こんにちは、コアテンです。
5月にもらってきた「つるむらさき」ですが、最近まで順調に育っていました。
しかし、つい先日、水やりの時に観察しているとハダニが付いているのを確認し、それから数日後に赤い斑点のようなものがあるのを発見しました。
以前、レウィシアという植物が褐斑病になったので、斑点には敏感になっていて直ぐ気付きました。
「つるむらさきは病害虫に強いと聞いていたけど、病気なっちゃったか…」とボヤキながら調べてみると、どうやら紫斑病(しはんびょう)のようでした。
そこで今回は、つるむらさきの紫斑病 と その対処方法などについて簡単にご紹介したいと思います。
目次
紫斑病(しはんびょう)とは?
紫斑病(しはんびょう)とは、主に大豆や枝豆に発生する病気で、葉っぱや実に紫褐色の斑点を生じる病気です。また、紫褐色の斑点が大きくなると、中心が白色となる。
つるむらさきの紫斑病の原因は糸状菌で、斑点上に形成された胞子が雨風にのって飛散、他の株に伝染していきます。
紫斑病に罹患すると、葉っぱに斑点ができて収穫量が減る。また、成長が遅くなり、これによって収穫量がさらに減る。
発生時期は4月~12月と非常に長く、特に降雨が多い時期に発生しやすいとされています。
「つるむらさき」にできた紫斑病の様子
下の写真が、我が家で発生した紫斑病の様子です。
中心が白くなった紫褐色の斑点ができていました。なお、葉っぱをめくると、裏側に紫褐色の小さな斑点(中心は白くなっていない)がいくつかありました。
褐斑病と似ていますね。
紫斑病の予防方法
紫斑病を予防するには、密集させないようにして風通しを良くするのが一番です。剪定や葉っぱを摘み取って葉っぱを少なくするのも有効なようです。
また、雨で濡れないようにするのも良いとのこと。
我が家は完全に密集させて置いていたので、風通しは良くなかったようです。
紫斑病の対処方法
発病した葉っぱを摘み取る
つるむらさきの紫斑病の対処方法は、まず発病した葉っぱを摘み取ることから始めます。
葉っぱにできた病斑から胞子を飛散させるので、まずは病斑を取り除くのが最優先になります。
なお、摘み取った葉っぱ(残渣)は伝染源となってしまうため、その場に残さず、袋に詰めて廃棄しましょう。
農薬を散布する
つるむらさきの紫斑病には「ベンレート」という農薬が有効なようです。
とりあえず、発病した葉っぱを摘み取り、それでも出てくるようならベントレーとを使うのが良いと判断しました。
どの農薬も使用のコツは、発病初期に使うことですね。
おわりに
家庭菜園をしていると、どうしても病害虫の被害は避けられません。
病気の植物を口に入れたくないし、徹底的に対策を講じておきたいですよね。無農薬にこだわるのも良いですが、最終手段は農薬かな…かと考える今日この頃です。
雨続きになると、糸状菌(カビ)による被害が毎年のようにでてくるので、地味に嫌な季節だなと感じています(;^ω^)
これを乗り越えて夏にたくさん収穫したいものです。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
皆さんの明日が ワクワクに満ちた良い日となりますように。 Thank you all ♬
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