バジルを間引かずに苗を分ける方法について【所要時間や注意点】

こんにちは!コアテンです。

 

今年の5月初旬、ミニトマトのコンパニオンプランツとして「バジルの苗」を購入してきました!

 

バジルの苗って大体1つのポットに4~10本くらい束になって生えていることが多いのですが、複数の苗の根っこが複雑に絡まり合っており、分けるのは結構難しいです。

そのため、通常はこれらの苗を植え替えた後、成長の良い一本だけを残し、残りは間引くことになります。

 

 

でも、せっかく何本も生えているバジルの苗の中から一本だけを選んで、残りを間引くのは凄く悲しいですよね。バジルの苗を複数に分けて、全ての苗を植え替えることができれば凄く良いと思いませんか?

 

今回は、複雑に絡み合った「バジルの複数の苗(根)を分ける方法」「注意点」などを紹介したいと思います。

 

 

前回:「 コンパニオンプランツ・バジルを育て始めました!

次回:「 秋咲きコスモスの種を植えました!

バジルの植え替えについて

2020年5月初旬、スィートバジルの苗を購入してきました。1つのポットに6本の苗(芽)が生えていました。

 

 

バジルの苗をポットから取り出します。下の写真のように、6本の苗の根がガッチリと絡まり合って、ポット全体にビッシリと回り込んでいました。

根をあまり傷付けないように取り出すことで、その後の成長が早まります。

 

・植え替え自体は大して時間はかかりません(5分~15分)。

・しかし、苗を分ける場合は1~2時間かかります。暗くなって手元が見えなくなると作業に支障が出るので、日が落ちる前に作業が完了できるようにしましょう。

 

 

 

通常の植え替え方法(後で間引く場合)

土に穴を掘って、ポットから取り出した苗をそのまま植えるだけなので、非常に簡単です。

その後、成長が良い1本だけを残して、それ以外を間引くだけです♬

 

私の場合、上の写真のようにバジルの苗をプランターに植え替えた後で、
「あとで間引く必要があること」「複数の苗を分割できること」を知って慌てて掘り返しました(汗)

 

 

 

バジルの苗をほぐして分けた方法

下の写真は、慌ててプランターから掘り起こしたバジルの苗です(汗)

「ずいぶんと小さくなって…(ノД`)・゜・。」

最初、絡まった根っこを強引に揉みほぐして分けようとしたので、かなり根っこが切れて 小さくなってしまいました。

ちなみに、この状態からでも分けたバジルの苗は全て問題なく育ちました。

ですので、根が切れるのを心配し過ぎる必要はありません。しかし、できるだけ根は切らないようにした方がその後の成長が早くなります。

 

 

(1) 水の中で根っこに付いた土を落とす

洗面器などの中に水を入れて、その中でやさしく揉んだり、揺すったりして バジルの苗の根っこに付いた土を落としていきました。

 

 

最初の方は水が濁って見にくかったですが、何度か水を入れ替えて土を落としていくと、次第に根っこが見やすくなっていきました。

 

 

(2) 外れやすい苗から1本ずつ外していく

複数のバジルの苗の中で、外れやすそうな一本(通常は外側)を掴んで、軽く引っ張りながら揺すって外していきます。

揺すっただけでは外れそうにない場合、指を使って(上下左右などに動かして)解していきます。

それでも外れにくい場合は、多少強引に外しても大丈夫です(根が多少切れても問題ありません)。

 

 

初めてで大変でしたが、外すことができました(結構根は切ってしまいました)。

土への植え付けはできるだけ早めが良いですが、それまでは根っこを水に付けておきます。

 

 

(3) 1本ずつ土に植え付けていきます。

1本になった苗は倒れやすいので、割りばし等を使った支柱を立てても良いと思います。植えた後は水をたっぷりあげてください。

 

 

 

植え付けるときの注意点

以下、植え付けるときの注意点を紹介していきます。

 

それぞれの苗は離して植える

下の写真は、植え付けてから3ヵ月後のバジルの様子です。

バジルの苗は、成長するとかなり大きくなります。

摘心などで成長をある程度コントロールはできますが、分けたバジルの苗は、10cm以上(できれば20cm以上)間隔を空けて植えましょう。

 

 

 

しばらく直射日光には当てない

バジルは熱帯地方原産のハーブで、日光には比較的強い植物ですが、植え替えた後(特に根をわけた後)はとても弱っています。

定植して苗が元気になるまでの間(少なくとも数日)は直射日光に当てないようにしましょう。

目に見えて成長(葉っぱが増えた、または茎が伸びた等)し始めたら、定植したと考えて良いと思われます。

 

下の写真は、植え付けた翌日に直射日光に約30分ほど放置したバジルの苗の様子です。

植え替え直後に、直射日光に当てすぎると枯れる恐れがあります。また、苗が萎れて地面に接触すると病気になる恐れもあります。

 

・プランターやポットに植え付けた場合は、少なくとも数日は日陰で育てましょう。

・地植えする場合は、ポットに植えて日陰に置いて、数日後に植え付けると良いと思います。

 

 

 

分ける作業にかかった時間(所要時間)

あくまでも参考ですが、それぞれの作業にかかった時間は次のとおりです。

❶ 複数のバジルの苗を植え付ける:5分~15分

❷ バジルの苗をほぐして分ける:約1時間

❸ バジルの苗を1本ずつ植え付ける:10~20分

 

 

 

おわりに

いかかでしたか?

 

今回は、「バジルの苗を分けた方法」「その注意点」「苗を分ける際にかかった時間(所要時間)」などについて紹介しました。

 

ちなみに、植え付けた3ヵ月後の現在、分けた苗はいずれもスクスクと育ってくれていて、毎日一食はバジルを食べています。

バジルの成長がかなり早くて消費量が追い付いていないので、現在バジルが使える料理を研究中…。最近では野菜炒めにも、バジルの葉っぱを入れて食べてます(笑)

 

料理に使える植物を育てるのって良いですね!皆さんもぜひ育ててみてください。

それでは!

 

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