ・内容
私が考える「ドラゴンクエスト -ダイの大冒険-」の見どころは、ずばり「ストーリー展開と、魅力的なキャラ」と「名脇役ポップの成長」です!
ストーリー展開の良さと、敵キャラに至るまで魅力的なこと
・当時のゲーム版・ドラゴンクエストは、「理由は知らないけど悪い魔王がモンスターを使って人間を虐げるため、勇者がそれを討つ」という完全懲悪のストーリーの印象でした。
しかし、この「ドラゴンクエスト -ダイの大冒険-」では、人間と敵対する魔物や魔族たち側も確固たる目的・大義を持って動いていたことが描かれていて当時衝撃を受けました。
一方、人間達は、こともあろうに魔物との戦争中にも関わらず勢力争いをしていたりもします。このように、「ダイの大冒険」の世界にいる人達に人間臭さを感じる点が、物語に引き込まれていく理由の一つだと思われます。
また、「ダイの大冒険」では、人間と魔族の混血児なども多数登場しており、単純な人間 vs 魔物・モンスターの構図になっていません。
しかし、ダイ達のパーティも最終的には多様な種族で構成され、種族を越えて仲間になれることが描かれています。
・「これらの要素が重なりが複雑で勢いのあるストーリーを生み出し、その中を必死に生きる登場人物たちの魅力を最大限に引き出している」と私は考えます。
タイトルに付けた「閃光のように!」もですが、「今のはメラゾーマではない。メラだ。」など、シーンも含めて今でも思い出せる名言多すぎです。
まさか、あのハドラーすらも私は最後に好きになっていました(笑)
「ダイの大冒険」=「ポップの成長物語」でもある点
連載当初は小者だと思っていた脇役のポップが、まさか最高の脇役(もう一人の主人公)と言っても過言ではないほどに作中において成長してくれました。
まさか、これほどのキャラになるとは想像できませんでした。それくらいに、人間らしくも勇敢で魅力的なキャラです。
その話を聞いて「今、ポップをディスった? マジで一度全部読んでから言ってみろよ!(# ゚Д゚)」と軽く口論になったのは言うまでもありません(笑)
感想・総評(レビュー)
思い出補正だと言われても、断固推したい漫画の一つです。
絵柄は私は問題ないのですが、人によっては癖があって気になる人もいるようです。
昔のジャンプ特有の「死んだと思ったキャラが復活する展開」も何回かありますが、
ストーリー・キャラともにとても魅力的な物語なので、アニメ化に合わせて多くの人にぜひ一度読んでもらいたい作品です!
それでは!
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