【漫画レビュー】『漫画 君たちはどう生きるか』を読んだ感想【人間であるからには】

こんにちは!

 

 

今回、私が紹介したいのは『漫画 君たちはどう生きるか』です!

二~三年前には本屋さんにたくさん平積みされていた大ヒット書籍なので、今さら感がありますが、私も二年前に読んでからいつか紹介したいと思って温めていた本です。

 

今回は、この本を読んだ感想を簡単にですが書いてみたいと思います!

 

 

 

『漫画 君たちはどう生きるか』とは

『漫画 君たちはどう生きるか』とは、
本書は、1937年に出版された吉野源三郎(よしのげんざぶろう)氏の小説「君たちはどう生きるか」を、羽賀翔一(はがしょういち)氏の作画で漫画化されたものです。

 

叔父さんから「コペル君」と呼ばれる15歳の少年・本田潤一は、友人たちと学校生活を送る中で様々な経験を積んでいく。

各章では最後には、彼が経験した内容を聞いた叔父さんが、コペル君に宛てて書いたノートが掲載されたという構成になっている。

 

 

 

『漫画 君たちはどう生きるか』の感想

80年以上経った小説を現代に漫画化した内容で、

「ものの見方について」
「人間の結びつきについて」
「偉大な人間とはどんな人か」
「宇宙が地球を中心に回っていないように、世の中が自分を中心に回っているわけではないこと」

など、普遍的なモノの考え方を教えてくれる一冊です。

 

 

なお、これを書く前にレビューを見てしまったのですが、「至極当たり前のことが書いてある」という意見が散見されました。

このことは私も感じましたが、この本に書いてある内容が現代人にとって当たり前の考え方になっていると考えると感慨深いものがあります。

 

いつの時代も大人と言うのはお節介な生き物で、「若い人や自分の子どもに読ませたい本」をリスト化したという話は東西南北どこでも聞く話ですよね。この本はどちらかと言うとその類の本だと思われます。

 

過去を振り返えると私自身、15歳の頃はこの本に書かれた視点(内容)で物事を考えることはできていませんでしたし、早いうちからこの視点を持って生きていれば…と思わせられます。

そういう意味で、大人よりも小中学生に読んでもらいたい一冊だと思います。

 

 

 

総評(レビュー)

決して新しい考え方とは言えませんが、

「モノの見方」「人との結びつき」「人間の悩みと、過ちと、偉大さ」など、言葉で説明しにくい考え方の指針について書かれた良書でした。

電子書籍ではなく紙の本で家に置いておいて、子どもに読んでもらいたい本だと思います。

 

漫画なので、文字だけの本よりは読みやすいのも良い点ですし、まだ読まれていない人はぜひ一度読んでみてください。

それでは!

 

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